【FGO】古代には占いが戦争の決断や計画を左右する例がいくつもあり重要な要素だったこともある

Fate世界だと神秘があるから本当に重要だったんだろうな

占星術というか天文学が無いとそもそも農業が困難=文明が発展しないからね。そりゃあ魔術の社会的ウェイトも上がるってもんよ。

何ならクジ引きで将軍を決めた事もありますし(クジの結果は神より授けられた尊い物と言う考え方)。

尚、決められた将軍が後に付けられた異名

占いはそれこそいろんな形で昔からあるからな…

レオニダス「私が死ぬか国が滅びると神託を受けたので親衛隊300人率いて防衛戦やりました」
パウサニアス「なんか奴隷達が反乱しそうだったけど叔父貴の敵を取れって神託を受けたのでペルシャの連中ブチのめしに行きました」

実際今でも毎朝星座占いを見てる人とか普通にいるよね

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なお、ノッブよりも先に比叡山ファイヤーした将軍でもある。
死因もノッブみたいに家臣の裏切りなのも同じ…

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楽市楽座もやってたかな。

決して無能ではなかったと思うし、舐められまくってた将軍家の権威回復を狙っていたんだろうとは思うけど……やっぱりやり過ぎた感はあるなぁ

宮中の恋占いも実際は相手に暗示をかけるとか怪しい香を焚くとかの実用性あるものだったんだろうな…

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神秘関係なく重要というか、神秘を絡めることが
現実問題に対して有益だったから、史実でも頻出する話なんよ

日本で言うと、ほんの400年前の戦国時代まで
戦の前の縁起担ぎや占いは必ず行われていたのよ
有名な所で、ノッブが桶狭間直前に熱田神宮にお詣りしたりとか
縁起物を食べる、景気付けの儀式を行う等々、みんなやってたこと

戦争が頻繁に起きていた時代だろうが、誰だって戦争は怖いからこそ
何でもいいから少しでも安心できる材料を欲しがったのよ
神様が見て下さってるとか、我々が勝つ占い結果が出たとかね

戦国ヤンキー川中島
やべえイヌだイヌがきたうおー
って学校あるあるネタやってたな

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光秀も本能寺に凸る前に何度も戦勝祈願したらしいしね。明らかに有利な状況ではあったけど、それだけ勝ちたかったのだと分かる

状況の把握・命令の発信・現場の受領にタイムラグがある限り、どうやったって運任せの要素が加わる。秒単位で状況が変わる戦闘は特にその傾向が強い。
そんな中で部下に納得して働いて（新で）もらうためには、理屈じゃない権威付けがどうしても重要になってくる。
占いの代わりに宗教になったりイデオロギーになったり、ぶっちゃけ現代でもあまり変わってない。

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将軍家の権威回復を狙って恐怖政治やったら失敗して、今度こそ権威が消失したでござる…って、残当な結果に

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あんまりにもあんまり過ぎて……ね。天皇の生母まで罰したりとか滅茶苦茶過ぎた

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冒険でもそういった話があったね。ギャンブルとは儀式でありその結果は神の託宣(オーディールコール)であると。

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人間にはどうにもならん部分だからね

逆に占い=胡散臭いのイメージが付き出したのはいつ頃なんかな？
時代の流れともに信じられなくなっていった結果か、それとも何か大きなきっかけがあるのか、それとも両方か……？

卑弥呼や壱与はそれやってたら魏から日本のトップ扱いされてたみたいだしね

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それこそ近代化の影響がデカいんじゃない？　良く分からない現象を神や悪魔の仕業としていたのが『〇〇はこれこれこう言う原理』と説明出来る様になれば、必然そう言うものへの畏敬の念は薄れて扱いも軽くなる

占いで重要事を決めるって不合理な用でいて6対4ぐらいのどちらとも言えないような選択肢に対しては検証コストと時間を踏み倒して動けるって言う考え方を何かで見たな

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当時の情報交換手段って手紙とか木簡とかになるからなあ。理屈で説明しようにも細かいニュアンスとか絶対抜け落ちるし、それなら最初から「占いで決まったからやれ！」でゴリ押しした方が上手くいく可能性高いわな

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そもそも戦場で命令を出せばそれを適確に理解して働く兵なんて軍の歴史からすれば例外的存在に属する
いざというときに農民を急ごしらえするのが普通で、常備兵を雇用した信長が珍しい扱いされるような状態
指揮官は下手すれば言葉さえ通じない兵を運用させられることだってある

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ぶっちゃけ、どっちが正しいか迷うってことはどっちにも一理あるからで
結果的にどっちを選んだら上手くいくかなんて事前には分からんし
どっち選ぼうとみんなが協力してくれなきゃ上手く行かない

