『Fate/Grand Order 電撃コミックアンソロジー』私(アタシ)と私(わたし)の特異点感想 エリちゃんとカーミラ様に深く関わる男を巡る二人だけの戦い
エリちゃんとカーミラ様の戦い
シチュエーションとしてはよくありそうだけどこの漫画では珍しくカーミラ様が守る側。
ある男をエリちゃんは抹殺しようとしていて、カーミラ様はその男を守ろうと頑張っている。
戦いを制したのはカーミラ様。
守るものがあるゆえの強さかエリちゃんにファントムメイデンを叩き込む。
かつてないほど必死なカーミラ様が見られるよ。
守られた当の男はファントムメイデンの威容を見てうっとりしてた。危ない奴だな!
戦闘続行
エリちゃんにはこれがあった。最後の一撃で男だけは道連れに!
しようとしたがカーミラ様がその身を盾として男を守ってしまった。
献身的なカーミラ様の姿を最後に見てエリちゃんは息絶えるのであった。
男の正体はナーダシュディ・フェレンツ2世
エリザベート伯爵夫人の夫その人である。夫婦の仲は良かったとされている。
優秀な武人で敵に対する極めて残酷な処罰方法を好んだため、「黒騎士」の異名で呼ばれたそうな。
この漫画でもファントムメイデン見て恍惚とするあたりまともじゃあない。
でもだからこそかつての伯爵夫人だったエリザベートは素直になれたという話。
夫の無事な姿に満足してカーミラ様もさよならと消滅してしまうのであった。
というわけでシリアスなお話でした。
作者のFBCさんは最初に引いたのがカーミラ様でこうやって作品にできて嬉しいとのこと。
短編ですけどアクションにドラマも楽しめる内容で面白かったです。
フェレンツ二世バーサーカーで参加はよ