『Fate/Zero』第30話感想 英雄王の笑いっぷりがすごい
征服王と英雄王とで盛り上がっていた狂宴もセイバーの胸の内を聞いてしらける王様たち。
聖杯問答のセイバーはいつ見てもむう・・・となる管理人である。
ここから騎士王と征服王の問答にて王道をぶつけ合うのですがその前に英雄王の大爆笑入ります。
空気読めない我様さすがです。
しかし笑いすぎというか顔がすごい
>ふいに、弾けるほどの哄笑が轟いた。
>淫らに、限りなく下品に、ありとあらゆる礼節と尊厳を足蹴にするかのような何の遠慮もない笑い。
>それは黄金に輝くアーチャーの歪み開いた口腔から迸っていた。
と、原作小説ではこうなっているので忠実に再現できていると言えるでしょうw
原作再現という意味ではドラマCDもよく出来ていましたね。
笑いに息切れしながらも途切れ途切れに言葉を漏らす熱演は必聴ですよ。
それにしてもアニメが控えめに見えるほどの大爆笑である。
もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げる英雄王の横に居るライダーさんは憂いの面持ち。
英雄王と違って征服王はちゃんと問答で戦ってくれます。
怒声を放ちセイバーさんの王道を真っ向から否定。
ガウェインさんが居たらきっとその身を三度ほど焼き尽くそうとするでしょう。
セイバーさんにも動揺はしても王としてよどみなく言葉を紡いでほしかったというのが管理人の理想。
百の貌のハサンさんの説明もありました。
ハサンの凄さはアニメではイマイチ伝わりにくかったので残念でしたね。
しかしザイードさんが思わぬ人気というかネタキャラになったのは驚いた。
本当にアニメ化効果は何が起こるかわかりませんね。
大戦略のTシャツ着てるくせにすごい威圧感である
固有結界の展開までの流れはその威圧感も倍増。
これは間違いなく暴君
イスカンダルに関しては作者さんがこの凄みを出そうと頑張っているのが感じられますね。
今回の話は原作では動きが少なくセリフが多めなんですがそれを感じさせないほど面白かったです。
次回はおそらくアサシン最後の活躍、原作再現ならアッサリしたものになるでしょうね。でも期待。
>それにしてもアニメが控えめに見えるほどの大爆笑である。
実際あれはかなり控えめでしたよ。 失笑止まりで爆笑じゃありませんでしたし。
きっとアニメスタッフは英雄王の顔とイメージを崩したくなかったんでしょうね。 腹を抱えて笑い転げる英雄王というのは、確かにアニメだとギャグに見えてしまうかもしれない光景ですしね。
>セイバーさんにも動揺はしても王としてよどみなく言葉を紡いでほしかったというのが管理人の理想
セイバーは自分の国や家臣の絆が崩壊するのを目の当たりにしてますからね。
英雄王や征服王は最終的に国を滅ぼしたり、裂いてしまったとはいえ、それは死後の事で生きてる間は国が崩壊することはなかったわけですし。
この差は大きいと思います。 セイバー自分の王道に対する自信が揺らぐだけの光景を見てしまってるんですね。
生前(厳密には今も死んでいませんが)に問答したなら、セイバーも、多少は動揺しながらも、堂々と反論したと思います。