なら、理屈並べて喧嘩するより、〇〇様がこうおっしゃった！
じゃあそれに従おう（それで上手く行かないならそういう試練だったんだ）
ってことにした方が、時間もかからないし責任論にもなりにくい
本気で信じているかじゃなくて「そうした方が都合が良い」という知恵ね

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そういう『畏れ』を現代人のようななんとなくや気分じゃなくてはっきりと持っていたのっていつくらいまでかねぇ
ウチの昭和中期生まれの親なんかは『井戸には龍神が住まうから埋める時はお祭り（埋井祭）して竹筒（空気穴）さしておかないといけない』とか良く言ってたけど
大木を切る時も同じく

占いも割と科学的な要素を含んだりするからね
陰陽道とかも、日当たりや地形に水脈と、星のめぐり＝季節の巡りかから見ているものもあるし

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日本の場合、間違いなく某宗教団体だろうな
まぁその前から明治維新の神仏分離とかあるだろうけど

占いや予言はろくなもんがないよ
とくに予言はCLAMP作品ではろくなもんじゃなかったよ

古代人をあまり舐めてはいけない
彼らは彼らなりに理論体系を確立してそれなりに数学的に処理した上で結果占いだとかとしてまとまっただけの統計学だったりするのだ
モノによってはサンプルこそ少ないものの何百年分ものデータを積み上げて周期性を確認しながら修正を繰り返して作り上げてたりする
今は当時と環境も生き方もまるで違うから当たりにくいだけで上手く機能してた時期は的中率相当高かったのでは無いかと

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日本人は普段こそ宗教カラーは極薄だけど、まだ身体には染み付いているのかなと思う。

井戸もそうだけど例えば故人をバカにする様な言動は基本的にその人間の品性が疑われるし、結婚式でも形式とは言え神に誓う形で真剣さを示す。

信仰と言う程ではないけど基本的な道徳になってる

古代インドの羅睺と計都のような観測から推定されて生まれた仮想天体とか、占星術って古代から発達してたというか
自然科学的アプローチが確立される以前の世界で「真理」だと考えられてた範囲なんだろうなあ
そもそも天体（太陽、月）が神様として一般的だったんだし当然か

ゲットバッカーズというマンガで占いは未来を知ることの出来る唯一の手段だったという説明で腑に落ちた
占いの体系化って経験の蓄積だし現代で情報や技術を蓄積してスパコン作るのと構造的には変わらんよな

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　細工された、インチキ云々は、この時の将軍家の子弟は等しく後ろ盾が不足している状態だったので、おそらくは公正な籤だったと思われ。

　結果、「比叡山開闢以来の天才」と謳われ、台密の萬学諸経を読み奥義を極めていると（形容詞でも）讃えられる天台座主が還俗し、室町将軍家に。

　これで自身を「八幡神の神託で選ばれた」と王権神授説のような強い自負心を持ち、比叡山の僧に対しても「自分よりも学問も修行も劣る輩」と恐れない、その呪詛に対しても天台座主だったから「マヤカシであると喝破している」という戦後的な価値観ではなく、「誰よりも極めている自身に劣る輩のそれが通じる筈がない」と同時代人らしく確信していたのではないか、と。

　その結果が「萬人恐怖」の時代で、一時的ですが将軍家直属の奉公衆という直に動かせる精鋭戦力を確立し、父・義満の栄光を再びと公家も足利一門も大名も圧倒するのですが…。

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当人や後世に利のある事でも宗教的タブーや横紙破りをやり続けると政治がし難いのはどの時代も共通だねぇ

科学が発達して神秘が薄れた現代でも風水や星座占いやカレンダーの大安・仏滅とか気にする人はいるからね

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赤松氏を追い詰め過ぎて『死なば諸共』と覚悟ガンギマリにさせてしまったのが悪手でしたね。
そもそも粛清対象の邸宅に呼ばれたからと少数でノコノコ訪問したのも舐めプ過ぎでしたし、
『武士の本懐とは舐められたら殺す！』というのは鎌倉時代どころか江戸時代まで続いていた訳ですしね……

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　頭が良い（だけの）人が時として陥る

「ここで、こんな事をすれば元も子も無くなるから、そんな愚かな真似はする筈がないだろう」

と理性と計算だけで考えていて失敗する類ですね。

　実際、謀反しても勝ち目がある状況ではなく、他の有力な大名家との同盟とか連携もなく、本当に自暴自棄の死なば諸共だったみたいで。

　事前に、備前泰光（実は誤植で康光とも）に一尺八寸の打ち刀（当時は、この小太刀ぐらいが標準的な打ち刀でした）を室内戦用に三百腰も発注していたのが唯一の準備だったと。

　これでは、将軍家の御成に際して諸士の衣裳や刀を新調した（この場合、警固でも短めの太刀拵えにした小太刀を佩かせるのが正式な作法でしたが、この頃は流行の過渡期だったので）としか思えず…。