Fate/Zero 第16話 「栄誉の果て」 感想
2012年04月23日 02:52 Fate/Zero
見所は沢山あるのですがやはりBパートからの流れが全て持っていきました。
セイバーとランサーの騎士道の決着の行方。
そして二人のマスターとの関係はいかに。
今回のFate/zeroは衝撃的でした。
再起不能だったケイネスですが金と権力とコネに物を言わせて有る程度は回復しました。
璃正神父に用件があって車椅子で教会までやってきましたが待たされています。
璃正はキャスターの引き起こした大騒ぎの隠蔽工作に苦労していました。
山積みの問題を魔術協会と協力したとはいえ一応何とかしたのだから優秀というほかありませんね。
かねてより提示されていたキャスター討伐の報酬である追加の令呪を要求するケイネス。
とりあえずランサーのマスターにその資格があることは監視係が確認していたそうで。
なんだかんだでランサーはバーサーカーを落としたりと活躍をしてましたからね。
しかし宝具を失って得たものが令呪と考えるとちょっと釣り合いが取れません。
少し雲行きが怪しかったものの、令呪の一つをその手に取り戻したケイネス。
璃正としては時臣以外に令呪を与えるのは頭痛の種ですが出し惜しみしても結果は同じですからね。
しかし誤算だったのは令呪を得たケイネスが璃正を撃ち殺してしまったことでしょう。
ケイネスからすれば他のマスターに令呪を与えるわけにはいかない。
わざわざ銃を使ったのは、この犯行を切嗣に擦り付けるためでもあります。
考えての行動ですがもはや自分の誇りが地に落ちているということは頭に無いのが分かりますね。
その時、もう一人のランサーのマスターであるソラウは舞弥に襲撃されていました。
令呪がある右腕をバッサリ切られてしまい確保されてしまいます。
舞弥はずっと尾行していたのでランサーと別行動を取ったところをやられてしまいましたね。
マスター狙いの切嗣のスタンスは一貫して変わらず、油断大敵ですね。
雁夜を治療した上に間桐邸に送り届ける綺礼。
時臣への謀反だと分かっていながら自問する己に湧き上がってくるのは・・・後悔ではなく高揚。
人助けに高揚してるわけではありませんよ(笑)。
綺礼は自分でもまだ理由が分かってませんが覚醒のときは近いですね。
意気揚々と戻ってきたケイネスを待っていたのはソラウが人質にとられた事実。
当然、ソラウを守れ無かったランサーは罵倒されます。
今回に関しては戦略とかそういうの無視してケイネスの気持ちが分かりますね。
愛する人を守りきれなかった男に対して暴言の一つも吐きたくなるというものです。
ランサーもそれが分かるからこそ耐えています。
でもたった一つ、ソラウに色目を使ったと言われるのだけは我慢なら無い様子。
ソラウがランサーに惚れたのはめぐり合わせが悪かったんですが
ケイネスからしたらその他諸々の事情など推し量りようが無いですね。
冷静でいられない心中は分かりますがランサー相手に溜飲を下げようとする所はもう小物そのものである。
切嗣からの情報でやって来たセイバーとアイリ。
切嗣のことをマスターではなく味方というあたりに彼女の主に対する心境がうかがえます。
ランサーはランサーでソラウの事を二人が知らないということに安堵しております。
今となってはセイバーとの尋常なる決闘がたったひとつの望みのランサー。
その顔は嬉しそうでセイバーとランサーの一騎打ちはどちらも楽しそうです。
やはりこの二人の相性は抜群ですね。
セイバーはあえて左手を使わないのが最上の戦い方だと言う。
理論としては無茶苦茶ですがここの騎士道はちょっとカッコイイとも思いました。
ランサーはかつてないほど良い笑顔!なんかキラキラしてる(笑)。
しかし当の騎士たちの清廉な覚悟とは裏腹にケイネスは焦るばかり。
彼から見ればセイバーに手加減され、舐められた上でもまだ勝てないランサーって感じですからね。
どうにかしなければならないと悩むケイネスの前に現れたのはソラウを人質にした切嗣でした。
ケイネスは怒るよりも先に絶望してしまいます。切嗣の恐ろしさは身をもって知ってますからね。
自己犠牲証文(セルフギアス・スクロール)に従って屈服する流れは原作よりもケイネスの気持ちが分かってよかったです。
気持ちを通わせることが出来なかったとはいえケイネスのソラウへの愛情はまぎれもなく本物ですからね。
尋常なる戦いは唐突に自分の心臓を貫くランサーによって終わってしまいました。
令呪の強権によってマスターに自害させられたランサー。
彼はまたしても主に裏切られるという同じ末路を辿る羽目になりました。
血の涙で瞳を濡らし、怨嗟の叫びを吐き散らしながら果てたランサー。
主従関係から何一つとして噛みあわないこの二人。
最初から最後まで相性が悪も修正できずに敗退していきました。
だれかれ構わず恨み言を吐くその姿はとても清廉な騎士には見えない最期でした。
そしてケイネスもその後を追うことに。
ここでさりげなくケイネスから距離を取る切嗣。
そこに舞弥からの5.56mm弾による攻撃が!
