『Fate/Zero』第46話感想 休戦協定が決まった後に時臣を狙撃しようとする切嗣さんマジ魔術師殺し
さすが切嗣さん。
ギルガメッシュにもアサシンより悪辣な毒蜘蛛と評されるぞ。
今月のヤングエースは表紙が真じろうさん描き下しでした。
そして付録には前の表紙イラストだった武内崇さんのセイバーさん。美しい。
アインツベルンと遠坂の会談の後に教会に残った言峰。
今日も今日とて幾千、幾万度と重ねてきた自分への問いを繰り返す。
だが今回だけは答えは先送りにはできないということで切迫しております。
先の会談で冬木より退去を命じられてしまいましたからね。
今を逃すと聖杯戦争に参戦することも切嗣を知る機会も失ってしまうのだ。
やはり考えるのも判断材料も切嗣のことになる。仕方のない神父である。
聖杯戦争で切嗣の足跡を追って既にやり口を大体知っている言峰さんは
切嗣が会談の裏で時臣を襲う算段を立てていたのもお見通し。
普通の魔術師なら休戦協定を結んで気が緩んでたかもしれませんからね。
時臣さんが狙撃される可能性も高かったのかもしれない。
だが言峰さんがギルガメッシュに言い含めておいたためにその可能性は無くなったのであった。
というわけで時臣さんは英雄王の護衛で事なきを得て無事に邸宅へ帰宅。
原作小説でも地の文である程度説明はされてたけど、絵になるとよりわかりやすいですね。
それにしても時臣とギルガメッシュが並んで街中を歩くってちょっとレアなシーンかもw
答えを間近にしてもまだその道を選びきれない言峰さん。
まあ簡単に選べるような道だったら苦労はないですよねー。
だが結局は参戦する方向で準備を進めてもいたのだ。
事の始まりから優しくアドバイスしてくれた金ピカさんもこれには腹を抱えて大笑いだ。
英雄王が居なければ言峰も全てに背を向けて今までのような生き方をしていたのかもしれない。
やはりZeroの言峰にとってこのサーヴァントは魔性の蛇である。
決定打になる情報を得て覚悟も定まってしまった。
よし、アインツベルンの拠点もわかったし
聖杯戦争に参戦するから時臣師の秘密ばらしちゃうぞー。
昨日の弟子は今日の敵。
利害のぶつかった師弟どうしが殺し合うなんて魔術師の世界では日常茶飯事だからね。仕方ないね。
時臣さんのすごいところは臣下の礼は上辺だけでなく本物であったこと。
忠義が偽物だったら召還直後のギルガメッシュにやられてたのではと思います。
いくら英霊とサーヴァントの関係を弁えていたとはいえ、英霊本人への崇拝と
サーヴァントへの扱い方を両立させるとは、骨の髄まで魔術師と評されるだけのことはある。
ほら、英雄王もこんなに悦んでいる。
かくして笑みを交わす選ばれしマスターとサーヴァント。
それにしてもここの二人のやりとりは白々しいというかわざとらしいというかw
特にギルガメッシュの露骨すぎる誘いときたらもうねw
運命に選ばれしマスターと60年前に喚ばれたモノがここにもひとつ。
ああ、呼んでしまった。
どこかの誰かがルールを破ってまで連れてきちゃった存在もついに登場ですよ。
ここはアニメという放送形態の事情ゆえにしっかりと描写できなかったですからね。
コミカライズではしっかりとやってくれそうで楽しみです。
それでも「この世全ての悪」について詳しくはやはりステイナイトをプレイするのが一番ですよね。
もしくはTVアニメUBWを見た後に劇場版HFを見るというのもいいかもしれない。
ギルが楽しそうで何よりです。