『Fate/Labyrinth』第2話感想 恐ろしい程に噛み合うアルトリアさんと愛歌おねえちゃんの主従!亜種聖杯戦争のサーヴァントも出揃って空気は一触即発!
地上では滅多にお目にかかれない幻想種が跋扈する魔窟。
その最奥で立ちはだかったボスは水の馬(ケルピー)。別名アハ・イシュケ。
ファンタジーをかじってると知ることも多いけど、少女の肉を好んで食べるのは初めて知りました。
ちなみにこのことを知った愛歌おねえちゃんのセリフは「お馬さんね?」「まあ、恐い」
ケルピーはセイバーと数度の剣戟を交わしたりと中々の強さ。
勝ち目はないとみたのか即座に愛歌に襲いかかる獣らしい判断。
しかし相手が悪かった。愛歌の炎の飛礫による魔術でダメージを負わせられ
直後にケルピーの動きにもう慣れたセイバーさんの一撃であっさりと粉砕。
ケルピーの食料として食べられそうな部位について心配するほどの余裕である。
一応、ケルピーは散弾銃を超える威力の炎の魔術ぐらいならノーダメージとすごいことはしてる。
愛歌おねえちゃんがそれをダイラタンシー流体によるものだと看破し
魔術にちょいちょいっとアレンジ加えて無効化させちゃったから仕方ないのだ。
このあとお馬さんは美味しい食材になりましたとさ。
続いて姿を現したのはなんと「Fate/EXTRA」のロビン・フッド。またの名を緑茶。
サーヴァントが対峙する緊張感だけで愛歌の中にいる「少女」がすごいことになっているが
緑茶の申し出はなんと共闘。同じく亜種聖杯を破壊する目的があるから協力しようと。
確かに斥候として緑茶が加わってくれればダンジョン探索においては頼もしい。
でも真名はきちんと隠す。そこらへん抜け目ない性格なのはさすがである。
とりあえず考えておいてくれと言って姿は消してしまいましたが
Fakeを読んだ後だとアーサー王とロビン・フッドという組み合わせは反応しちゃいますねw
そういうことから情報も色々と提供してくれた。
隠密行動で得たのか残りのサーヴァントであるキャス子とハサンについても教えてくれます。
さらにこの亜種聖杯戦争ではマスターは本来おらず、魔力供給してくれる愛歌が居るセイバーは特別。
他のサーヴァントは迷宮内の幻想種を倒したり宝箱から得た礼装から魔力補給しているそうな。
なんでそんな都合よくと思うかもしれないが、それはこの迷宮がそのように再設計されてるから。
ダンジョンにある、あらゆる魔術的なものはサーヴァントに消費できるようにと
そこまでできるとなれば、もはや迷宮の持ち主たるあの人しか居ませんよね。
更になにやらアグリッパの惑星魔法陣という設定が出てきて気になる。
アグリッパとホーエンハイムって時期が重なっているし、コーバックはもしや知り合いなんだろうか。
第二層の攻略を進める愛歌とセイバーだが恐ろしい程にマッチしている。
セイバーは愛歌を強い心を持った少女にしてマスターだと認めているし
王子様ではないセイバーだからか、愛歌も対応がほんとうに自然。
いっぱい守ってくれてありがとうセイバーなんて言葉も何気なく言えます。
お互いに視線を交わして通じ合うような場面も見られるし
まるで神話やおとぎ話のような一幕のような主従。
魔窟でも食事を楽しむ余裕もある
人食いの魔獣が襲ってこようが、生鮮食品売り場でメニューを考えて微笑む少女のようなマスター。
それを見て在り方が柔軟で自然なんだなーと仕草や言葉に意識の欠片を和ませるサーヴァント。
サンドイッチに見えますが、材料はすべて迷宮に生息するモンスターのものである。
>愛歌「ちょっと、面白いことを考えてみたわ。セイバー」
思うように進まぬ迷宮探索で愛歌が取った行動とはキャス子さんへ挨拶しに行くこと。
たった今、数千規模の食人昆虫の群れを大規模魔術で速やかに殲滅してみせた相手。
それを前にしていつもと変わらぬ様子で笑顔で挨拶できるなんてさすがお姉ちゃんだぜ。
神代の魔術は「目にするのは」初めてだわーと観察する余裕もあるぞ。
いけない、お姉ちゃんが新たな経験値を持ち帰ってプロトで強力な魔術師になってしまう!
危険な女性が対峙するこの一触即発の空気
会話は和やかだけど緊張感はやばい。
しかし目的は戦いではない。もしかして共闘の流れだろうか。
緑茶は愛歌を心配し、ハサンは面白いと動向を眺める。
さていったいどうなる。
そういえば、セイバー、アサシン、キャスター、アーチャー。
これって蒼銀のフラグメンツではすべて愛歌おねえちゃんの陣営についたサーヴァントですよね。
そう思ったらこのラビリンスでもサーヴァントが全員協力してダンジョン探索する予感がしてきた。
となればダンジョンに居る敵はもっと強大になりそうだよね。
この予想が当たってたら第3層ではドラゴン、4層では神霊が見れるかもしれない。
中原絵のロビンフッドとメディアいい感じだな。