Fate/Zero 第11話 「聖杯問答」 感想

2011年12月11日 13:14 Fate/Zero


騎士王・征服王・英雄王の3人による王たちの狂宴。
3人の王が聖杯をどのように扱うかというのが明らかに。
問答にて王道をぶつけ合い、そして酒を飲み交わして語らいます。
そしてセイバーの「王の器」がライダーに問い質される話でもあります。
予告にあったセリフがいくつか無かったりと今回は結構省略されてるようだ。

一番の見所はライダーの「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」
征服王イスカンダルの威容を見せ付けるシーンは文句なしの迫力でした。

アインツベルン城にて待機していたアイリスフィールとセイバー。
二人は何者かの接近を察知。
轟く雷鳴と共に豪快な正面からの来訪者はライダーとウェイバーでした。
目的は切嗣の留守を狙っての襲撃? いえいえ酒盛りをするために来ましたw
とはいえコレも立派な挑戦です。
酒を持って王の格を競うこの戦いをセイバーは受けて立つことに。



城の中は荒れてるということで、庭園に場所を移してまずは一献。
ちょこんと正座したセイバーがなんだか可愛いよ。
聖杯に相応しき者を見極めるだけならなにも争うまでもないというライダー。
お互いの格に納得がいけば自ずと答えは出ると言います。
ただ滅ぼすだけではない真の征服を謳うイスカンダルらしい言ですね。

王の格を競う問答となればもう一人の王であるアーチャーも黙ってはいられません。
ライダーの招待に応じて宴の席に参加しにやってきます。
セイバーもアーチャーも戦支度の格好なので大戦略のTシャツを着たライダーが目立ちますねw
そして甲冑姿の二人の王様が柄杓で酒を飲む姿というのもなかなかシュールで面白い。

「見るがいい。そして思い知れ。これが王の酒というものだ」



英雄の格を量るにはライダーの用意した安酒は相応しくないと言ってアーチャーは自身の財宝から酒を振舞います。
酒は神代のもので酒器は幾つもの国が滅びる原因となったもの。
自分の宝物庫には至高の財しかありえないと言うだけあって物凄い代物ですね。
あまりの美味さにライダーもセイバーも打ちのめされてますよw

しかし聖杯は酒器ではないと本題に入ります。
それぞれが聖杯をどう扱うのか。

「そもそもにおいて、アレは我の所有物だ。」

すべての宝物は自分の蔵を起源としており、
聖杯がどんな物かは知らぬが「宝」である以上は自分のものに他ならない。
別に興味は無いがそれを奪おうとする賊には然るべき裁きを下す。
なんというか人類最古のジャイアニストが炸裂ですw
暴君とはいえ自分が王として敷いた法を貫くその姿はハッキリしていてカッコイイですね。

「受肉、だ」



ライダーの望みは受肉にして転生した現世へ一個の生命として根を下ろすこと。
そして自らの肉体で推し進め、征服を成し遂げることこそが覇道。
なんともシンプルで分かり易いですね。
そして照れながら「受肉、だ」って言うライダーがなんかかわいいぞw

「私は、我が故郷の救済を願う。」

聖杯の力で祖国ブリテンの滅びの運命を変えるのがセイバーの目的。
身命を捧げた故国を悼み、過去の行いを否定しているこの言葉。
セイバーはかつての歴史に刻んだ生き方を後悔しているわけですね。



セイバーの言葉で宴の席は静まり返り空気も一変。
これを聞いた二人の王の反応といえばアーチャーは大笑い。
ここは予想してたよりも控えめな笑いでしたね。
もっと爆笑につぐ大爆笑を期待してただけにちょっと残念だったり。
ちなみにドラマCDはホントにすごい爆笑ですよ(笑)

ライダー反応は否定。
問答の筋道でセイバーは応じるもののことごとくライダーは否定します。
正しさの奴隷となるセイバーの生き方はヒトではない。
怒りと憐れみをもってセイバーの王道を否定します。
暗君よりたちの悪い小娘だと切って捨てられ言い返せないセイバー。
かつてのカムランの丘を思い出して口を開けない姿が痛ましいですね。

そんな宴の席に襲撃してきたのはアサシン。
それも一人二人ではなく今まで影に徹っしていた全てのアサシンがここに集結しています。
いきなりこんな特攻をしたのは時臣の命令と綺礼の令呪という事情があるのですが省略されててわかりませんね。
アーチャーは時臣の無粋な采配に幻滅するばかり。



ライダーはアサシンも宴の席へと誘いますが返答は柄杓の酒を地面にぶちまけるというもの。
そんなアサシンに対して固有結界「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」を展開して応えるライダー。



すごい迫力ですよ・・・。
ライダーの王道がこの宝具に表れてますね。
「王たらば・・・孤高であるしかない」という考えのセイバーとアーチャー。
そんな二人に真の王の姿を見せてやるといって召喚された軍勢はまさに圧巻です。
何よりすごいのは臣下の顔が1人1人ちゃんと描かれていること。
何人かは喋っても無いのに個性が出ててエピソード作れそうな風格を感じさせられる。
これ全てがサーヴァントという事実を納得させる凄みがありました。



あっというまに粉砕されてしまったアサシン。
数と質で負け、地の利も無いとなれば成す術はありませんね。
捨石にされて聖杯戦争の最初の脱落者となったのは彼らアサシンでした。



アサシンを蹂躙したライダーは最後にセイバーを王とは認めないと言って去って行きます。
対してアーチャーはセイバーは正しいと肯定するが決して良い意味ではありません。
苦しみに足掻く苦悩と葛藤が慰み者としては上等だと嘯いてます。
ギルガメッシュはようやく寵愛に値するものを見つけてご満悦ですね。

「アーサー王はヒトの気持ちが分からない」

二人の王が去った後にセイバーはかつて言われた言葉を思い出しました。
弱気になっていると言うか相当に堪えたようです。
宴も終わり、どこか寂しさを感じさせる締めとなりましたね。


聖杯問答はライダーの独壇場でした。
セイバー打ちのめされて言い返せないというのもありますが、アーチャーのセリフカットも要因ですね。
尺の都合とはいえ予告であった「貴様はこの我が手ずから殺す」をはじめとしたセリフが無いのは残念でした。
あとは少し作画が悪いように感じましたが、それは物語に引き込まれて気になりませんね。
今回も楽しめましたがやはり1話という短い時間では無理があったみたいです。

それでもFate/Zeroは面白い!
これはファンとしてBD-BOXで追加される映像を確認するしかありませんね。

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コメント

3903172. 電子の海から名無し様2019年12月31日 01:00:52 ID:UxNTg2MjY ▼このコメントに返信

聖杯問答を学校に例えて言うなら知らない間に他者が作った部活の下っ端部員にされてる立場の一般人にとってはルールを守るアルトリアのほうが合わせやすくてマシなんじゃね
ギルガメッシュとイスカンダルはモーホー上級国民同士の無理心中に一般人を巻き込んでるだけだしな
そもそも自分に都合のいい出来レースの舞台である国を維持する為の努力なんてして当然だしギルガメッシュもイスカンダルも人間じゃなくてただ当たりアカウント引いただけの上級国民だったってだけだろ

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