『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第23話感想 美遊のお兄さん大活躍!あれれー?これってHFルートのコミカライズだっけ?みたいな
全のために一を犠牲にする系のお兄ちゃんと
妹のためなら何度でも悪を成す系のお兄ちゃんがいま激突する
快進撃続きだったイリヤたちでしたがここに来てジュリアンが出した謎の立方体。
更にはそこから黒化した英霊たちがウジャウジャと出てくるというトンデモ展開である。
神話はまだイマイチわからないけどそれを進めるには何か特別な力を持った人が必要っぽい?
エリカも兄であるジュリアンを信じてわ笑いながら黒い液体に飲みこまれちゃいました。
お兄ちゃんヅラしといて妹をこんなふうに使うとかジュリアンわりと酷い。
やはりエリカが歪んだのもエインズワースのせいですよねたぶん。
ぞろぞろと、どこぞの残骸のごとく湧き出る黒化英霊たち。
あちらと違うのはこいつらが雑魚じゃないということか。
クロもイリヤも防戦一方でバゼットさんですら時間稼ぎもままならぬ強さ。
例えるなら全て黒化英霊の王の軍勢が無限に増える残骸の特性持ちというところだろうか。
更によく見ると黒化英霊たちはちゃんと己のシンボルたる宝具を携えてるっぽいぞ。
そんなのが大勢いる。子ギルさんエヌマ・エリシュなんとかしてくださいよォーッ!
ジュリアンによるとこの英霊たちは聖杯を得られなかった亡者たちだとか。
聖杯を手にするまで無尽蔵に増え続けてこの星をも絶望で埋め尽くすって世界の救済はどうした!
まがりなりにも正義の味方らしいこの人たち、今の己の姿に思うところはないのかと問いたいぞ。
同じように聖杯で世界を救済しようとした男が別の時空にいますけど
彼は正義じゃ世界は救えない、世界を救えるなら悪を担うことになっても構わないと言ってましたね。
そんな時、颯爽と現れたのが美遊の兄。
やはりというか衛宮士郎だ
ヒーローは遅れてやってくるとはいうが彼は正義の味方ではない。
妹のためなら何度でも悪を成すと豪語するお兄ちゃんだ。
エリカにひどいことしたジュリアンさんはちょっと見習おうか。
しかしどこからどう見てもHFルートの士郎である。
違うのは腕がアーチャーのものじゃないってことくらいだろうか。
そして戦う相手は正義の味方とか熱すぎる。
っていうかこの士郎なんというか強すぎる
黒化アーチャーたちが整列して矢を一斉掃射する戦争そのものな光景にも驚いたが
それを全て防ぐ士郎のローアイアスの花弁は四枚ではなく七枚!
ヘラクレスさんの剣を投影して黒化英霊たちをまとめてなぎ払っているぽいし
更にハリボテとはいえ神造兵装まで投影してみせるという凄まじさ。
当然これだけの強さはどこから来るのかという疑問が出てくる。
やはり連想するのはクラスカードがアーチャーの腕と同じ役割を果たしてるのではってことですね。
士郎の体が所々アーチャーっぽくなってるのもその弊害と思えば納得のいく話だが
イリヤや美遊は普通にインストールしてるけど他の人間にとってはかなり危険が伴うのかもしれない。
カードに乗っ取られるフラグはもしかしてアンジェリカではなく士郎だったりするのだろうか。
奇しくもどちらもアーチャー関係、フラグを回収するのはどちらになるか。
こっちの世界の住人じゃないイリヤたちは若干置いてかれちゃってるぞ。
見知った相手が自分たちのこと全然知らない上にとんでもない姿になってれば驚くか。
士郎が自分のことまったく知らなくてイリヤもかなりショックを受けている様子。
かつてアインツさん家の士郎が美遊のこと知らない反応したときとは逆の立場というわけか。
お兄ちゃん並行世界でも罪作りとか流石である。
いかんこのままではイリヤさんがまたウジウジモードに突入してしまう!
世界が違っても服装はTシャツにジーンズとか同じなだけのことはあるぜ(関係ない)
そんな士郎の無双にこっちのお兄ちゃんはお怒りである。
まさか魔法少女を差し置いて少年たちのガチバトルが始まるとは。
次回はジュリアンの反撃かそれとも士郎の快進撃か、さてどうなる。
>愛しき兄よ、この戦いに終止符を―。
最後の煽り文も相まって美遊の兄こと衛宮士郎さん完璧に主人公である。
やっぱり士郎は異世界でも格好よかった