『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!!』3巻感想

自らが姉だと示すために威厳を出すために空回りするイリヤ。
イリヤとクロ料理対決でも士郎の評価のために張り合うなど、アインツさん家はより一層と賑やかさを増します。
士郎とアインツ家の関係が本編では見られない所が新鮮ですね～、特にセラとの絡みが面白いｗ
イリヤのクラスメイトたちも話が進むたびにキャラ濃くなっています。



そして問題のシリアスパート。
カード回収の前任者であるバゼット・フラガ・マクレミッツと対決するのですが、恐ろしいほど強い。
Fate本編の平行世界でのストーリーという位置づけの魔法少女モノなのですが
この人はそのまま持ってきたかのような仕様ですね。
斬り抉る戦神の剣(フラガラック)まで持ち出して小学生相手でも容赦ありませんｗ
イリヤとクロ、後から来たミユすらも敵わないほど、バゼットの前にかつてないほどのピンチを迎えます。



ネタとしてダメットさんの愛称で親しまれている彼女ですが、今回はそんな所を微塵も見せません。
カード回収の障害は全て真っ向から拳でもって叩き潰します。
そしてこんな状況でも凛とルヴィアは相変わらずですｗ
痛みわけとして今回は引いていきましたが次にぶつかったときはどうなるのか見ものですね。
8枚目のカードはおそらくアヴェンジャーでしょうか？
となればカレンが関わってくるのかどうかも気になります。



巻末には都築真紀さんのゲストイラストもあり。
リリカルなのはとコラボしたこともある本作ですが、ひろやまひろしさんも相当嬉しかったみたいです。
新しい土下座をクリエイトしながら感激していますｗ


ギャグとバトルのどちらも見応えのある描写で楽しかったです。
一粒で二度美味しい3巻でした。