【Fate】雑誌付録で展開された「Fate/Zero アンソロジードラマCD」の裏話まとめ
Fate/ZEROアンソロジードラマは、sound drama Fate ZEROが全4巻で製作される際、角川さんとの雑誌で告知等をお願いした所、コンプティークの付録として外伝のドラマをお願いできないか? という依頼を受けスタートした企画です。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
本編と合わせて収録する為、全4話で、なおかつ「その章に登場するキャラクターで物語を作る」という事になります。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
TYPE-MOONからはすぐに許諾がおりたのですが、武内さんから条件として「各キャラクターにスポットを当てた日常を描写してほしい」「本編に絡む内容(舞弥の過去時代など)はNG」というものでした。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
1巻「切継陣営」2巻「時臣陣営」3巻「ライダー陣営」4巻「言峰陣営」で行きましょうか。という大体の枠組みが決まり「まぁなんとななるだろう」という軽い気持ちでスタートしたのですが……
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
日常を描く以上、時間軸は無視できない為(最後は全滅ですし)、おのずと「本編より前」しか空いている時間が無いと気がつきました。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
となると一番の問題は「ライダー陣営」となります。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
とにかくZEROは各キャラクター、綿密なタイムスケジュールが刻まれている為、隙間となる時間が殆ど無いのですね。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
ライダー陣営はかなり悩み、設定資料を読み返した末、シークレットヒロインの項目に光明を見出しました。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
となると時間はここしかない、そういえばアレキサンダーの家庭教師はあの人だった、シークレットヒロインは英語教師だった……うん、うん。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
上手い形で物語は走り出し、設定資料のバタフライエフェクトも拾いあげ、あのような形の物語が形成されていきました。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
最後の最後のオチで大河が英語教師を目指した理由になっている……と聞かれた方は思われたかもしれませんが、「きっかけだったかもしれない」と説明しており、あれは一夜のユメでしかありません。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
限りなく本編に近く、ですが決して本編に組み込まれないオトギバナシとしてあの4編は楽しんでいただければと思います。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
なので、真じろうさんのZEROのコミックにシークレットヒロインが出てきた時は正直冷や汗が出ました……。
— 九条ケント (@kujoukent) 2014, 5月 30
時を経て語られる裏話というやつは好きです。苦労しつつ考えてたんだなーと。
あと真じろう先生の丁寧なコミカライズにはいつも楽しませていただいてます。
このドラマCDは2008年に付録としてCDケースが出て、そこから2010年にかけてCD4枚出ました。
当時はアニメ化の兆しもなく、Zeroで笑いありのドラマは貴重だったので面白かったです。
ちなみに内容はそれぞれアイリスフィールとセイバーの会話を楽しんだり
良き夫として葵さんを愛している時臣が見れたり
ウェイバーとライダーが、当時女子高生の藤村大河と出会って色々やらかすのを楽しみ
バタフライエフェクトにさすが藤ねぇと納得したり
「イートイン・泰山」では…これは一言で説明しづらいですねw
とりあえず誰もが悶絶せずにはいられない料理を「凛の手料理」というだけで
眉一つ動かさず優雅に平らげた時臣さんはかっこいいと思う。
ちなみに管理人は付録を持っているので製品版は購入しなかったのですが
CDブックレットにイラストが色々あったらしく、言峰のオシャレな私服もここが出典だとか。
気になる人はチェックしてみるべし。
ただ今はプレミアがついていて定価で買えるのは公式通販のみなので気を付けよう。
あっ、やっぱり…zeroの真のヒロインは藤ねえなんやな…(感涙)
高幸運組の絡みは楽しそうで今から期待