【FGO】ダ・ヴィンチ工房「マナプリズムを交換」に期間限定でベリル・ガットが描かれた概念礼装「狼のはなし」が追加!
ダ・ヴィンチ工房に新たな限定概念礼装「狼のはなし」が追加
2021年3月1日(水) 18:00より、期間限定でダ・ヴィンチ工房の「マナプリズムを交換」に概念礼装「狼のはなし」が追加されました。
狼のはなし
ATK 500(最大:2000) HP 0
サポートで得られるフレンドポイントが+5される(重複可能)&ドロップで得られるQPの量を0.5%増やす&クエストクリア時に得られる絆を0.5%増やす
◆最大解放時効果◆
サポートで得られるフレンドポイントが+25される(重複可能)&ドロップで得られるQPの量を2.5%増やす&クエストクリア時に得られる絆を2.5%増やす
「狼のはなし」の解説
ふらりと立ち寄ったバーで、
不思議な雰囲気の男と出会った。
軽やかに、嘲笑するように、
一仕事終えた後だと男は言った。
「アンタ、美術商だろ? 視線で分かるさ。
習慣的に、この店で一番美しいものを探してる」
男は絵画に詳しかった。
奇縁、と言っていいだろう。
この街の美術館にある、一枚の絵について語り合った。
ティツィアーノ。天上の愛と地上の愛。
「実のところ、オレは芸術オンチでね。
美しいものが分からない。
偉大なもの。整ったもの。尊いもの。
よく出来ている事は分かるが、それだけだ。
世間様の言う"愛"ってヤツを感じない」
美とは人に愛を与え、また、与えられるものを言う。
その歓びを、充足を、男は持ち得なかったらしい。
「美は過去形であるべきだ。
無くした時。損なった時に、それが自分にとって
かげがえのないものだったと気づく。
称賛じゃなく哀悼だよ。もう戻らないからこそ、
何より美しいものになる」
賛同は示せなかった。
なぜなら、それは───
「ああ。その通りだ兄弟。
愛を感じるために傷をつけた瞬間、
オレが愛したカタチは失われる。
まったく無意味だ。救いも報いもない。
なら、はじめから愛さなきゃいいって話さ」
笑い話のように言って、男は席を立った。
───遠くで、死を連想させるような、救急車の音がしていた。
ベリルの描き下ろし概念礼装が登場です
解説はベリルってこういう人間だよという小話。
美術商の人の安否が気になる