【FGO】第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京 轟雷一閃」のシナリオクリア報酬概念礼装を紹介
そして、大江山にて
第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京 轟雷一閃」のクリア報酬の概念礼装よりイラスト&解説テキストとステータスを紹介します。
「そして、大江山にて」のステータス
自身のBusterカード性能を8%アップ&被クリティカル発生耐性を10%アップ
「そして、大江山にて」の解説
刃を、止めた。
首を、獲らずに血戦を終えた。
やけに朝陽が生傷に沁みる。
この痛みが未来永劫続こうと、耐えねばならぬ。
それが、鬼の在る世に生きることを決めた、男たちの
生きざまなのだから────
◆
それは、ありえたかもしれない未来。
鬼と武者の戦いの日々の中で、
共に肩を並べて戦う奇跡がたった一度でもあったなら、
こんな朝を迎える日があったのかもしれない。
けれど汎人類史に於いて、大江山から鬼は一掃された。
神便鬼毒酒がもたらす加護のもと────
竜骨と贄の血で形作られた巨いなる鬼の外装は、
天を衝く偉容をそなえた大具足三基と互いに相打ち、
ひび割れ、砕けて消えた。
源頼光と四天王の働きにより、
微睡む悪鬼はすべて首を獲られて果てた。
朝陽が昇る。
新たな一日が始まる。
それは、狂乱にして狂猛の血華が咲かぬ、
平安にして穏やかなる日々の始まりと呼べるだろう。
だが、男たちにとっては────
奥底の傷と共に生きる、
永劫の戦いの日々の始まりであった。
舐め回したい腹筋