『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 限定版ドラマCDでもいつも通りの「磨伸節」!
2013年05月23日 04:17 氷室の天地
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (1)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523034902d89.jpg)
TYPE-MOON原作・監修による磨伸映一郎先生の「氷室の天地」
6巻がついに発売です。
気がついたら我の手元に通常版と限定版の二つがあった。
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(略
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (2)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/201305230349046d7.jpg)
カバーイラストはどちらも由紀香リリィ推し!
そして限定版は何気なくレアなメンバーが勢ぞろいしているではないか
雑誌掲載時の感想 → 63話 64話 65話 66話 67話 68話 69話 70話 71話 72話 73話
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (3)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/2013052303491293d.jpg)
というわけで「氷室の天地」6巻には、通常版に加え、ドラマCD付き限定版も用意されています。
キャスト一覧には原作となるアニメやゲームと同じ声優さん達が名を連ねていました。
氷室鐘: 中川里江
蒔寺楓: 結下みちる
三枝由紀香: 中尾衣里
美綴綾子: 水沢史絵
三人娘の演技を聞くのは穂群原にゃーにゃーズの時以来だったり。
キャストフリートークでも声優さんがおっしゃってましたが本当にお久しぶりですw
穂群原の三人娘は「とびだせ!トラぶる花札道中記」でも声有りで活躍しているので気になる方は是非その目で確かめて欲しい。
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (4)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/201305230349198c0.jpg)
ドラマCDの内容はコミックのエピソードに声を当てたものとなっていました。
コンセプトは”雰囲気だけでもアニメ化”とかなんとか。
そのまま声を当てているのかと思いきやちょっとだけ変えている部分も確認できます。
おそらく話の構成を分かりやすくするためのモノや
市役所の職員がおばちゃんからおじさんに変わってたり色々とありましたが
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (5)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523034921ad8.jpg)
ここのデスノネタが言い切る前に途中で遮られているのは大人の事情的なアレか!
>『扱ってるネタやパロディ量がヤバすぎてメディアミックス展開は絶望的』と言われ続けた本作の、
>「では実際メディア展開した場合、どれくらいのネタが削られるのか?変更されるのか?案外そのままなのか?」
>のひとつの指針と実例ともなる訳です。
とのことですがこれはつまりアニメ化を視野に入れて動いているということでしょうか(期待)
ドラマCDの話はコミックを見ながら視聴するのが推奨となっています。
聞くだけでは連想できないネタの当て字とか前述した漫画との違いなど発見できて面白いですよ。
まずは最初のエピソードは1巻の「訪れたその先は」から入るわけですが
聞いてみるとおとなしめな印象・・・と思うじゃん?
途中からいきなりネタのジェットコースターが炸裂する仕様になっておるのだ。
ドラマCDでも見事な磨伸節の再現と声優さんの熱演に刮目すべし。
うむ、これで氷室の天地のアニメ化も安心だな
あとアライグマのエピソード持ってきてくれて個人的に嬉しかったですね。
何故なら私はアライグマはこの作品のマスコットだと思っているからさ。
アライグマを可愛い可愛いって言ってる由紀香かわいいよ!
今更ですが限定版表紙の由紀香リリィかわいいよ!
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (6)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523035012436s.jpg)
アニメイトオリジナル特典のメッセージペーパー。
絵柄は一成にザビーズの新生生徒会のメンバー。
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (7)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/2013052303502253es.jpg)
メロンブックス限定特典の小冊子「氷室の天地ミニマムマテリアル」
内容は磨伸映一郎先生描き下ろしの4Pリーフレットとなっていました。
表紙には何故か穂村原学園2年生。D組所属の円盤投げのエースのあの娘が。
メガネっ娘だからね。仕方ないね。
本編でたまに出ますけど今回の6巻では結構活躍してます。
ちなみに名前は円盤投子ちゃん(仮)
先生と担当さん!なんとかしてあげたって!w
そしてこの特典小冊子の内容はなんといっても
「設定監修/奈須きのこ」 で 『氷室の天地世界線における魔術側面のオハナシ』
という特別サービスっぷりがハンパないのですよ。
いろいろ書かれていましたけど一番の見所は沙条綾香のことではないか。
以前よりエルメロイII世なイギリス在住のゲーマーさんとの繋がりは描写されてましたが
まさか普通に弟子だったとは。
あと野草収集の趣味も魔術的な裏設定が理由だったりとか書かれてるので型月ファン的にも面白かった。
これはファンなら迷わずメロンでBUYすべし。なお、当然ながら特典には限りがある模様。
はやくしろっ!! 間にあわなくなってもしらんぞーーっ!!
