『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』第170話「金銭感覚/Zero」 斬新な画風で当時のヨーロッパ絵画に大きな影響を与えた葛飾北斎の浮世絵
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— ツイ4 (@twi_yon) 2020年2月17日
葛飾北斎に影響を受けたゴッホの絵をとと様が見ている
こういう光景が描写できるのも英霊召喚の面白いところですよね。絵描きにとって自分の影響を受けた海外の作品を見るのは興味深いんでしょうかね。葛飾北斎もダ・ヴィンチちゃんのミュージアムで芸術美術を楽しんでそうで何よりでござる。
葛飾北斎は実は日本人が思っている以上に海外では注目されている。アメリカが1998年に雑誌で発表した「この1000年でもっとも偉大な業績を残した100人」という枠に日本人として唯一選ばれた話もあります。北斎の特別展がイギリスで開催されれば人々が殺到して前売り券などはあっという間に完売するほど。それだけ北斎の浮世絵がフランスを中心としたヨーロッパ絵画に与えた影響が大きいのだ。イギリスではメディアが良く取り上げる程である。
ちなみにシーボルトが北斎の絵を半額にしてくれと値切ったという話は彼が薄給の身なので他の人と同じ値段を払うのが難しいからという理由。これに北斎が怒ったのはざっくり言うと約束を違えたから(初めから言えば材料費削って半値で描けたとも)。そして絵の依頼は二つあって一つはカピタン(商館長)に依頼されたもので、もしもシーボルトに半額で売ればカピタンに対して高価をむさぼったことになり心苦しいと拒絶したという。このことを知った商館長は感心して、彼がお金を出して約束通りの金額で無事に絵は海外へ羽ばたきました。
余談ですがシーボルトは北斎に会った2年後、禁制の伊能忠敬の日本地図を国外に持ち出そうとしたことが露見(シーボルト事件)したため国外追放されました。なにやってんの。
確かゴッホって自画像かなんかの背景(?)に浮世絵使ってた人だよね
向日葵よりも何故かそっちのが印象に残ってる