『Fate/hollow ataraxia』第13話感想 クー・フーリンの物語を読んでいるときだけは夢中になれた幼い頃のバゼットさん
雌鳥さんのコミカライズ連載再開!
夢の中に沈むバゼットさん。
聖杯戦争に挑む際、ある青い槍兵と交わしたやり取りを思い出している。
しかしながら今のバゼットさんにはその相手が誰なのかはわからない。
だがバゼットさんは名前どころか顔も思い出せない相手との会話からさらに遡っていく。
幼い頃のバゼットさん
当然ながらスーツ姿のいかしたお姉さんにも幼少期はあったんですよねー。
失うことが怖くて子供の頃から何事にもさめてて、楽しみをうまく飲み込めなかった。
だが書斎にあったクー・フーリンの物語を読んでいるときだけは夢中になれたのだ。
つまり青い槍兵との出会いは夢(ねがい)が叶ってた瞬間ってわけだ。
そりゃあ簡単に忘れるハズがないのである。
そんなバゼットさんから夢を取り上げる男が一人。おのれ麻婆め。
それにしても絵にしてのコミカライズ構成が上手い。
呼びかけの声でふと夢より覚めれば目の前には今のバゼットさんのサーヴァント。
嫌な夢を見たことで記憶がなくとも失った事への恐ろしさがまだ残っている。
だからアンリとも目を合わせられないくらい弱々しい状態なのだが当のアンリには関係なし。
バゼットさんを気遣ってある意味叱咤して奮い立たせる。
アンリのおかげでバゼットさんはベストコンディションに!
この状態のバゼットさんと戦えばアンリは10秒以上の生存ができないのだ!
これでいつでも夜の聖杯戦争に挑めるぞ。
今宵の相手はエーデルフェルト姉妹。
再現の事情で姉妹の容姿はそれぞれ遠坂凛と間桐桜にそっくりであった。
セイバーのサーヴァントはアルトリアさんそっくりでしかも二人いて少しややこしい。
バゼットさんの困難すぎる繰り返される戦いはまだ始まったばかりだ。
雌鳥さんのオリジナル描写が相変わらず魅せてくれました。構成も上手い。
再開は大変嬉しいですけど体調に気をつけてこれからも頑張ってください。
凛さん、盛っていません?(直球)