『Fate/Zero』第51話感想 切嗣とアイリさんの馴れ初めをコミカライズ!二人のベッドシーンまであったよ!
切嗣が初めて対面したアイリさんは感情もなく、眼差しも虚ろなホムンクルスでした。
それは切嗣が言葉が通じるのか訝しむほどに人間らしくないものだったようで
話しかける内容も、アイリさんの返答への対応も冷たいどころの話ではない。
それにしても「驚いた声も出せるのか」ってひどくないかねw
使い物になるのかどうか試してやると言って地に這わせ銃を突きつけるんだもの。
だが逆にその道具が喋っているかのような様子に切嗣のほうが戸惑っているぞ。
どうにも納得がいかずにアハト翁に直談判。
聖杯の器に自衛手段持たせるなら人型じゃなくてドーベルマンとかカラスでいいじゃんとは切嗣の言。
これにはさすがのアハト翁も発送が野蛮すぎるとまで言っておりますよ。
まあホムンクルスの力量から考えればアハト翁の判断のが正しい気もする。
だが人のこと野蛮とか言っといてアハト翁はとんでもないことを始める。
切嗣を納得させるためにアイリさんを全裸で極寒の吹雪の中に放置したというのだ。
さらに飢えた狼に怨霊どもに襲われてなお生還できれば切嗣も納得するだろうと言いますが
納得どころか正気の沙汰じゃないとアイリさんを助けるために城を飛び出してしまいましたよ。
まったくアハト翁のほうがよっぽど野蛮だよね。
でもこれが切嗣とアイリさんの仲の進展に一役買ったのだとしたら複雑である。
そして今度は助け出したアイリさんが切嗣の頭を痛める。
こんな目にあっても恨み言の一つも出てこない、要は怒りの感情がないのだ。
そんなアイリさんを見て切嗣はいつしかアイリさんに感情のなんたるかを説いていた。
人間は理屈だけで戦うものではないが、このアイリさんにはイマイチ理解しかねるようだ。
まずは戦略の幅を広げるためという言葉で関心を誘い喜怒哀楽を教え込むことになる。
それにしても切嗣も聖杯戦争のために呼ばれて感情を教えることになるとは思わなかっただろうて。
しばらくするとそこには感情が豊かになったアイリさんが居た。
まだちょっと丁寧なところがあるけど楽しそうな姿はみんなの知るアイリさんである。
今までわからなかったことも理解できるようになり、今度はアイリさんが切嗣へ反撃する。
教育の意図も切嗣の生きてきた人生もあっさりと看破ですよ。
感情を殺し機械であり続けた切嗣が、人間に憧れるホムンクルスの言葉で動揺しているではないか。
アイリさん攻める
今度は愛について勉強しようというということで、もちろん対象は衛宮切嗣。
切嗣さん滅茶苦茶動揺してるじゃないですかw
でもまあ、とりあえず教えてやるという流れになり…
何を教えているのか
まさかのベッドシーンだよアイリさんの艶姿とか見せられると思わなかったよ!
前後のシーンの切嗣と腕組んで散歩しているアイリさんが幸せそうでもうね。
次のページの切嗣さんネガティブになってるのは賢者モードかなにかですか。
この期に及んで僕たちは愛し合うことは不可能だときましたよ。
要約すると僕たちには救いも希望も未来もないという話。
特にアイリさんは使命のために滅びの結末が待ってますからね。
そこでアイリさんは言いました。未来がないのなら新しく創ればいいのだと。
希望と未来を託せる命を、平たく言えば子作りである。
切嗣はとうとうアイリさんに敵わないことを認めて受け入れるのであった。
相手を殺すための戦闘力をホムンクルスに求めた切嗣だが
結果的には新しい命を創りだす女性と寄り添うようになったというわけだ。
こうして切嗣とアイリさんの希望を受け継ぐイリヤは誕生した。
愛娘を見守る二人はもう紛れもなく夫婦ですね。
なんて素晴らしい光と希望に満ちた光景だろうか。
末永く続いて欲しい幸せだが、待ち受けるのは聖杯戦争なんですよねー。
待ち受ける運命があまりにも過酷すぎるのでイリヤルートください。
切嗣とアイリさんが初めて出会いから愛し合うまでのおはなしでした。
ブルーレイBOXにも特典のドラマCDとしてついてきたあのお話を見事にコミカライズ。
Zeroの2ndシーズンでもEDに流れるイラストで描写してましたね。
まさかここをコミカライズ本編でやってくれるとは思わなかったので驚きましたよ。
切嗣はベッドでナニを教えてたんですかねえ?(ゲス顔)