『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』第19話感想 アーチャー陣営がついにお披露目!アーチャーもだけど可愛らしいマスターもいいキャラしてて応援したくなる!
頑張れアーラシュさんとエルザ(相手が愛歌だけど)
あちらで見れるプロフィールやマイルームの会話でほぼ確信した人も多かったようですが
ここに至るまでアーチャー陣営が秘されてきたのも含めて色々と納得です。
彼の登場はテキストのみではずいぶん前からになりますよね。
あっちの出演含めていつから決まってたのか気になるところである。
蒼銀ランサーについても疑惑はあるけどより確信を得られるのは三章以降になるであろう
見ての通りアーラシュさんとそのマスターであるエルザ・西条の仲は良好。
秋葉原の居酒屋で飲み食いしてから戦いに挑むくらいには豪胆。
英雄であるアーラシュさんも戦の只中に有りエルザのその立ち振る舞いを褒めるほど。
あと現代文化を自分の時代と比べる英雄はいつ見ても面白いですねー。
電車を鉄の竜と評して駅はその巣、まさか邪竜アジ・ダハーカと比べるとは思わなかったw
エルザ自身は魔術師としての力量は一流には程遠いが感性は一般人に近くて理解もある感じです。
彼女は日独ハーフでドイツにある家は魔術師としてはもう衰えて朽ちゆくのみの家系。
両親も魔術師というよりは人の親でエルザに対しても大いに愛情を注ぎ育ててくれた。
聖杯戦争になど参加する必要もなさそうだがある願いのために立ち上がる。
アーラシュさんも彼女の秘めたるものに気がついていたがあえて口出しはせず付き合っていた。
エルザも人として接する彼にはいつか自分の口から真実を告げたいと思ったりとやはり良い主従。
アーラシュさんの初めての戦闘は聖杯戦争における最初の戦いでもあった。
対決カードはアーチャーvsランサー。
本格的な戦いにまで至ってないのでどちらも詳しい能力はわからない。
わかったのはランサーは自動防御の類の能力有りということ。
アーラシュさんの矢をすべて焼き尽くしています。
焼き尽くす…あれの情報に照らし合わせるなら魔力放出(炎)かなやっぱり。
ならばアーラシュさんが本気を出せばどうなるのかと思うがそうはならない。
何故なら本気を出せば周囲の住民がただでは済まないからである。
弓矢作成スキルを活用すれば瞬時に空を埋め尽くす万の矢による射撃が可能なアーラシュさん。
奥多摩山中でかつてセイバーに相手にもやったような攻撃。
もしも街中で使えば秋葉原中の建物は倒壊し人々は命を落とす。
つまりそれらに配慮してアーラシュさんは本気を出せないのだ。
ビルの屋上に着地する時ですら罪もない人々の財を傷つけないようにと気遣うほど。
あえて大量遠距離攻撃という利を捨ててまでランサーの接近を許すとかこの人まさしく大英雄だ。
ちなみにその頃はエルザは巽くんに聖杯戦争を止めたいと迫られていた。
この時は何もなく別れたが、これが原因でエルザは大事な時にコンマ1秒の迷いを抱くことになり。
いつもなら思考の端で行うはずの感慨を思考と意識の中心で行ってしまうのであった。
大事な時、それは愛歌お姉ちゃんとの戦い。
オジマンディアスのマスターを叩きにやってきたエルザとアーラシュさん。
そこで単独行動中のセイバーにアーラシュさんは戦いを挑み、エルザはマスターを狙う。
なんかもう負けフラグ漂ってるけど愛歌の超越ぶりは会う前からわからないから仕方ない。
しかしなんと愛歌に気づかれるよりも先にエルザは相手を見つけてしまう。
でも愛歌の姿が年若く可憐な少女の姿をしていたことでエルザに問題が発生する。
亡くしてしまった我が子を思い出してしまったのである。
そこでエルザの願いも明らかになる。それは「全ての母と子に救済を」
その想いの強さといったら愛歌を聖杯戦争に巻き込まれた愛すべき子と誤認するほど。
アタランテとも相性がとても良さそうですねエルザは。
嗚咽するエルザは愛歌お姉ちゃんにやられてしまい彼女の魔の手に落ちるのであった。
というわけで蒼銀のアーチャー陣営のお話でしたけど、一気に好感度上がりました。
たった1話の連載でこんなにキャラに愛着わかせる桜井光さんの書き方もすごい。
人々を救う英雄としてすべてを懸けたアーラシュさんと一緒に人類史を救いたくなるぜ。
普通の聖杯戦争であれば良いところまで行けたかもしれないが相手は愛歌ちゃんだよ。
結末は決まっているけどアーチャー陣営のそれぞれの最期がどう描写されるのかは見届けねばならぬ。
アーラシュさんマジ大英雄