『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第67話感想 大切なものを失うという残酷な仕打ち…美遊は消えてしまった友達がを想い涙する
イリヤが「いなくなった」ことによる矛盾の修正がはじまる
イリヤは決意を固めて六千年前に向かったがそれは戻れぬ片道切符。つまりイリヤの存在が歴史から消えてしまう…そのことによる残酷な世界の修正が始まる…!イリヤの存在は消え…ダリウスに潰されるはずだった美遊の運命が変わる
ダリウスに起源弾を撃ち込んだのは…美遊!?
イリヤが消えたということは辻褄合わせでクロも消えるということか。結果としてダリウスとの戦いは美遊が一人で乗り越えたということに。…世界さんちょっとゴリ押しじゃありませんこと?美遊、たった一人の最終決戦
ベア子と戦って、桜ンスロットを退けて、ジュリアンを説得して、ダリウスの魔術回路を破壊する。これをたった一人に背負わせるのは確かに無茶だ。こんなの絶対おかしいよ!イリヤと縁が深い人はその矛盾を感じ取っている
「そうだっけ?」というレベルの疑問ですが確かにおかしさを感じているのです。巨人による蹂躙に抗う残された人達
頑張ってはいるが巨人の物量に押し寄せる泥、そして裏返る世界…このままでは同じことの繰り返しになってしまう。イリヤの選択による影響はこの運命をどう変えるのかですね。どうせ死ぬなら姉さんと共に
世界が終ろうとする時、ジュリアンの選択はそれだった。もともとパンドラのために戦い続けてきた少年。大切なもののために行動するのはいささかもブレていない。とても大切な存在の喪失感に涙する美遊
美遊にはもう顔も名前も思い出せない。いや消されてしまった。しかし彼女の人生に大きく影響を与えたであろうイリヤの喪失感は簡単に埋められるものではない。矛盾を修正しても美遊の心は誤魔化せないのだ。だけどどうしようもない…胸にぽっかり空いた孔だけを感じて美遊は涙を流すことしかできない。イリヤ…こんな美遊を残してハッピーエンドなんて無理だ!早く帰ってくるんだ!
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
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