『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第74話(前編)感想 これが俺だ。理想の果てに人であることを棄てたエミヤが、人の道を選んだ衛宮士郎を見届けて笑みひとつ
戦いは勝利に終わり帰還しようとする英霊たちにお礼の挨拶
今回だけではない。何ならこの作品の初期からカードとしてイリヤたちを助けてくれていた。前にイリヤがバーサーカーになった時もこのカードが優しい英霊で良かったと言ってましたね。まさにその通りだった。七騎の英霊を代表してセイバーさんが美遊に激励の言葉をかけるのが熱い。そして衛宮士郎とアーチャーの別れの時
こちらも士郎にずっと力を貸していた。言葉を直接こうして交わすのもこれが初めてだが…赤い弓兵からはご覧の通りの反応である。まあ確かに…人の道を選んだ美遊兄の衛宮士郎と、人の道を棄てたアーチャー…確かに交わることもない人生ですね。出会い方が違えば命の奪い合いをする関係。それが今回はこういう結果になった。しかし全く違う人生を歩んだ衛宮士郎が見れたことは意味があったのではないでしょうか。
衛宮士郎の義理の妹も見れたし
これが俺だ
アーチャーが喪ったもの、手放したもの、それがこの世界では生きている。これが俺だ。正義の味方を選ばなかった衛宮士郎だ。そんなもしもの可能性を見てアーチャーが笑った。まったく登場してから退場するまでの間の、エミヤの台詞が全部好きすぎるのですが!わかりますでしょうか!?無茶をした美遊のところにパンドラがやって来る
寿命を削るほどの無茶をしていた。そんなところ兄に似なくていいから自分を大事にしてよ!そして雰囲気がガラッと変わったパンドラさん。戦いは終わってもイリヤのことやパンドラの問題やらが残っている。ここから先はその解決編に迫っていくことになるか。とりあえずこの様子のパンドラを含めて色々な事の種明かしが楽しみです。
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
こういうのを見たかったんだよ!(美遊兄とアーチャーを見ながら)