『Fate/Zero』第45話感想 今回は時臣さんがメイン!魔術師として父親として最後の決戦に挑む
>魔導の宿業を背負う一族の戻ることなき金色の日々
時臣と凛の別れの場面。
娘の頭を撫でたのはこの時が初めて。
凛の驚いた顔からもその事が伺えますね。
他にもモノローグによってアニメではわからなかった事実がわかるようになっています。
時臣は体裁だけの問とは言え、かつて父親から遠坂の継承者となるか選択肢を与えられた。
それは最大の贈りものであり、だからこそ時臣は自らの意思で生粋の魔術師として在れた。
そんな時臣も今は魔術師としても父親としてもその重責に自問する立場です。
自分とは違って他の道への選択肢がない娘たちについてかなり頭を悩ませました。
アニメでは伝わらなかったけど時臣さんもこの辺はかなり考えてたんですよね。
魔導の道を進む以外に選択肢がないのだからしょうがない。
間桐への養子も一流の魔導を継承できると思ったからこそ乗った話。
我が子が二人共に大成できることを考えるあたりやはりこの人は父親である。
そして娘である凛に父親として最大の贈り物をしようと言葉をかけます。
口を付いて出るのは魔術に関わる事柄ばかりなのは父親でもあり魔術師であるこの人らしい。
ここはstay nightでも感慨深いシーンですが今度のアニメではどうなっているでしょうねー。
娘の姿に誉れを感じより確かな気持ちで戦う時臣さん
まずはアインツベルンとの交渉に挑むの巻。
いきなり交渉相手と確執のある相手を同伴させて鼻白ませるぜ!
まあこれは言峰の独断行動を把握してないので仕方ないけどもw
それにアイリさんは眉間にシワを寄せてもお美しい。
アイリさんも当然ながら時臣よりも言峰を警戒しております。
交渉の流れでエクスカリバーの使用が制限されてでも排除したいほどに。
ここの時臣さんとアイリさんの一連のやりとりはアニメよりもかなり詳しくなっているので
小説を読む余裕のない人はコミカライズオススメです。
嗚呼、それにしても女帝の貫禄をまとわせたアイリさんアニメで見たかった。
聖杯戦争から排除されることが決まった言峰さんだが
既にこの男はそんなに簡単な相手ではなくなっているのであった。
この男が動く日はは近い。たぶんあと何ヶ月後かの連載に。
風林火山!