『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第35話(後編)感想 人類の守護者の力をたったひとりの為に使うと誓った士郎の戦い
増えるワカメと士郎の戦い。
こう書くとネタっぽい字面だが増えるワカメわりと優秀だった。
まずタフになって士郎の双剣では決定打になるダメージは与えられない。
更にこれは後にわかるが無駄にデカくて目立つのもちゃんとした理由があって侮れない。
これに対して士郎は干将・莫耶を連続で投影して切る刺す投擲のオンパレード。
ワカメはあっというまに蜂の巣である。
仕込みは上々、ここから士郎のちょっとした技を披露する。
お馴染みオーバーエッジ
串刺しにした無数の干将・莫耶が一斉に巨大化して対象を切り抉るというえげつない技である。
最初は小型の壊れた幻想やるのかと思ったけどこれもまたカッコイイ。
そしてこんなになっても活動を続ける巨大ワカメ。「働き者」ですね。
しぶといワカメに今度こそ士郎は壊れた幻想を叩き込まんとする。
その時、士郎に待ったをかけるかのように舞う後輩の忘れ物
そのおかげで慎二の不意打ちに気がついた
あの無駄にでかい増えるワカメはなんと目を引きつけるためのハリボテによる囮だった。
そうして背後から暗殺というのがやり口だったのだ。
最後にアサシンっぽいとこ見せたけど士郎には届かなかったのだ。
死の間際に全てを思い出した慎二。
慎二の口から「殺してくれ衛宮」なんてセリフを聞く日が来るとは…。
だが慎二は桜の言うとおり既に死んでいた。
士郎が切った慎二が晒したのは亡骸ではなく人形だったのである。
死んだ人間の意識を置換魔術で人形にのっけていいように使役しているとのことだ。
えげつないけど置換魔術って何でもできるというか応用力が高すぎである。
士郎の言うところのガキの戯言に応えてくれた英霊エミヤ
当然ながらこの士郎はアーチャーカードの英霊エミヤさんのことを理解しているようでした。
そんな士郎がたった一人のためにこの英霊の力を使って戦い続けるってのがもうね。
他の聖杯戦争参加者を倒すために士郎は修羅の道を行く。
たった一人のためにその力を使い戦う士郎
素晴らしいぐらいのHFへのリスペクトだ・・・