『Fate/Zero』第55話感想 騎士王vs征服王!幾度となく無理で道理を蹴散らしてきたイスカンダルの破天荒にウェイバーも勝機を信じる!
いきなり現れたセイバーによくわからんが手間が省けたと勝負に応じたイスカンダル。
それに対して逃走中だと誤解していたイスカンダルの堂々たる態度に違和感を覚えるセイバー。
アイリスフィールの誘拐はマスターであるウェイバーの思惑なのではと考えるのも無理はないか。
それにしてもウェイバーくん誤解されすぎである。
いざ勝負の前にセイバーさんのバイクはもはや分解寸前危機にあった。
市内からこの峠までトップスピード減速なしで駆け抜けてきましたからね。
メーターを見るに300キロ近いスピードをずっと維持していた模様。
そりゃ知識としてバイクを知っているウェイバーも「あれがバイク?」って半信半疑にもなるさね。
だがセイバーの判断によりV-MAXは更なる力を見せつける。
変身V-MAXかっこいい
先端は鏃でトータルイメージは鮫というこのデザイン。
セイバーさんもそれに相応しき機動でもって更に加速。
敵の攻撃も突き進み突破するのみである。
セイバーのその勇姿にイスカンダルもノリノリで攻撃を仕掛ける…道路やら壁面やら切り崩して。
言峰さん後始末頑張ってネ。
戦いは地上での競い合いから真っ向勝負へ。
山の中の峠で一直線に向かい合うこの戦場。誰が見てもエクスカリバーの独壇場である。
ウェイバーもそれをわかっているから顔色が悪い。
しかし征服王はやるき満々
必勝を差し置いて無茶な勝負を挑む。
あえてこの状態からセイバーを完敗させたいという征服王の矜持である。
それもこれもセイバーさんを配下に加えたいからなのさ。
ウェイバーはそうまでしてあのセイバーが欲しいのかって言ってますけれど
FGOのサービスが開始した今ならイスカンダルの気持ちがわかる人がたくさん居るであろう。
イスカンダルの口から五分の勝率と告げられたこの博打。
ウェイバーもこのチャンスをモノにするなら今しかないと征服王に全てを委ねる。
自分の目算でもなく数字の上での勝算でもなく、イスカンダルの闘志に賭けたのだ。
まったくこの主従はホントにZeroの中でも一際熱い繋がりだぜ。
だが五分の勝率、言い換えれば敗北も五分。
コインの表と裏のように勝負と運命はどちらに転ぶかわからない。
勝負を制したのはセイバーのエクスカリバーでした。
チャンスをモノにできず代償として強力な宝具である神威の車輪を失ってしまった征服王。
あるいはここでセイバーが更に挑んできたとしたらまた別の未来もあったのかもしれない。
だが騎士王は去り、征服王は王の軍勢を温存することになった。
Zeroを追いかけていた頃はまさかこれが最後の邂逅になるとは思わなかった。
SNにおける4次の設定解説でもっと違う戦場を予想してたんですよね。
例えば、騎士王、征服王、英雄王の力がそれぞれ10とする。
騎士王と征服王がぶつかり二人の力が5になる。
そのあとに征服王と英雄王がぶつかり、征服王は消えてしまい英雄王の力は5になる。
最後に騎士王と英雄王がぶつかってドローゲームみたいな。
Zeroが無かった頃は征服王による二次創作がいくつかあったのが懐かしい思い出。
そんな征服王がZeroを経て今ではグランドオーダーでショタになってたりする。
まさかのエルメロイⅡ世までサーヴァントとして登場するし予想外すぎて楽しい。
筋骨隆々のイスカンダルが実装される日も今から楽しみでならない。
ところでイスカンダルのレアリティはいくつになるのだろうか。
個人的には✩5のが嬉しいがはてさて。
2世の心にトラウマが刻まれた瞬間である