『Fate/Zero』第57話感想 真じろうさんのコミカライズ最終章突入!第四次聖杯戦争も終局に近づきそれぞれの陣営が最後の戦いに向けて動き出す
もう疲れてしまいすぐに休もうと思っていたらグレン老人に誘われて星を見ながら話すことに。
イスカンダルも空気を読んでウェイバーの背中を押しているではないか。
ウェイバーは誰も彼も僕の都合なんておかまいなしになんて言ってるけど結局は付き合うのだ。
初期のウェイバーならさてどうしてたのかな。
なんだかんだでこの辺からも心境の変化など感じ取れるよね。
ウェイバーは魔術による暗示でマッケンジー夫妻のところに世話になっている。
なので知りもしない過去に適当に相槌をうちますけどそこからぽろっと真実が明らかに。
ウェイバーの暗示はとっくに解けていたのがここで明らかになりました。
まあ最初のほうでも些細なことで解けかけてましたからね。
だが孫と一緒にこうして星を見るのが夢だった、それが叶ったと言うグレン老。
本物の孫ではないと知りつつもウェイバーのおかげで夢が叶ったと言うところが涙を誘う。
こんな些細なことを宝物というんだから本物の孫の顔も知ってるかどうか。
これからも騙してくれと懇願する老人の姿がそこにはあった。
ウェイバーの心中はもうそれどころではなかった。
聖杯戦争に関わってから打ちのめされ続けてきてようやく自分自身を知る。
いやようやく正しく向き合うことができたというわけか。
ウェイバーとグレン老は朝日を見つめるがこれが魔術師ウェイバーにとっての夜明けでもあるのかな。
そしてついに第四次聖杯戦争の最後の一日が幕を開ける。
対して人生の夜明けとは未だに無縁な切嗣さん。
アイリさんの捜索を諦めて言峰を待ち伏せして先の先をとる方向へシフト。
ということで消去法で考えて聖杯降霊にもっとも都合が良い柳洞寺に居座っています。
この考えはミスだったんですがそれは仕方ないんですよねー。
切嗣だって聖杯を望む人間なのだから聖杯降臨に確実性のある場所を怪しむのは当然。
だがちゃんと他の候補地に対する考えもあるので無策というわけでもないのだ。
切嗣は一人になったと心の中で独白
一人で始まり一人で終わるのが自らの天命なのだろうと。
最後の戦いにもこうして一人で挑むことに…
おい素で誰かのこと忘れてるぞこの人
サーヴァントを味方の頭数に入れてないってのもすごいよ切嗣さん。
さらにこの期に及んで歩み寄ることもしないのであった。
捜索を打ち切った切嗣さんと違ってまだアイリさんを諦めていないセイバー。
意思疎通もせずに噛み合わないまま第四次聖杯戦争は終局へと向かうのであった。
それにしても湖を前にした切嗣とそこへ従者の如く立つセイバーさん。
アーサー王の最後を考えると皮肉というか因果というか運命を感じずにはいられない構図である。
真じろう先生のFate/Zeroコミカライズもいよいよ結末に向かって走り出しましたね。
最後まで応援する所存なのでどうか頑張ってください。
作者コメントによるとFGOで男キャラしか依頼が来なくて悲しいとか。そっちも頑張って先生!
ところでヤングエースも1月号がもう出るけどこの感想を書くの遅れました。
別の記事で漫画感想が遅いと言われましたが最近は忙しくて申し訳ない。
12月も年末に向けて忙しいけどコツコツ感想を書いていくんでよろしくどうぞー。
毎日記事更新お疲れ様です!