取引内容は切嗣にはケイネスとソラウの二人を殺せないというものだったんですが
代わりに舞弥によって殺されるという結末でした。
愛する人と故郷へ帰るために全てを捨てたケイネスですがそれすらも叶わぬ結末。
即死できなかったケイネスに「悪いがそれはできない契約だ」と言う所が最高に鬼畜だと思います。
代わりに介錯をするセイバー。
切嗣を一喝するセイバーはもう仇敵でも見るかのようです。
それでもあえてセイバーをスルーしてアイリに説明する切嗣。
アイリとの会話という体裁ですが、侮辱の言葉は紛れも無くセイバーに向けられている。
何度も言うけどこの二人、相性最悪です。
ここで胸のうちをようやくさらけ出す切嗣。
戦争についての考えは二人の時代を考慮すればどちらにも言い分はあると思います。
相容れぬ主従ですが、このやり取りでセイバーは聖杯を捧げる主として認めることに。
切嗣に切りかかる勢いだったセイバーもいつしか憐憫の瞳を向けていました。
切嗣もセイバーに初めて激しい感情を向けて立ち去ります。
そしていよいよ自らの体の異変に抗い切れなくなったアイリスフィールは倒れてしまうのでした。
前回の脱落者であるキャスター陣営とは逆にかなり可哀想な結末を迎えたランサー陣営でしたね。
ランサーもケイネスも声をあててくれる人の素晴らしい演技によってゾクゾクきました。
色々細かいところに感心してたんですが最後の流れで度肝を抜かれましたよ。
いつも凄いけど今回も凄かった。
次回は言峰綺礼の覚醒か!しかしタイトルがネタバレになっている気がするw
璃正神父に用件があって車椅子で教会までやってきましたが待たされています。
璃正はキャスターの引き起こした大騒ぎの隠蔽工作に苦労していました。
山積みの問題を魔術協会と協力したとはいえ一応何とかしたのだから優秀というほかありませんね。
かねてより提示されていたキャスター討伐の報酬である追加の令呪を要求するケイネス。
とりあえずランサーのマスターにその資格があることは監視係が確認していたそうで。
なんだかんだでランサーはバーサーカーを落としたりと活躍をしてましたからね。
しかし宝具を失って得たものが令呪と考えるとちょっと釣り合いが取れません。
少し雲行きが怪しかったものの、令呪の一つをその手に取り戻したケイネス。
璃正としては時臣以外に令呪を与えるのは頭痛の種ですが出し惜しみしても結果は同じですからね。
しかし誤算だったのは令呪を得たケイネスが璃正を撃ち殺してしまったことでしょう。
ケイネスからすれば他のマスターに令呪を与えるわけにはいかない。
わざわざ銃を使ったのは、この犯行を切嗣に擦り付けるためでもあります。
考えての行動ですがもはや自分の誇りが地に落ちているということは頭に無いのが分かりますね。
その時、もう一人のランサーのマスターであるソラウは舞弥に襲撃されていました。
令呪がある右腕をバッサリ切られてしまい確保されてしまいます。
舞弥はずっと尾行していたのでランサーと別行動を取ったところをやられてしまいましたね。
マスター狙いの切嗣のスタンスは一貫して変わらず、油断大敵ですね。
雁夜を治療した上に間桐邸に送り届ける綺礼。
時臣への謀反だと分かっていながら自問する己に湧き上がってくるのは・・・後悔ではなく高揚。
人助けに高揚してるわけではありませんよ(笑)。
綺礼は自分でもまだ理由が分かってませんが覚醒のときは近いですね。
意気揚々と戻ってきたケイネスを待っていたのはソラウが人質にとられた事実。
当然、ソラウを守れ無かったランサーは罵倒されます。
今回に関しては戦略とかそういうの無視してケイネスの気持ちが分かりますね。
愛する人を守りきれなかった男に対して暴言の一つも吐きたくなるというものです。
ランサーもそれが分かるからこそ耐えています。
でもたった一つ、ソラウに色目を使ったと言われるのだけは我慢なら無い様子。
ソラウがランサーに惚れたのはめぐり合わせが悪かったんですが
