【FGO】推理小説家の綾辻行人さん、「鳴鳳荘」について愉しくて良い。お遊びが飛び交ってミステリというジャンルが賑やかになるのも良きことなりとメッセージ
うーん、確かにこの字面は……(笑)。 pic.twitter.com/UL6dWsRBu9
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月14日
このツイートを巡って何だかザワザワしているようですが。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月15日
FGOが何なのかは把握しているし、奈須きのこさんも円居挽くんも知り合いなので、決して気分を害しているとかいう話ではありませんよ。ただ、今回の「鳴鳳荘」は字面があまりにも「鳴風荘」まんまなので、「あれまあ」と笑ってしまっただけ。 https://t.co/INjulogEAp
オマージュというほどの意図もなく、ちょっと似た名前を付けて遊んでみたという話であってもまあ、愉しくて良いではないですか。いろいろなお遊びが飛び交って「ミステリ」というジャンルの界隈が賑やかになるのも、良きことなり。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月15日
拙著『十角館の殺人』の「十角館」というネーミングにしても、元を辿れば乱歩の『三角館の恐怖』に行き着きます。トリックやプロット等の流用・盗用があるわけでもないのに、すぐに「パクリ」という言葉を使うのは正しくありませんね。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月15日
「鳴風荘」→「鳴鳳荘」の「許可」云々については、別に事前の打診が必要なレベルの問題はないでしょう、というのが私見。これをきっかけに『鳴風荘事件』を知ってくれる人がいれば嬉しいし……ね(^・^)
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月15日
というわけで、「鳴鳳荘」についてはここまでに。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2019年5月15日
小説版の本が出たら送ってねー。>円居くん
奈須きのこさんとお会いしたのはもう10年以上前、かな。『空の境界』の文庫版の1巻めに綾辻が解説を書かせていただいたり、『暗黒館の殺人』の4巻めに奈須さんがエッセイを書いてくださったり…でしたにゃ。『Fate』のことはよく知らないのですが、相変わらず大人気なのですねえ。立派!🦉
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2018年5月17日
言葉の端々から伝わる良い人オーラ
10年以上の友人の誼もあるとしても見事な大人の対応。綾辻さんの懐の深さと人格者であることがこれだけで伝わります。きのこ先生もインタビューで影響受けた一人とされているので、興味があったら綾辻先生の本を読んでみてはいかがでしょうか。デビュー作品でありブームの火付け役、館シリーズの第1作となる『十角館の殺人』などオススメです。
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