『氷室の天地 Fate/school life』2017年1月号感想 10周年を迎えて聖杯戦争が終わっても新たな広がりを見せる氷室さんの物語
この時の連載号で氷室の天地は祝10周年
そしてひむてんが初めてぱれっとの表紙を飾った時でもあります。
とうとう10周年とか感慨深く、時の流れも感じ、色々な思い出が蘇る。
そして磨伸映一郎先生への感謝とお祝いの気持ちで満たされる。
雑誌を手に取るとメガネのレンズ部分はラミ加工の特別仕様なのがわかります。
このこだわりと熱意。これこそが10年の連載を支え続けたに違いない。
聖杯戦争終結した日常の流れに綾香さんも帰ってきた。
氷室たちと違って彼女は聖杯戦争とは無関係ではいられない運命があった。
だがもうそれも無くなった。自由だ植物だフリーダム綾香さんだぞう。
うむ、つまり今までどおりのひむてん綾香さんが帰ってきたってことさ。
しかしまあボロボロでの生還であった。
氷室さんには家具の倒壊に巻き込まれたけど青汁パワーで復活という設定で誤魔化す。
本人はなんてことないように振舞ってるけどけっこうやばかったと思う。
氷室さんもそこは追求せずに約束を果たすことができたことに深く感謝するのであった。
なにせ多くの市民の命が救われた。慎二の命も救っていた。
ワカメの優先順位低かった
哀れワカメ。でもHFルート寄りの時空で生きていたんだからすごいことだぞ。
優先順位の低いワカメの話題はさっと切り上げて綾香さんは本題に入る。
そう色々とやってくれた氷室さんに報いる番というわけだ。
つまりは氷室さんの許嫁の話が進む時。
しかし氷室さんは既に自分で答えを出していたので綾香さんの解説を聞いていない。
もう自分の許嫁とやらは柳洞一成であろうよと思ってますからね。
だから真面目に聞いてなかった。もう知ってる答えを教えられているような感じで。
でも本当にそうなのかな?では氷室さん答え合わせのお時間です。
冬木で「由緒ある有力家系の子」で「だいたい同年代」
彼女の許嫁…それは…
歴史ある呉服屋・詠鳥庵の子である蒔寺楓
まさかの許婚の正体がマキジ。あまりのことに氷室さんも動揺。
妄想でマキジの兄弟が出てきてキン肉サダハルの過去話とかペルフェクシオンバスター炸裂だ。
まさか友達が許嫁だったなんて。しかも同性なので不成立というおまけ付き。
こうして結婚相手だったかもしれない相手は消えていたのであった。これもまた運命。
では柳洞一成はまったくの無関係だったのかというとそうとも言い切れない。
許嫁は3人居た
つまり一成も許婚候補は十分にありえる。だとしても後ひとりは誰だろう。
マキジに一成と来て新キャラとかはまず無いと思うのだ。
冬木で…由緒ある有力家系……魔術に関わる家系ではないとして…藤村組?
つまり相手が藤ねぇということでこちらも不成立?いえ完全に想像ですけどね!
何はともあれ氷室さんの物語とひむてんの勢いあるネタはまだまだ続く。
10周年を迎えて磨伸映一郎先生もやる気に満ち溢れています。
遅くなりましたが『氷室の天地』10周年突破おめでとうございます。
これからも氷室の天地の連載を応援させていただきます。
ははーん、お父さん、相当の百合好きだなー?