『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』第9話感想 イケメン王子様のセイバーが正義の味方をして新しい少女とフラグを立てる!?
ひとりの少女の絶体絶命の危機に颯爽登場の蒼銀の騎士。
この小説は可愛らしい少女とセイバーさんが出会う作品だったんだよ!
前回でキャスターの作成した陣地の周りをうろついていたことは書かれていましたが
これまた情報にあったキャスターの罠にまんまと引っかかってくれました。
もしバーサーカーのマスターがそれなりの魔術師なら気づけたのだろうか?
バーサーカーには最低限の手綱だけ握って放置しているんでしょうかね。
どっちにしろキャスターにとって絶好の機会だったんですが
誤算はある意味この罠にかかったもうひとりの存在といえる美沙夜の存在。
バーサーカーと鉢合わせでピンチである。
・セイバーが彼と呼んでいたので男
・意図して正気を失っている
・夜闇に浮かぶ赫色の輝き。赫色の眼球
・肉体がはっきりと視認できない隠蔽のスキルないし宝具持ち?
・黒い体躯、狼のような顎、鋭い牙、黒い鉤爪、異形の人型、怪人、狂獣
とりあえずこれだけあるけどバーサーカーの正体についてはまだ不明。
セイバーと戦って無念の咆哮を上げて撤退と相成りました。
なぜセイバーがバーサーカーと戦うことになったのかというと
バーサーカーにやられそうになった美沙夜の王子様となってたからだ
>彼は助けてくれる。
>恐ろしい敵を、打ち倒して。
>そうして、私に、優しく微笑みかける。
>非現実的で、夢見がちで、愚かな考えが湧いてしまうのを止められない。
>「大丈夫かい」
>ほら、騎士が、私に声をかける。
>絵本とそっくり同じ。
>おとぎ話の騎士そのままに、穏やかに、優しく。
セイバーさん何してるんですが
美沙夜さんが乙女モード全開じゃないですか
イケメン王子様の持つオーラって少女になら高確率で有効なんだろうかw
っていうかこの現場を愛歌さんが見たら怖いことになりそうなんですが!
そういえばプロト本編で明かされている美沙夜さんに降りかかる不幸の話ありましたよね。
アレってもしかしてこれが原因だったりするのでは…
もしそうならセイバーさん罪作りってレベルじゃないですよ!責任取るべきですよ!
問題の愛歌さんのほうは今回登場してないので余計にこわい。
そして前回で愛歌と対峙していたキャスターさんは一応はマスター共々無事でしたが
あの引きで何もなかったとか逆に不安を煽るのだ。
だがキャスターさん自体は優しく美沙夜に接してくれている。
その言葉にも地の文にも怪しいところはないように思う。
でもなんか怪しい気がするのはだいたい愛歌のせいかな。
愛歌おねえちゃんマジ最凶のマスター。
最後の引きは場面が変わって1999年のプロト本編の美沙夜。
冒頭のような幸せそうな子供の自分はもういないという姿
その語り口は憶測で言うとずいぶんと痛みを伴う教訓を得たようにも感じますね。
本当に一体何があったっていうのだろうか。
今回はまだ幼い子供のような夢見がちな美沙夜ちゃんが可愛い話。
でもプロトファンのみんなは知っている。彼女の前途が暗いということを。
だからこそ、この先も見入らずにはいられないのだ。
男の子がヒーローに憧れるように
女の子なら一度は王子様に憧れるものだからね
仕方ないね