ケイネスからしたらその他諸々の事情など推し量りようが無いですね。
冷静でいられない心中は分かりますがランサー相手に溜飲を下げようとする所はもう小物そのものである。
切嗣からの情報でやって来たセイバーとアイリ。
切嗣のことをマスターではなく味方というあたりに彼女の主に対する心境がうかがえます。
ランサーはランサーでソラウの事を二人が知らないということに安堵しております。
今となってはセイバーとの尋常なる決闘がたったひとつの望みのランサー。
その顔は嬉しそうでセイバーとランサーの一騎打ちはどちらも楽しそうです。
やはりこの二人の相性は抜群ですね。
セイバーはあえて左手を使わないのが最上の戦い方だと言う。
理論としては無茶苦茶ですがここの騎士道はちょっとカッコイイとも思いました。
ランサーはかつてないほど良い笑顔!なんかキラキラしてる(笑)。
しかし当の騎士たちの清廉な覚悟とは裏腹にケイネスは焦るばかり。
彼から見ればセイバーに手加減され、舐められた上でもまだ勝てないランサーって感じですからね。
どうにかしなければならないと悩むケイネスの前に現れたのはソラウを人質にした切嗣でした。
ケイネスは怒るよりも先に絶望してしまいます。切嗣の恐ろしさは身をもって知ってますからね。
自己犠牲証文(セルフギアス・スクロール)に従って屈服する流れは原作よりもケイネスの気持ちが分かってよかったです。
気持ちを通わせることが出来なかったとはいえケイネスのソラウへの愛情はまぎれもなく本物ですからね。
尋常なる戦いは唐突に自分の心臓を貫くランサーによって終わってしまいました。
令呪の強権によってマスターに自害させられたランサー。
彼はまたしても主に裏切られるという同じ末路を辿る羽目になりました。
血の涙で瞳を濡らし、怨嗟の叫びを吐き散らしながら果てたランサー。
主従関係から何一つとして噛みあわないこの二人。
最初から最後まで相性が悪も修正できずに敗退していきました。
だれかれ構わず恨み言を吐くその姿はとても清廉な騎士には見えない最期でした。
そしてケイネスもその後を追うことに。
ここでさりげなくケイネスから距離を取る切嗣。
そこに舞弥からの5.56mm弾による攻撃が!
取引内容は切嗣にはケイネスとソラウの二人を殺せないというものだったんですが
代わりに舞弥によって殺されるという結末でした。
愛する人と故郷へ帰るために全てを捨てたケイネスですがそれすらも叶わぬ結末。
即死できなかったケイネスに「悪いがそれはできない契約だ」と言う所が最高に鬼畜だと思います。
代わりに介錯をするセイバー。
切嗣を一喝するセイバーはもう仇敵でも見るかのようです。
それでもあえてセイバーをスルーしてアイリに説明する切嗣。
アイリとの会話という体裁ですが、侮辱の言葉は紛れも無くセイバーに向けられている。
何度も言うけどこの二人、相性最悪です。
ここで胸のうちをようやくさらけ出す切嗣。
戦争についての考えは二人の時代を考慮すればどちらにも言い分はあると思います。
相容れぬ主従ですが、このやり取りでセイバーは聖杯を捧げる主として認めることに。
切嗣に切りかかる勢いだったセイバーもいつしか憐憫の瞳を向けていました。
切嗣もセイバーに初めて激しい感情を向けて立ち去ります。
そしていよいよ自らの体の異変に抗い切れなくなったアイリスフィールは倒れてしまうのでした。
前回の脱落者であるキャスター陣営とは逆にかなり可哀想な結末を迎えたランサー陣営でしたね。
ランサーもケイネスも声をあててくれる人の素晴らしい演技によってゾクゾクきました。
色々細かいところに感心してたんですが最後の流れで度肝を抜かれましたよ。
いつも凄いけど今回も凄かった。
次回は言峰綺礼の覚醒か!しかしタイトルがネタバレになっている気がするw
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