『Fate/Grand Order』プレイ感想その315 全然ぐだぐだじゃなかった明治維新。織田信長の戦いと沖田総司の戦いがそれぞれ見届けられて最後まで余すことなく面白かった
信勝との戦いの決着。
どこかで敵わないと知りつつも挑んでた信勝。さらに姉の手にかかるなら本望とまで。
どちらに転んでも彼的には良かったということになるが姉上の手で生かされた。
あれだけの狂気を見せてなお最後は締まらない信勝くんがやはりノッブの弟でござる。
トラウマに付け込まれ魔神柱に取り込まれていた茶々の問題も解決。
ノッブに滅茶苦茶サルが評価されている。
相反する二つの要素併せ持ってるけど秀吉像として納得できるのがすごい。
ここまで持ち上げているのを本人が聞いたら喜ぶであろう。
茶々も日輪のような男のことを思い出すことができた。
戦国の覇王の身内への甘さとそれを上回る実力の勝利であった。
その魔神柱の行動原理は死にたくないというごくありふれたものだった。
個性を得て発生したのが野望でも願いでもない生物の基本原理。
生きる。そのための盟友を求めて今回の特異点が出来上がったのだ。
それは藁にも縋る思いだったのだろうがこうしてカルデアに見つけられてその命運も尽きたのである。
生きることは叶わなかったけど解答を得ることができたアンドラス。
今までは個性もなく死とは無縁だったが故に得られなかった答え。
それがわかった時にはアンドラスは己の運命と死を受け入れていた。
「死にたくない」が否定していた人類と、主人公と同じというのが泣けるし皮肉な話である。
魔神柱の脅威も消えてその手助けをしていた信勝も退場。
最後の台詞でまたも姉上の心に爪痕を残していくのであった。
これにて一件落着大団円…とはならない。最後の問題が残っていた。
カルデアがやって来る前からこの特異点に存在していた最後のサーヴァント。
特異点の要石となっている土方歳三である。
この特異点のために召喚されたが実は敵だったとかそんなわけでもなく
魔神柱に取り込まれることなく今まで新選組として活動していたのだ!
むしろ自分が死んで英霊になったことすら気が付いてない様子。それはどんだけでござるか。
冗談を言う余裕すら…いやこの人もとからこうなんだろう
新選組 vs 新選組
沖田さんは最初はその事実に迷いを見せたが今の自分がどこに旗を立てているか思い出す。
「誠」の誓いは新選組として戦い抜いたものなら誰もが持つものだ。
まさか最後の戦いが己の立てた「旗」のぶつかり合いとは熱い。
ノッブが信長しているところを見れて次は沖田さんの覚悟完了が見れて素晴らしい。
ちなみにバトルはしっかり沖田さんで決着つけさせていただきました。
かくして本当にすべての問題が解決。
茶々は明治維新では主人公かと思ってたらそんなことは無かったけど見所はあって面白かった。
沖田さん驚いてる件はつまり生前と狂戦士の土方さんには差異がないということか。
何処までいっても変わらないというのが土方さんらしいという話。
その土方さんの生き方は魔神柱にも理解し尊重されていた。
新宿でも思いましたけど魔神柱が英霊のことを盟友として選んでいるのが面白い。
そこから生まれた魔神柱と英霊の繋がりっていいよね。
っていうかこれ今更ながらこのイベントって亜種特異点ではないですかね。
エピックオブレムナントの断章が四つではなく五つだったのでは?というレベルですよ。
気を付けよう。これから期間限定イベントで番外亜種特異点が生まれる可能性を。
呼んでるので来てください
最後にこれだけは言わないと。
>前にも増してぐだぐだだったね
どこがでござるか?
まあ最後はぐだぐだでしたけどそこもよかったので是非もないネ。
ぐだぐだ明治維新…シナリオが熱くて面白いイベントでした。
信勝きゅんはいつカルデアにきてくれますか?