『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第57話(後編)感想 パンドラに安らぎを与えたいと思った一人の少年…ジュリアンの10年に及ぶ戦いの結末
イリヤ、美遊、クロのトリオが揃う
魔法少女のフルメンバー。やはり最終決戦はこの三人が揃わないといけませんよね。そしてジュリアンが聖杯を二つも欲した理由も明らかに。Fateシリーズのファンからするとイリヤが聖杯というのはもう周知の事実ですが、イリヤはまだ自分の事もアインツベルン本家のことも知らないから疑問に思っているのが面白い。パンドラを命を終わらせるのに一つ、箱を破壊するのに一つ
これこそがジュリアンの目的だった。箱を開ければパンドラは死ぬ。だが安らかに眠らせてあげるためには命を終わらせるだけではダメだというのが少年の考えだったのだ。何せ箱(ピトス)の中には星ひとつ分の可能性が詰まっている。いまや腐った泥となった可能性の成れの果ては箱を開ければ星を覆いつくすと。とんだ災厄の箱ですね。パンドラに未来を見せたかった少年
ジュリアンはパンドラが命を終わる瞬間と同時に彼女を縛っていた忌まわしい箱を破壊したかったのだ。星が泥に塗れることもなく、世界も俺も大丈夫だよって未来があることを証明したかった。少年の願いは届かなかったけど、その10年間にも及ぶ想いは確かにパンドラに届いていた。「おやすみなさいお兄ちゃん」「おやすみ姉さん」…ってジュリアン!ここで終わってしまうのか!?エインズワースの悲願が達成なるか
出てきたかダリウス・エインズワース!ようやく概念置換が完了したということで表に出てきたが…完了って…それはつまり…やはりジュリアンはもう逝ってしまったのか?今まで耐えてきたのはパンドラを安らか眠らせてあげるという願いだけ絶対に叶えたかったからか。全てが終わった後に士郎とまた話して欲しかったのに…。いや諦めるのはまだ早い。イリヤの目指すハッピーエンドを管理人は信じるぞ!さしあたってはダリウスだけに上手いこと起源弾をぶち込んでもう二度と概念置換できないねえってしてやらないと!
というわけでダリウスやっぱり動き出した。
あと気になるのは桜と子ギルと田中さんの動向ですね。
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
ようやく出てきたなボス!!