【FGO】極悪人やおぞましい存在の勝ち逃げのような退場はかなり上手くやらないと難しいという印象
そういう結末になる人って常識では測れないほど罪も罰も届かない悍ましい存在だからこその結末なんじゃないかなと思ってる
アニメだと描写し切れないけど、龍之介も死刑は怖くない(観察済み)って地の文で語られていたし、報いを受けさせることより社会からの排除を優先する判断が妥当だったんじゃない?
こいつに関して死ぬ直前で答えを得たのは一番勝ち逃げだと思われた要因じゃない?
どんなにやりたい放題に見えても結局妖精國は詰んでいたところを無理やり引き伸ばしていただけで、オーロラはその象徴的存在だと思いますわね
だからこそ人類史を知るメリュジーヌが介錯してあげて、最後の最後に最強が解き放たれる流れは美しいと今なら思いますわ
最期も主従揃って追い求めていたものに巡り会って逝く無敵の人生
オーロラの最後がメリュジーヌとの美しさの対比だったのは本人からすれば屈辱。しかしあの場で終われたのは救いでもありましたね。万が一にも汎人類史に辿り着いてたら…もっと悲惨な末路が待っていたことは想像に難くない。あそこで終わらせたのもまたメリュ子の愛。勝ち逃げのような退場とは、散り際を見誤らないところにもあると思うでござる。


その点、忍極の極道達の多くは上手い塩梅で死んどる