【FGO】ロストベルトNo1~3まで実際に見てみると異聞帯は行き止まりの人類史だというのがよくわかる
民衆なんてもはや人間である必要なんて全くないし幼年期を終え宇宙へ飛び立つ気もなく地球にへばり付きひたすら停滞する生き物に誰が価値を見出すだろう
始皇帝が宇宙も積極的に開発する気があったなら良かったのだが
言われればヤガも北欧の飼われた人間達も歴史と呼べるもの持ってないし
ある意味ケモナーワールドよな
さすが発展性の無いどん詰まりの世界
完成して可能性がないのも理由だが幸福すぎても剪定されるという良い例だ
世界の裏側の存在はただ美しくあろうとする意思しかないらしいが秦が美容や芸術を推進してたらほぼ世界の裏側と変わらなさそうでヒナコにとっても理想かもな
始皇帝のも今の人間のままって言えるだろうか
肉体的にはともかく精神的に
平和で安定が極まったから剪定ってのも酷い話だと思うわ
始皇帝がもっと征服欲有ったら、他の天体まで手を出し続けたりで存続してたんだろうか
自分を巨大ロボとか宇宙戦艦に改造したりとか
そこが秦というか始皇帝の限界だった
剪定されてるということは始皇帝ではその先がないんだろう
始皇帝の支配も民から発展性を奪うことで成り立ってるものだし
作中でも汎人類史の技術や魔術理論を思いつかなかったという反応があるし
始皇帝の治世に家畜扱いだとか人を人として扱ってないみたいに憤慨してたのは的外れだと思ったわ
幸福というか他に幸福というものがあるってことを知らないように制限してるというのが正しい
3章は、考えようによっては共産主義が目指す理想とそれに対する皮肉だから
ちなみにこんな社会をマジで目指したのがポル・ポト
そこから考えると統一段階で知識層の虐殺があったのは確実
そして文明は徹底的に破壊され、人々は個々の自由と財産と権限を剥奪された上で
今の生活になったはず。統一初期の世代にはまさに地獄だったろう。
それと家畜じゃなくてペットね。愛玩動物。食われる訳じゃないんだから。
幸せそうなら良いじゃないかと思うだろうが、動物園に飼われている人間がいることを想像してみ?
本人幸せそうにバナナ頬張ってても、とても幸せだとは思えないでしょ。
始皇帝の人民の扱いは、完全にペットのそれだったろ。
3章の世界も一つの理想的世界ではあるけど、人間の尊厳と自由を犠牲にしての理想だから、
現代人としてはとても肯定出来るものじゃないよ
ただし、共産主義者は除くけどね
種蒔きと収穫やらせてるんだから牛馬と扱い一緒じゃないか
徐々に文化圏を狭めていった可能性のが高くないか
5年10年でやろうとしたポルポトと違って不老不死なんだから
異聞秦の外にも自分の国があると始皇帝は言ってたから、本当に全世界を衛星軌道上から監視して統一してたと思われる
家畜扱いされてて可哀想とは言うが
自分と同じだけの自由が無い=可哀想っていう短絡的な思考に基づくただのエゴじゃろ
実際人が家畜扱いされてないお前らの社会に住む人はもっと幸福なのか?と問われて言葉に詰まってる時点で
人の幸福に付いてより真剣に考えてるのはむしろ始皇帝の方じゃね
それも一つの考え。完全な否定は出来ないよ。
ただし、その考えを現代の思想に当てはめると、共産主義の理想にピタリと当てはまる。
それも、原始共産制ね。
それと代償になっているのが自由だけだと考えると少々不自由でもいいじゃないかと思うかもしれないが、
ここで犠牲になっている最大の要因は自由ではなく「人間の可能性」という、ある意味人間を人間たらしめているもの
それは同時に人を不幸にもするものだから、結局は人の不幸を完全否定するのが始皇帝で、
人の可能性を最重要視するのがカルデア側というのが今回のテーマでしょ。
あくまでもコヤンの考える傲慢で身勝手であるべき。っていう人間像に基づく意見だけど
個人的には神よりイヴァン雷帝や始皇帝みたいな特別な進化を遂げた結果
神の領域まで到達したただの人間っていうほうが好き。
天下泰平なのに行き止まりの人類史ってのがわかりやすかった3章。それまで行き止まりでも相手はこの世界を残したいって感じの戦いだった。三章ではどちらの世界が正しいのかって問題に主眼を置いて始皇帝の器の大きさもあってそんなに悲壮感はなかった。最初はこんな穏やかに終わるとは思ってなかったのだ。いやでもあそこまで頑張ってようやく理想が完成完了したらダメってそこだけ聞くと酷い話でござるな。ここまで多様な世界を見せられましたが次から異聞深度がAだからどんな感じになるのか楽しみですね。
昔は三田さんが孔明を引ける世界は異聞帯になると言われていてな