『Fate/Zero』第43話感想 桜ちゃんのアレなシーンなどアニメでは見せられないところや雁夜おじさんと臓硯おじいちゃんの顔芸もコミカライズ
アニメがやはりあれでもマイルドなんだなと再認識
※グロい描写注意
今月の扉絵はケイネスのポロリした生首でした。
作中ではボディと一緒に違う角度での生首が見れるし密かなこだわりでもあるのだろうか。
最後まで可能な限りケイネス先生を描写する熱意かたぶん。
切嗣を一喝するセイバーとそれをスルーしてアイリに説明する切嗣。
アイリとの会話という体裁だが戦場への憎しみと侮辱の言葉は紛れも無くセイバーに向けられている。
戦場が地獄だと語る時の背景もよく見るとレ○プなどの酷いシーンが見えますよ。
戦争についての考えは二人の時代を考慮すると言い分はあるのだろうが無いのがやはり一番。
だけどそんな世界もこれもまた幻想ということなんだろうか。
あとどうでもいいけどそんな歯をギリギリさせるとタバコのフィルター切れないか気になった。
胸のうちをさらけ出した切嗣にセイバーもいつしか憐憫の瞳を向けるわけですが
皮肉にもこの相容れぬ衝突が聖杯を捧げる主として認めることにもなったんですよね。
切りかかる勢いだったセイバーが落ち着いたと思ったら今度は切嗣がすごい睨んでる。
本当にままならない主従ですよこの二人は。
セイバーと切嗣のやり取りが終わると次は間桐家でのシーン。
雁夜が悪夢を見るところではランスロットの素顔が出てくるのですが
ここではまだ狂化していてもまだカッコイイ部類の表情をしてますね。
そして理性がなくともセイバーさんの貴影が輝いててその誉れが不朽とか言っちゃうおうさますき。
実際にセイバーさんと相対したらこのランスロットさんはどんな表情を見せるのだろうか。
臓硯おじいちゃんの満面の笑顔
醜態を晒す雁夜が見れてご満悦である。
俄仕立ての魔術師なのに意外にも健闘している雁夜のマスター適性に感心もしているのかも。
狂化したランスロットの法外な魔力消費に第四次聖杯戦争終盤まで耐え抜いたガッツは伊達ではない。
夢から覚めても現実が悪夢な雁夜おじさんとても哀れである。
思いがけず聖杯を手にする可能性の芽が出てきて掛け金を上乗せする臓硯。
その掛け金ってのはアニメでも原作も出てきて解説があった蟲であり
その内容は桜ちゃんの純潔をほにゃららしたアレな代物なわけですが
この漫画ではそのシーンまで描写しちゃってる。うんキツイ。
桜ちゃんの瞳にまだ輝きがあるのも相まってかわいそうという感想しか出ないぜ。
原作以上のものを見せようとするかのような真じろう先生には頭が下がる思いです。
締めは雁夜おじさんのものすごい悶絶顔。割とグロイ
>ザ・惨め…!!
という煽り文でちょっと笑わせてくるのもグロ担当の龍之介とキャスターと同じである。
アニメでは一連のシーンはここまでグロくなかったけど漫画では限界まで挑戦するかの勢い。
蟲蔵だっていろんな蟲がそこかしこにびっしり居るので苦手な人はやばいかも知れない。
これは桜ちゃんのもそうですがとてもアニメでは見せられないシーンでした。
こんなになっても雁夜は桜ちゃんのこと考えるあたり、救うという誓いは本当だったのだが…
まだまだおじさんの転落人生はこれからとか悲惨にもほどがある。
はたしてこの漫画を目を背けず最後まで見れるか自信がない