『Fate/Zeroコミックアラカルト 開戦編』 感想

2011年04月10日 20:57 Fate/Zero

Fate/Zero コミックアラカルト 開戦編 を買ってきました。
カバーイラストは松竜さんによる描き下ろし、セイバーとアイリスフィールです。
>これは始まり(ゼロ)に至る物語たち(アンソロジー)
帯に書いてあるようにまさしく前日譚のお話がメインでした。


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アンソロジーにしては珍しくカバーを外すとイラストが
と思ったら磨伸映一郎さんの描き下ろしイラストだったのでなんだか納得してしまいましたw
そしてネタがまた懐かしいw
右は元ネタのラヂオの時間です。
 
ある日のアインツベルン城 fue
タイトル通りアインツさん家のお話。
アイリがセイバーさんで楽しんでおります。
ツインテールにおさげにお団子ヘアーのセイバーさんが拝めます。
そしてまだパパ大好きっ子であるイリヤが可愛い

間桐家の試練 たぽ
桜のために雁夜が臓硯と取引し魔術の指導を受けるのですが・・・
これは酷いw
以前は活発に動いていた たぽ さんですが、ある理由からそれが小規模になりました。
好きな作家さんなので心配しましたが、たまに見かけると元気でやってるようで安心しますね
漫画の内容を見ると相変わらずのようでw
たぽさんを知っている人なら間桐家とこのセリフで大体は察していただけると思いますw

ソラウ大作戦 黒八
冬木ハイアット・ホテルにて、ランサーとの距離を縮めたいソラウが一計を案じるお話。
自分から提案したことなのに勝手に腹を立てるソラウw
これはケイネスが可哀想だと思ったが、途中まではいい夢見れたからまあ良し

謎のマスター切嗣 はずみなりゆき
「ゆ・・・優雅なんてとんでもねぇ、こいつぁ訓練された殺し屋の眼だ!!」
遠坂陣営が切嗣についてリサーチするお話。
しかし報告書の内容はどれもおかしなものばかり、大根が最終兵器の魔術師ってどんなですかw
ハサンの苦労人ポジションが板についてます。

未来は僕らの手の中!! 磨伸映一郎
ライダー陣営のお話。
目の前の聖杯戦争よりも世界征服の野望に胸を躍らせるイスカンダル。
とりあえずは聖杯戦争の事を考えろというウェイバーの話も聞く耳持ちませんw
なんだかんだで二人して当時の政策や世界征服について語り合ってます。
始皇帝や関羽もサーヴァントとして出てきたら凄い事になりそうです。
そういえばFakeには始皇帝を召還しようとした魔術師が居ましたね~
英霊の座についても少し出てきましたがどこまで信用していいものやらw

英雄は戦場を選ばない 雌鳥
平行世界における聖杯戦争はなんと奉仕スキルが争点。
アイリスフィールが執事スタイルのセイバーとランサーに傅かれてたり、
ランサーもその正規ルートだったら満足いく戦いをできたのでしょうかね~
ギルガメッシュは当然の如くふんぞり返っています。
曰く、「我がここに居ることこそ最大の奉仕であろう」とかw

武術でポン! おのけい
言峰の中国拳法に興味津々の時臣
遠坂の200年前の当主には魔術と武術を等しく見て、無の境地を経て根源に触れようとしていた人が居たとか
時臣は野蛮な術式は好きでないらしいので魔術と武術を比べてもやはり魔術を上に見るのでしょうね

制覇MANIAX 勇栄
「アレクサンドロス3世はデコピンの名手だったと声を大にして言いたい!!」
聖杯戦争そっちのけで現世を満喫するイスカンダルと振り回されるウェイバー。
それをアイリとセイバーが追っかけます。
電車の乗り方を知ってるかと聞かれ、電車を運転してしまうセイバーはさすが騎乗ランクAですねw

愛の道 ホネ
ランサー陣営のお話。
誰も彼も「愛の黒子」に振り回されています。
ギャグかと思ったら後半はシリアスでした。

王様たちのファッション戦争 Profおおつき&酔月
セイバー、ギルガメッシュ、イスカンダルの3人がファッションにて王様らしさを競うお話。
女王様スタイルのセイバーは王の軍勢のみなさんも気に入るほどです。
ここの切嗣はとても冷酷そうな顔をしてますねw

オレのアサシンがこんなハサンなわけがない 双葉ますみ
イスカンダルの王の軍勢に挑む事になった百の貌のハサンのお話。
どこまで見たことあるようなハサンが・・・未来の暗殺道具ってなんでしょうねw
色んなハサンが居るけどやっぱり女ハサンが一番存在感ありますね。
こんな彼女ですが公式設定で苦手なものが「仲間はずれ」というかわいい面もあります。

KOTOMINE 春野友矢
TYPE-MOONエースで掲載されたやつですね、タイトルの通り言峰がメインのお話。
妻に先立たれ、一人娘を院に預けた所から始まります。
春野友矢さんの漫画はよく拝見しますが、真面目な漫画描いてるのを見たのはコレが初めてです。
いつもギャグばかりなので新鮮だった記憶があります。
内容もまた面白かった。
兄弟子 綺礼と凛の関係はやり良いものですね、凛がなんかアホの子みたいで可愛い。


総評
開戦前後なのでZeroをよく知らない人も楽しめるような内容でした。
Zero本編とは違ったギャグや明るい雰囲気のお話が楽しめます。
大体の主従は出てきますが雨生龍之介とキャスターの二人だけは居ませんでした。
松竜さん、桐嶋たけるさん、たぽさん、黒八さん、はずみなりゆきさん、磨伸映一郎さん、春野友矢さんなど、
型月ファンにはお馴染みの作家さんが多く参加しているので買いやすいと思います。

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