【FGO】自らを食らう生物に対してのオーバーキル。毒きのこを調べるとその毒性の過剰とも思える殺意を感じて面白い
カエンタケさんはどうしてそこまで苛烈な毒性になってしまったのか
『ただ食われるだけの人生なんて俺は嫌だね!!!』って思いすぎてやりすぎたのかもしれない。
持つだけで手がただれるからまず口に入れないし、不味いから食べる人はいない
……食べてますよね?
カエンタケさんはホテルに飾ってあったのを酔っ払いが酒に浸して飲んでという経緯があってね
流石に素で食ったわけでは…………
コレ見てなんかバーゲストを想起してしまった…
食用によく似ているかつ致死性の強いドクツルタケの殺意の高いことよ……
タマゴタケくんに似せることでサイレントキラーと化したベニテングダケくんとかもいるから(震え)
北欧とかその辺で売ってる事もあるらしいアミガサタケくん『わぁ…おっかない話もあるもんだ』
生存競争に勝ったが故の自滅かもしれないねこれは。コアラとユーカリの関係みたいな
生存競争は原則いたちごっこなので、
捕食者が被食者を食べる
→食べられないよう毒とかの対策を搭載する
→毒を無効にする耐性を身につける
→その耐性をすり抜ける毒を新しく搭載する
→……
みたいなのが続いた結果の、
「捕食者がどうあがいても食べられないくらいに被食者は強くなった。なので捕食者は全滅した。
後にはもう誰も食べないくらいオーバーキルな被食者だけが残った」
って感じかも
(ちなみに、ユーカリの葉は毒ですが、コアラは餌の取り合いを避けるために、他の種族が見向きもしないユーカリの葉だけを餌にすることで食料を確保したという歴史があります)
今のところはコアラ勝ってるけど、これがユーカリ完勝したらおんなじような事になるのかもね
正直生態系なんてその地域で生物がたまたま生き残った結果として成立したものだからね
オーストラリアなんかは他の大陸から離れちゃったから生物がさらに独特な進化をとげたけど
まあきのこって可食のものでもごく一部除くと須く生だと毒があるぞ!
毒と言っても効きにくい人はいるらしく、致死性の毒を食っても生死を彷徨ったり死ぬほど辛い体調不良になったりするけどなんとか生き残っちゃう人もいるそうな。
割りと真面目に言うと、昔の時代にどうしても食べるものがなかった人たちが、命の保証はないけどやむなく何か口に入れないと明日まで保たない……! って状況で仕方なしに手を伸ばしたのの積み重ねが、今日まで続いてるのよ
「何もしないまま死ぬ」<「食ったら死ぬかもだけど食う」だからこそその選択肢を選べたのよ。決して道楽じゃないのよ……
きのことかは冒険家とか食べる専門家が実体験を本にしたりしてたのよ。
極限状態で食って死ぬなら食わないで死ぬでも同じことだからな。
サンジもフィルムレッドで毒キノコを即捨ててた
あのサンジが
毒成分が同時に旨味成分であることも多いからね
キノコなんかはわりと言われているから、体調の良いときに少し食べると凄く美味いってのは結構あるらしい
面白いけど人生で口にする機会はないまま終わりたいデスネ。
読むと心にダメージが入るきのこのストーリーの話かと思ったら全然違った