『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』第13話感想 恐ろしい宝具を持ちつつも、願いがささやかで可愛い少女のようなアサシン
第三部『Beautiful Mind』
愛歌おねえちゃんがペットを拾うハートフルストーリー。
でも当然だけど彼女を召喚した魔術師が存在するわけで今回はその彼が出てきます。
その名は仁賀征爾(じんがせいじ)。家系は極東においてもそこそこ古くそれなりの名門だそうな。
財も潤沢に蓄えているらしく港区倉庫街を中の貨物ごと買い取って魔術工房としている。
実力もありそうで中々に強そうな魔術師じゃないですか。お亡くなりになったけど。
その下手人は静謐のアサシンです。
それなりに実力がありそうなこの仁賀征爾ですらアサシンの魅力にメロメロになり欲情。
ご存知このアサシンは全身が宝具級の毒なのでアサシンとキスしただけで昇天である。
地の文によるとインド神話のにおける毒の娘の再現が如くしてある暗殺の華。
魔術師がどんな手段で身を守ろうと関係なく触れば一発アウト。
相手が英霊であってもキスを二度もすれば昇天させることができるとか。
この二度ってのがキモかもしれませんね。
恨みや嫉妬からセイバーあたりに一度口づけ
二度目をやろうとしたら既に見ていた愛歌に処断されるというオチを思いついたけどどうだろう。
何にせよ一度は英霊の誰かに口づけするんじゃないかなーと予想。
英霊倒せるとかつよいと思ったけどこの子は他にもとんでもないの狩れるんですよね。
>喩え強靭な幻想種であろうとも、私は殺してしまう。
>今や、生前にも増して、私の体は毒だというのに。
幻想種を屠れるとかこのアサシンすごいこわいうえにつよい
だがマスター的には当たりとはずれが同居したとても難しい存在である。
だけどそれだけ強くともやはり暗殺限定なんですよねやはり。
前にアサシンが敵地に侵入しようとした時があったけど失敗してましたし。
まああそこは普通の魔術工房とは違うので他愛なしとはいかないから仕方ないのだ。
それにしてもこのアサシンなんか可愛い。
いままでと違ってメインの内面描写があるだけでこうも違うのかと。
自分に声をかけない無辜のものまで殺したくないとかなり優しい性格に加えて
願いが自分に触れても死なずに微笑みをを浮かべてくれる誰かとかささやかなのが良い。
第一部も第二部も少女が主人公だったのを考えると確かにこのアサシンも相応しいかもですね。
その恐ろしい肉体を除けばですが。
自分に寄り添うことができる相手を求めてホテルの近い駅周辺で男を誘うとかもうね、もうね!
今回で真名も明らかになり思ったとおりにハサンでした。
宝具は妄想毒身(ザバーニーヤ)
えっ 独身? そうか…こんな体のせいで独身なのか(違う)
つまり彼女の真の望みは自分をお嫁さんにしてくれる旦那様を探すことなのかもしれない。
とまあそんな恐ろしいアサシンですがもっと恐ろしい主人公が既に居ましたね。
そう僕たち私たちの愛歌おねえちゃんです。
ここまで散々アサシンがどれだけ恐ろしい存在か説明されてたけど
さすが愛歌おねえちゃんだ。普通に触れてそんなのまったく関係ないぜ!
しかし触られる前からアサシンは愛歌の魅力にメロメロになっている気がするぞ。
二部のキャスターもそんな感じだったきがするし愛歌ってばいったいどんなオーラ纏ってるのかしら。
今まで男たちを惑わしていたアサシンからすれば誰かに惹かれるのは逆の立場でしょうね。
ペット扱いも初めての経験だったりするんじゃないでしょうか。
ついに自分を撫でてくれるご主人様との邂逅、これがアサシンの運命か。
早くもこのアサシンが主人公なら面白そうだと思っている管理人が居るが
第三部はちょっと変則的な構成となるとのことでアサシン以外にもスポットが当たりそうです。
まだビジュアルが未登場のサーヴァントの登場と活躍に期待したいですね。
カルナさんなら根性で毒を耐えてくれそう