『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』第11話感想 やったね美沙夜ちゃん!お友達が増えるよ!
ただし愛歌お姉ちゃんみたいな!
キャスターに続いてこれとか幼い身の上でデンジャーすぎである。
美沙夜ちゃんの寝巻き姿こんなに可愛らしいのに…。
愛歌さんとパラケルススさんの関係をついに知ってしまったのである。
モノローグでパラケルススさんの言い分もあって裏切った理由らしきものもわかるのですが
要約すると「悪いとは思ったが根源に連なる王女(ポトニア)を目前にしたらしょうがない」
「それにほら視野を広く持とう、家系の願いなんて小さなものより大きな願いが果たされるよ」といった感じ。
罪悪感はあるけど大願成就が優先とかアヴィケブロン先生と似ているあたり正統派なのだろう。
やはり典型的な魔術師と正統派キャスターの英霊は相性が悪いのか…。
でもこのケースは愛歌がもし聖杯戦争に参戦してなければ無かったと考えると
美沙夜パパは運が悪かったというか間が悪かったのであろう。
でもパラケルススさん視線がちょっと冷たすぎやしませんかね!
そんなパパさんだけど今にも死にかけているのは自己強制証明(セルフギアス・スクロール)のせいだったりする。
これといえば切嗣とケイネスのあのシーンでも使われたものである。
それを使って美沙夜パパはライダーのマスターとある契約を結んでいて
その内容は自分たちが最後の二騎になるまでお互いを害さないというもの。
だがキャスターさんったら愛歌のお願いを聞いてセイバーに肩入れしてるんですよね。
契約違反は死あるべしという簡潔なもの。
効果は魔術刻印が自動的に反応して魔術師を蝕むというえげつないものでした。
裏切り行為に何も加担してない本人が死にかけるとか酷すぎである。
それでもパパさん精神力で耐えるとかすごい。
更には聖杯戦争での勝ちを捨て令呪を全部使い切って愛歌を排除しようとする。
それも全ては愛娘にかけられた呪詛を解くためとか親の鑑である。
まあ愛歌さまがそんなこと許すわけないのだがこのパパさんには絵があっても良いレベルであろう。
パラケルススさんのスペックについても多少わかったことがあって
その結界は神代の魔術師であろうと超えることはできず、魔術的な干渉も不可能だとか。
…難なく中に入ってキャスター従えた人が目の前に居ますが愛歌さまだからちかたないね。
あと宝具は真名開放すればサーヴァントさえ消し飛ぶとか。
結局は発動しませんでしたけどあのファラオライダーと一騎打ちを想定していたと考えると
かなり強力な宝具なんでしょうね。
場合によってはアヴィケブロン先生のアダムに匹敵するかもしれない。
あとライダーなんですが真名がほぼ判明しました。
宝具の名前が出てきてその中にモロに書かれていたのでほぼ間違いないかと。
・闇夜の太陽の船(メセケテット)
・熱砂の獅身獣(アプホル・スフィンクス)
・光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)
というわけでライダーはラムセス2世で確定かと
なお愛歌さまの言葉によるとラムセス2世の宝具たる神殿の中でセイバーは聖剣を解放するようだ。
まさか次の退場者はラムセス2世だったりするのかなー
管理人はもっと大暴れして欲しいと思ってる。
美沙夜ちゃんと愛歌がお友達になる素敵なシーン
挿絵だけならばそう見えないこともない。
美沙夜ちゃんのウサギスリッパとか可愛いし愛歌さまも楽しげな表情をしてるけど
前後の流れからすると呪詛の仕上げをしたということだと思われる
そんな美沙夜さんの死の運命から救うのは聖杯の力しかない。
パパさんは娘のために最後の力を振り絞って呪いを抑制しているのですが
美沙夜さん視点で見た場合の誤解がものすごくてパパさん憐れすぎる…。
というわけでこれが玲瓏館家の顛末。
「聖杯を求める父によって呪いをかけられていたが真実は呪いをかけた下手人は愛歌であった」
蒼銀のフラグメンツが連載前にもあったPrototypeの設定ですね。
この呪いがどうなるかはPrototype本編に続くというわけである。
美沙夜のことでやることはやった感じがするので第2部の終わりも近づいている気がする。
第2部は『Best Friend』というタイトルでしたが
もはやお友達という言葉自体が不吉なものに見えてくるのだからひどい話である!
うへーえぐいわぁ
パラケルススさんの魔術は対魔力Aを超えられるのかねぇ宝具はまぁ絶対効くと思うけど