『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第51話(後編)感想 ドSホワイトロリータの本領発揮!戦いの中で失うことなく黄昏の先を行く少女達
ベアトリス・フラワーチャイルドの生誕。
最初はなんちゃってネームだったけどそれが本物になる。
というより生前の名前や記憶が失われてしまったのだ。
理性、知識、五感、感情。
概念置換によって蘇ったものは何かを代償として失うという話。
それでもジュリアンのことは覚えていたのが彼女にとっては救いだった。
しかしジュリアンへの気持ちはぽっかりと抜け落ちてしまっていた。
思い出のメモリーが無事なだけに感じる特大の違和感。
以前、ベア子がジュリアンの抱き枕でナニかをしてた時の話。
あの後の言葉と落ち込みようもこれでようやく納得できた。
イリヤとの戦いの中でその思い出もいくつか失ってしまったベア子。
そんなベアトリスにイリヤはもう一度たずねる。
「何のために戦っているのかと」
ベアトリスもこれには感情が爆発
そう彼女には怒るだけの理由がある。空っぽなんかじゃない。
だってジュリアンのためにボロボロになってここまで戦ってきたのだから。
ベアトリスの記憶を知ったイリヤもそれを見抜いてた。
泣き叫ぶ少女の激情も想いもすべてわかった上で包み込む優しさ。
ここのイリヤがちょっと聖母かよってぐらい美しい
もういちどおなじ恋をした少女
記憶を失っても同じ男女が5年も一緒に過ごしたんだ。
もう一度、同じ人を好きになったっておかしくはない。
つまりこれは二人ともにあの頃から変わってないということだ。
少なくとも本質的な人間性の部分では。ならば救いはまだある。
それにしてもイリヤ…また女の子と仲良くなってしまうとは恐ろしい子!
イリヤはドSの才能に溢れてる?よくおわかりで
その才能の片鱗はSNで発揮されてるでござるよ。
うむ、それにしてもベア子もいつもの調子が出てきた。
ベア子の恥ずかしいとこ全部見て泣かせてさっさと先に進んでしまったイリヤ。
しかもマグニのカードまで返してしまうというオマケつき。
これにはイリヤはどんだけバカなんだとベア子も突っ込む。
イリヤと一緒に居れば理解できるぞ。だからもっと仲良くなれ(管理人の願望)
度し難いとバゼットさんは言ってますが貴女も大概やられてしまっているぞ。
イリヤの意思を汲んでカードを回収せずにベア子に渡しちゃうんですからネ。
ベア子もいい思い出がないから叩き捨てちゃうのだ。
しかしバゼットさんはマグニの宝具の本当の意味に気がついていた。
あれは弔いの儀式だったのだと。
その真名は「黄昏に響け父の雷葬(ミョルニル・ラグナロク)」
かつて生きていた証を記憶ごと空に還す。
ベア子は生前の自分をこれで弔ったのだと。
ベアトリスはこれでようやく終わりの先へと進むことが出来たのだ。
バゼットさんもいいこと言いますね。その調子で男女の恋愛にも強くなろう。
「退くな」「止まるな」「突き進め」
トールの残したメッセージだがイリヤは今それを体現している。
みんなに未来を託されイリヤはジュリアンのところへ向かうのであった。
というわけで残る敵も絞られてきました。
ジュリアンとの戦いがどうなるのか見所すぎます。
それとベアトリス・フラワーチャルドとして本当に意味で歩き出した彼女。
全てが終わった時、ドールズにとって未来や先はどれだけあるのかはわからない。
それでも管理人としてはアンジェリカやベアトリスがイリヤと仲良くするとこ見たい。
アヴィケブロン「戦え少女!」