『Fate/hollow ataraxia』ドラマCD「あるいは怪物という名の食卓」感想 ギルガメッシュが大暴れしてたけどアーチャーとランサーも負けてなかった!
コンプティーク8月号付録のドラマCDより
アッハイ。もうそろそろ発売となるコンプティーク8月号ふろく『Fate/hollow ataraxia』ドラマCDの脚本を担当させて頂きました。今回当方のシナリオに声をあてて下さったのは関智一さん、諏訪部順一さん、神奈延年さん、浅川悠さん、田中敦子さん(雑誌併記順)という豪華ぶり。
— 磨伸映一郎 (@eiitirou) 2014, 7月 8
ドラマCDですが脚本は磨伸映一郎さんとのことでしたー。
型月の雑誌付録ドラマCDの脚本といえばこの人か経験値先生が鉄板ですよね!
前情報のあらすじを見て全員が料理で対決するのかなーと思ってたのですが
聞いてみるとキャスターがド忘れした料理をヒントだけで男英霊3人が再現する勝負でした。
そのヒントによって水のモンスターを使った料理というテーマになったのが運の尽き。
英雄王が水棲モンスターと聞いてヒュドラ肉を用意してくれたぞ!
ヒュドラ調理師免許とかシュメールが誇るテクノロジーで生まれた全自動お料理マシーンとか
みんなにツッコミ入れられちゃってるけど出来た料理は実際に美味いというのもさすが英雄王。
もはやこの人なんでもありだって知ってたけどネタ披露されるとそりゃ笑っちゃうって話ですよ。
ついでに毒があるので調理する手順を聞いて懐かしきスレイヤーズを思い出したりした。
大西洋と太平洋の違いが細かいことだと言っちゃうランサーが調達して調理したのは
ダイオウグソクムシの姿揚げにフウセンウナギを添えた一品とか聞いただけでグロイw
しかし調べてみたらダイオウグソクムシ料理って普通にあるみたいですね。
ちょっと見てみたらやっぱりグロかった!
>「お前さんとこの竜牙兵もワキャワキャしてるじゃねえか」
>「あれは我慢してるのよ必死に!…今だから言うけど」
ワキャワキャしている部分を気持ち悪がってるキャスターさんかわいい。
そして真面目にかっぱ巻きを作ったのに周囲の誰からも理解されないアーチャーかわいそうというねw
料理といえばアーチャーさんの独壇場のはずなのに、更に言うと正解だと思われるのに
こんなところでもただの一度も理解されないし彼の者は常に独りなんですねわかります。
まあ聖杯さんもお寿司のそんな細かいところの知識まで英霊に与えないよね確かに。
唐突なキャス子さんのエセ外人風な喋り方にも笑ってしまうこと請け合い。
>「何をしている衛宮士郎!何故もっと基礎から攻めない!?」
>「何事も土台からだと言ってるじゃないか!見栄ばっかり張って…ほんとガキだなぁ!!」
衛宮邸の食卓ならもしやと思ったアーチャーだが
カラフルな寿司に思いを馳せるライダーさんを見て全てを理解するのであった。
その場に居ない士郎に文句を言うアーチャーさんの捨て台詞が一番子供っぽいぞw
内容的にはつい先日まで放送されてた3つのお題で料理を作れ的な何かをやりつつライダーさんメインで書いてたつもりが、気がついたらギル様が暴れ回っていた……書き手の意志を離れギル様大暴れになってしまい申した…!
……まぁそれはそれで!!w
http://t.co/Q0OHtQNZ1t
— 磨伸映一郎 (@eiitirou) 2014, 7月 8
オチもギルガメッシュと、なんか全部あの金ピカさんひとりでいいんじゃないかなって話でしたw
料理ネタで惨敗するアーチャーさんとか珍しいものも見れて面白かったですよ。
もう全部アイツ(の秘密道具)だけでいいんじゃないかな
こう書くとドラえもんっぽいな