『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』第171話「ちなみに印税も/Zero」 梱包材に使われた葛飾北斎の浮世絵が世界を驚かせて歴史をつくる
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— ツイ4 (@twi_yon) 2020年2月18日
この緩衝材扱いにはとと様もショック
要は現代でいう新聞紙なんかと同じ扱いですね。ほら当時はプチプチなんてないし陶磁器の緩衝材として浮世絵が使われるのも自然な事…ではないかな。なにせアートを緩衝材として使った日本人の感性も当時のヨーロッパの人々に大きな驚きを与えたと言われてますから。これがジャポニスム勃興のきっかけともなるのだから世の中ってのは面白い。
、 そんな葛飾北斎の名を世界中に広めることとなった絵本「北斎漫画」の人気は北斎が亡くなっても衰えることがなかったほど。そりゃ大量に印刷もするかというほどですね。北斎漫画は一冊完結のつもりでしたそうですが、その予想以上の売れ行きで北斎のライフワークになってまさに歴史的ベストセラー。現代でも絵手本帖として再編集された本が刊行されていて、ページ総数にして970ページに約4000カットが収録されているとか。筆が早いだけあって凄い。
ちなみに緩衝材のエピソードにあやかって浮世絵を梱包材のプチプチにした商品もあります。浮世絵が世界に広まるきっかけになった歴史を再現するとは今度は日本人もビックリするというユーモアもあり面白いですよね。
逆にヨーロッパは乾燥させたシロツメクサを入れていたけどそれはそれで可愛らしい緩衝材だよね。