フェイト/エクストラ (2) ろび~な
2012年03月24日 20:00 Fate/EXTRA
Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)のろび~なさんによるコミカライズ版の2巻を買ってきました。
電脳空間で繰り広げられる聖杯戦争。
第2巻ではロビンフッドとの決着と第3回戦の開始と決戦前夜まで描かれています。
雑誌掲載時の感想 → 6話 7話 7話その2 8話 9話 10話 11話
第2回戦の対戦相手であるダン・ブラックモアとロビンフッド。
二人の騎士として戦いに挑むマスターと何をしてでも勝とうとするサーヴァントという主従が描かれています。
卑怯な手段を厭わぬサーヴァントに対するダンの憤りは本物で、令呪を使ってまでアーチャーにフェアな戦いをさせます。
大事な令呪を敵マスターを助けることに使ったダンも凄いが、令呪を持ち出さないと言う事を聞かないロビンも凄い。
二人とも頑固です。
この巻ではそんなダンとロビンの過去が語られています。
ダンは妻のために軍人としてではなく騎士として今回の戦いに挑んだこと。
ゲームでは接点の無かったあの男と戦場で会話を交わしたというのは面白いですね。
ロビンはシャーウッドの森で村の人達のために戦った生涯が語られています。
ここでロビンも騎士に対する憧れがあるのだというのが明らかに。
決戦でも持ち前の技を生かしてセイバーと白野を追い詰めます。
やはり身を潜め、毒を使い、不意打ちも辞さないその戦い方は強い。
しかし覚悟を決めた白野の言葉にダンは真正面からぶつかることを選びます。
ロビンもダンの信頼と騎士という言葉に触発されて正々堂々セイバーと白刃で切り結ぶ。
結局セイバーに負けてしまうのですが、その表情は終始嬉しそうでしたね。
最後に自らの思いを告白して満足そうに消えて行ってしまいました。
消える前の表情・・・何というか清々しく全ての闇が消えたって感じでしたね。
この主従は対照的なようでいて、騎士の憧れなど似ている部分がちゃんとあったというわけです。
ダンも最後に自分の在り方を教えてくれました。
記憶もなく流されるだけの白野も一つずつ成長していきます。
そして第3回戦の対戦開始。
ここまで来ると他の実力者が目をつけて関わってくるようになります。
殺し屋にテロリストなど、とてもお近づきになりたくないような人ですよ(笑)。
ああ、でも凛は可愛いから是非ともお近づきになりたいw
可愛いと言えば今回の対戦相手、ありすとアリスという2人の少女も可愛い。
でも可愛いからって近づくとちょん切られちゃいますよ。
無邪気で年相応の笑顔を見せてくれますが、とてつもない相手です。
自由自在に移動でき、対戦相手をアリーナに引き込む。
固有結界まで使いこなし、呼び出したお友達のジャバウォックの戦闘力は凄まじい。
枚挙すれば反則なみの強さですね。
それはセイバーとサンサー2人がかりでもなおこっちが不利になる展開からも分かります。
白野は凛やラニといった協力者のおかげで攻略の糸口を手に入れます。
そしてありすとアリスの謎も少しずつ明らかに。
対策は立てたものの、今までの相手とは事情が違う背景に白野は思い悩み決断できません。
セイバーの助言を聞いても白野は割り切れないまま次の巻へと続きます。
聖杯戦争の過酷な運命が描かれていますが、それと同じくらい可愛い赤セイバーも見れます。
相変わらず赤セイバーさんはドヤ顔可愛い!
番外編では岸波白野(♀)ちゃんも活躍してます。
セイバーさんは別に娘の姿でも一向に構わないとか。
まあ美少年も美少女も両方いけると豪語して憚らないお方ですからねw
設定資料集では今回の巻で活躍したキャラが解説付きで載ってます。
ラニはギリギリを攻めたいという話ですがこれはアウトな気が!
ろび~な先生は女の子は可愛く描きたいと言っているので今後も楽しみです。
でも男もかっこよく描けてると思います。特にダンとロビンの主従は。
ダンは渋いしロビンは普段の甘い顔から「はあああ!?」って表情もちゃんと描かれてるので見ていて面白い。
ダンのビジュアルは確かに学園モノでは目立つというか浮いてるかもしれませんねw
相変わらずゲームとは違った楽しみを提供してくれるコミックですよ。
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