Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season 感想

2011年08月16日 14:01 TYPE-MOON
Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (1)

PVでも思いましたが動きまくるオープニングの「すーぱー☆あふぇくしょん」がたまらない。
エンディングの「fellows」も一発で気に入ってしまいました。
エンディングの映像ではで武内さんの絵柄のキャラクターが見られてこちらもたまりませんね。

TYPE-MOON10周年記念作品ということで単なる「TAKE MOON」のアニメ化ではなく、
ちょっとしたネタの仕込みやオリジナル要素がTYPE-MOONファンを喜ばせてくれて嬉しい作りでした。
ここまでTYPE-MOONに付き合ってきた人は勿論のこと、誰が見ても面白いと思える作品に仕上がっていると思います。

そして初回特典の10周年記念画集「catalogue」
武内さんのイラストを網羅しているということでかなり読みごたえのある画集でした。
型月のグッズや画集などを集めている自分でも見たことがないものもチラホラ。
型月以外のイラストまでも収録されていて、武内さんのイラストが好きな方なら垂涎ものでしょう。
カーニバルファンタズムを買うならやはり初回版がおススメですね。

■TYPE-MOON10周年記念アニメ 「カーニバル・ファンタズム」発売
アキバBlogさんでもイラストのサンプルが見れるので、興味ある人はどうぞ。


Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (2)

ブックレットにも設定資料や対談、4コマまで載っていて読み応えバッチリです。

以下はアニメの感想です。
 
第1話「第五次・魔術師大激突チキチキ聖杯戦争」

Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (3)

聖杯戦争がバラエティ番組になっちゃったお話。
かるたやテニスなどの流れもTAKE-MOONと一緒ですねー
そしてキャスターがローブを脱いだ姿が見れるのがとてもいい。
エルフ耳の若奥様がテニスウェア姿になるとか・・・これはあざとい!(笑)
そして黒ひげならぬランサー危機一髪。
突然のルール変更を意に介さず「我がルールだ」なんて言う我様は流石ですw
これが1st seasonでのランサーの不幸の始まりに過ぎなかったとは自分も予想外でしたw
戦いの果てに現れた聖杯から出てきたのは・・・ネコの軍勢。予想外すぎるw
士郎も不幸な目に会って「なんでさー!」が冴え渡る。

第2話「ドキッ! メルティブラッド」

Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (4)

遠野家のプライベートビーチに集った「メルブラ」御一行のお話。
原作では秋葉の友人が二人ほど居るのですが今回は登場せず。
変わりにシオンなどを加えてメルブラメンバーで統一しています。
これだけの美少女によるハーレム状態では志貴の顔が緩むのも当然でしょうw
蒼香と羽ピンの登場が削られたのは残念だが、変わりに人外度が増していて面白かった。
この面子でビーチボール対決、MVPの賞は「志貴さんと二人っきり!個室お泊まり権!!」だというのだから・・・
ただで済むはずがありません(笑)
パンダ師匠の教えやシエルがカレーを見てマジックサーキット全開にする演出など面白いネタも盛りだくさん。
メルティブラッドの必殺技使用時のカットイン演出など、知っている人が見ればニヤニヤできること請け合いです。

第3話「どこでもヒナタノユメ」

Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (5)

「どこでもいっしょ」

アルクェイドの女子高生姿が見れる貴重なお話です。
アルクェイドが志貴にじゃれ付く所など可愛い上に動く動く。
志貴と一緒に居たいがために学校に転入するアルクェイド。
それも志貴に迷惑をかけないためにわざわざ正規の手順を踏んでいる健気なアルクェイドに萌え。
でも学校ってイチャイチャするには適さないよね~、ということでその日のうちに退学届けを提出。
アルクは学校生活じゃなくて志貴と一緒の時間を作りたいだけですから、とはいえ一日持たないとはw

「ヒナタノユメ」

干してあった縁側の布団を取り込みに来た士郎がみんなとお昼寝するお話
正確にはイリヤの暗示で眠らされてしまったわけですがw
そんな士郎の添い寝権を巡ってFateヒロインたちがいつも通りのやり取りです。
取っ組み合いをする凛とイリヤの動きも良い。

第4話「ドキドキデート大作戦」

Carnival Phantasm(カーニバル・ファンタズム)1st season  (6)

「魔法使いはメカが嫌い」

凛が士郎からテレビ番組の録画をお願いされるお話。
でも彼女は機械音痴だから簡単にはいきませんw
番組の開始時刻が迫る中、レコーダーの操作が何一つわからず混乱する凛。
表情をコロコロ変えてゴロゴロ転がる凛が可愛いですね~
対照的にアーチャーの表情はなんとも楽しそうである(笑)
一番不幸なのは結局番組が見れなかった士郎ではないでしょうかw

「ドキドキデート大作戦」

ヒロインたちとのデートの約束が全て重なってしまうというとんでもない状況に追い込まれた志貴と士郎。
このエピソードはオリジナルですね。
なんとかその1日をやり過ごすタイムテーブルを考えるのですが、二人ともとんでもないクズっぷりを晒してくれるお話ですw
それにしても君たちブッキングさせすぎでしょう(笑)
士郎の3人はともかく志貴の5人はどう考えてもありえないだろうw
この状況を打破すべく二人は大胆なデート作戦を計画するのですが・・・やはり無理があるだろうw
二人はノリノリだがとてもじゃないが解決不能と思われますw
士郎の桜を正午に帰らせるというのはバッドエンド直行モノだろうw
志貴の遊園地で迷子になるのは常識という発言もどうかと思うw
そしてこの話のオチの「全員とデート」か「メインヒロインとデート」か?
というのをアンケートで視聴者に決めさせてくれるらしいです。
すごい企画ですねw


なんというかランサーが酷い目に会ってばかりでしたw
1話ごとにある小話の「白き月姫ファンタズムーン」と「放課後☆路地裏同盟」のシリーズも良かった。
ファンタズムーンでも車に撥ねられた上に死亡してしまうランサーの兄貴が不憫であるw
放課後☆路地裏同盟はさっちん、リーズ、シオンの3人がコント形式で掛け合うお話なのですが、
たぶん打ち合わせとかはしてないだろうと思われる。しかし振り付けだけは3人ピッタリw
それぞれのキャラが出てるコントも面白いがこの3人がアニメで動いて喋ってるというだけでも嬉しいですね。

キャラクターコメンタリー「教えて!知得留先生」も面白かった。
ネコアルクと知得留先生が掛け合いながら本編を解説してくれます。
色々なネタに通じている人は特に楽しめるのではないでしょうか。
メタ発言もそうですが、声優さんのアドリブもあって改めてこの作品が好きなんだなと感じられ、自分も嬉しくなってくる。


というわけでカーニバルファンタズム面白かったです。
スタッフの皆さんが楽しんで制作されているようで見ているこちらまで楽しくなってきます。
TYPE-MOONファンなら買って損はないのではないでしょうか。
2nd seasonも待ち遠しくて仕方ありません。
同じTYPE-MOONファンで集まって一緒に見ながら仕込まれたネタにあれこれ言いながら見るときっと楽しいと思います。

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