『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第44話感想 千年を歩み続けた魔術師ダリウスの挑戦状に凛が挑むことで明らかになる平行世界の真相
コンプエース2017年3月号より
田中さんに守られ(危険な目にあったのも彼女のせいだけど)帰宅したイリヤ。
思いがけず手に入った情報からエリカの言葉の真意とダリウスの目的を探っていくことに。
エリカはともかくダリウスは典型的な魔術師と見られている。
ならばそこから切り崩していこうという会議の流れになるのだが…
士郎さんチラチラとアンジェリカ見てる
見事に女性経験に乏しい男子特攻を発揮しているアンジェリカ。
ピンポイント特攻に当てはまるような少年は意識しちゃって仕方がない様子。
対して他の女性陣はそんな美遊兄さん見てるという構図。
思えば美遊のお兄さん女性経験皆無に等しいですものね。
美遊兄の士郎が誰かと結ばれるないしフラグ立てるのかはまだわからぬ。
でもこれを期に青春的な方面にも意識を向けて長生きするべきだと思うのだ。
さてそれはともかく今はアンジェリカはエインズワースの身内だった女性。
ならば彼女から有力な情報を得られるのではないかと質問をするのだがだんまり。
クロも憤慨するのだがよく確かめてみると一部の情報だけ引き出せない。
ちょっと弄られて都合の悪いことは話せないようになってるのだ。
これにはルヴィアさんも憤慨。
典型的な魔術師で長生きしてて、それでもってやり方は二流。ろくでもない評価でござる。
凛ちゃんもスイッチ入る
ダリウスの隠したい秘密をなんとしても暴いてやろうと情報を整理していく。
エインズワースの掲げた人類救済が正しいと仮定。
そしてその目的のために構築された聖杯戦争。
それは願望機たる聖杯を求めるためのものではなく英霊の持つ宝具が目的だとしたら?
つまりダリウスの求める宝具を持つサーヴァントを引き当てるのが目的だとしたら?
聖杯戦争の儀式を行うアイテムとしてカードが作られたのではなく
そもそもの始まりにはカードがあったのではないかと凛ちゃんが言うのだ。
元々はプリヤはカード回収から始まった話だった。いつも核心はカードにあった。
ドライもまたカードが重要な役割を持つことになりそうですね。
ではその目的のものを持つ英霊のカードとは?
これは作中でも触れられてますが「ピトス」が出た時点でファンの予想の一つではありましたね。
災厄の箱を持つ神々の泥人形パンドラ
ダリウスはパンドラのカードをエリカに使わせて箱を開けようとしているのではないか?
そして最後に残った「希望」こそが聖杯を超える願望器であると。
推測とはいえ筋は通るしさすがは凛ちゃんの推理である。
しかしおかしい。いくらなんでもあっさりと答えにたどり着きすぎではないか?
これじゃ秘匿にしては穴がある。凛もルヴィアもそれがわかってるけど何でなのかはわからない。
そんな時に話の腰を折ったのがドライの世界の住民である兄妹。
士郎と美遊はパンドラの箱を知らなかった
うむ確かにそういう人も居るよねー。
ということでじゃあギリシャ神話の本でも読んで確認してみようかという流れになったのだが。
パンドラの箱の記述がギリシャ神話に無い?
並行世界ではパンドラは箱を開けてなかった
なるほどそれならばエンズワースの隠蔽に穴があったのも頷ける。
その穴はこの世界の人間にはわからないのだから。
そして思い返されるのは災厄の泥人形を見た時点で全部理解していたっぽいギルである。
ジュリアンにヒントまで与えて雲隠れしたあの小さな英雄王もまた何するか心配だがどうなるんだろうネ。
ダリウスは箱を開けてないってのをどうやって知ったのかという疑問もある。
それに絶望とか言ってるということは箱のことを正しく理解しているようだ。
エリカの真意もジュリアンの目的も別々だしエインズワースは本当にバラバラですね!
とりあえず次のステージに進むための新たな情報の開示を待とう。
神代ならまだなんとかなったパンドラの箱を現代で開けるとかヤバイわ