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (9)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/2013052304014126a.jpg)
沙条さんは今回の描き下ろしフルカラー漫画でも活躍しています。
増えてる! でもよく考えたら型月の主人公は増える宿命だからね、仕方ないね。
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (10)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523040142c40.jpg)
沙条さんに関する興味深い話も聞けました。
そうかー、沙条さんの外見は氷室に受け継がれたのかー(マテ
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (8)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523035039d7as.jpg)
毎度お馴染み、英霊の座トーク!・・・あれっ ライダーさん以外のメンツが?
というわけでカバー裏にはまたもや赤セイバーさんが登場。
今回はキャス狐までいるよ!
最近の磨伸映一郎先生はドラマCDとかの脚本含めてエクストラを取り扱うことが多いですね。
氷室の天地にもその内にラニが登場することもありえそうな気がしてきた!
基本はギャグにシリアスな側面も隠れ潜むのが見所のこの作品。
そろそろ「氷室の天地」もFate本編の時空にたどり着くとのこと。
いったいどのルートに入るかわかりませんけど聖杯戦争始まったらシリアス多くなるのでは。
それでも磨伸映一郎なら・・・磨伸映一郎ならきっと何とかしてくれる。
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (11)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523040143c83.jpg)
6巻では陸上部に絡む話が数多くあります。
今までもちょくちょくありましたが今回はマラソン大会や部費を獲得するために奔走するところなど
これまでの分を取り返すがの如く陸上部活動している氷室たち!
生徒会からの部費減額を受けてからのそれを取り戻すために行動する過程が描かれています。
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (12)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/20130523040145bd2.jpg)
今回のシリアス成分の担当は沙条さん。
特典でも魔術的な設定も公開してきて冒頭で言っていた「今後」のこともすごい気になりますね。
氷室の問題である許婚探しにも進展が見られそうな気配がするのだ。
ただこの作品は氷室が主人公ということで魔術主軸になりえないゲッシュがあるとのお言葉もあるので
その点は安心して楽しめますね。なんといっても清く正しい美少女4コマ漫画ですから!
![『氷室の天地 Fate/school life』 6巻感想 (14)](https://demonition.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/201305230401512b4.jpg)
とまあ眼鏡っ娘とパロネタの伝道師が送る本作ですが
いつも通りにバビロンを彷彿とさせるどこまでも尽きることの無いネタの宝庫で攻め立ててきています。
ほぼ最新のモノから我が道を突き進みまくるほどに濃いモノが数多く盛り込まれていて
メディア展開した場合のこと本当に考えてるのかっていうほどネタの嵐w
これを商業誌で連載して単行本として出ているのが一番すごいのではないだろうか。
そうそうお目にかかれるものではありませんと断言しよう。
>なにげに6巻限定版がどれくらいの速度で
>どれくらい消化されるか次第で、
>今後の何かも変わってくるような変わらないような!!
メディア展開といえば磨伸映一郎先生からこんなお話も・・・。
これは本当にアニメ化の可能性があるのでは?期待しちゃってもいいのだろう?
というわけで「氷室の天地」は面白いという感想。
読み応えのあるネタの数々をテンポ良く読めるのでガッツリ読んでしまいました。
前巻で6巻はまったり気味と言ってましたがそんなことはありませんでしたねw
【関連】
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ウルトラクイズぅ~☆は楽しかった……。
……で、h騎士王とキャス子さんは何処?7巻で行方がわかるのカナ?