『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』第45話感想 「お前はオレが守ってみせよう」最後のアルターエゴ・カズラドロップの魔手から白野を救うのはユリウスの持つ秘密兵器
コンプエース2018年4月号より
というわけで対に姿を現した最後のアルターエゴ・カズラドロップ。
いつか出番あると確信はしていてもまさかBBすら手玉に取る黒幕だったとは。
悪女っぽい表情する和装のロリも…なんかいいよね!
そしてBBちゃんとユリウスが繋がっていたのもここで明かされます。
そういうわけでユリウスとBBちゃんの関係は原作と一緒。
こうなってはもう隠す意味もないというユリウスの判断。
BBの狗となったフリをして情報収集していたというわけである。
だがBBちゃんの企みが始動する前にトラブルが発生した。
それがこのカズラドロップの存在である。
彼女はBBちゃんのAIとしての矛盾が気に入らなくて食べてしまった。
インセクトイーターという対象を取り込んでしまうという能力で。
これによりBBちゃんの出力は八分の一にまで落ちているという。
相当に弱っててピンチだろうに白野のためにあの時は駆けつけていたのか。
インセクトイーターはサクラシリーズ相手に特化
カズラドロップがシェイプシフターを扱えるのもこういう理由からだ。
パッションリップ、メルトリリスを食べて力を付けてBBちゃんをパクッとな。
ドラゴンボールのセルみたいなやつだな!とか思いましたネ。
そしてインセクトイーターは本来なら保健室の桜に手を出せないという問題もクリアできる。
だから同じように取り込む予定だったのだがそこは失敗してしまったと。
なるほど手が出せないから保健室ごと隠蔽していたのか。納得がいきました。
それも時間の問題だとかで猶予はない。
しかもそんな時だというのに旧校舎の人たちから裏切り者が出てきてしまう。
上級AIとNPCのみなさんです
カズラドロップはシンジやジナコを懐柔したときにAIやNPCも裏切らせていたのだ。
そういえば原作と違って言峰さんも居ないし離間工作もやりやすいのか。
藤村先生は彼女達に拘束され、下位のAIは削除された。…なんてことを。
まあAIやNPCたちからすれば人間に味方する義理はないから裏切りではない…のかな。
だが彼女達はもっと重大な裏切り行為を働いているのだよ。
ムーンセルへの反逆への加担である
むしろユリウス兄さんに指摘されるまで気がつかなかったのか。
でもってそんなAIとして矛盾した存在はカズラドロップは認めませんという話。
というわけで裏切り者のAIやNPCたちはオールドレイン宣言です。
めっちゃうろたえている上級AIの人。
ユリウスのほうがカズラドロップのことよく理解しているってのがまた面白い。
旧校舎の白野の味方は拘束されたか消滅したかのどちらか。
現在動けるのはユリウスと白野の二人。
目の前にはアルターエゴとシェイプシフターがたくさん。
ピンチなどというレベルではない!だがハーウェイの黒蠍に切り札があった。
支配の錫杖(レプリカ)
これはBBちゃんが持ってる教鞭。上級AIの権限をフル使用できるデバイス。
月の裏側ならSE.RA.PH内の霊子法則(ゲームルール)を変更するチートだって可能なのだ。
…どこまで可能かはともかく、ユリウス兄さんにそんなの持たせたら鬼に金棒なのでは!
カズラドロップちゃんもここに来てとても焦る。
やっぱりそれだけヤバイアイテムということですね。
いつぞやの虫空間からの脱出もこれがあったからできたと思えば納得。
ユリウス兄さんのお前は俺が守る発言といい安心感が凄い。
とにかく、ここから先はユリウス兄さんのターンだ!
できれば終わりまでずっと助けて欲しいけど…どうなるんでしょうね。
ここから先の展開はどうなるか未知の領域すぎて楽しみです。
「……そうだ。知らなかったか?
お前は、オレの唯一の友人なんだ」