『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第60話感想 一人の男が人類史の極点へと至る試み、星のテクスチャは未知の神話を基盤とした存在に侵食される


起源弾の薬莢と笑顔を遺して消えてしまったクロエ
友達にして姉。クロが残してくれた言葉と笑顔はこんなにも重いのに失われてしまったものはあまりにも大きい。彼女が見守っているからこそイリヤも美遊もすぐに立ち上がる。黒幕は消えたのなら後は世界が終わってしまわないように後処理をするだけである。まずは泥を吐き出し続ける孔を塞がないと…しかしやはりというか戦いはこれで終わりではなかったのだ。

塗りつぶされていく星のテクスチャ
平たく言うと人も星も滅茶苦茶になる。要はダリウスに人類を救済するつもりなんてなかったのだ。ダリウスの目的はやはり神話創生であり人類を救うってのはその都合よく目的をすり替えていただけだったのか。そして湧き出てくるのは未知の神話を基盤とした巨人の群れ。人の手に余る惨状はまさしく終末の光景である。
特等席で観戦している小さな英雄王ギルガメッシュ
やはり見ていた。やはり何もかも知っていた。この言いようは子ギルであろうともギルガメッシュはギルガメッシュですね。そしてギルガメッシュは田中の事も既に知っているまたは察してそうな雰囲気。それにしても田中さん久しぶりですね。田中さんが英雄王に頼みごとをしていましたが…果たしてそれが起死回生の一手となるかは今後の楽しみです。
樹に喩えられる人類史…その「極点」を目指したダリウス
「虚空に神」の次は「極点」ときましたか。FGOでも自らを新しい天体として惑星を創り直そうとしたゲーティアをはじめとして、リンボやアルジュナオルタなど多用されている用語ですがプリヤでも見ることになるとは思わなかった。要はそれほどの大事…とんでもない事態になっているというのがわかります。理屈としては創世記のやり直しを目指して極点に至ろうとしたゲーティアを思い出します。人間に人類史は救えねえ…だったらどうするよ。なっちまえばいいじゃん人類史に。というわけですね。

巨人になったダリウス
普通ならこれがラスボスの最終形態で最後の戦いとなるのですが…相手が圧倒的過ぎてどうしようもない。成すすべもないイリヤが絶体絶命のピンチとなる。本当にどうすればいいのだ…。

イリヤをかばって巨人ダリウスの一撃をまともにくらってしまう美遊
咄嗟の判断で希望がすべて潰えることはことはなかったが…押しつぶされたてしまった美遊は…。そして出現した聖杯はダリウスに喰らわれてしまった。これでもまだ崩壊の序曲だというのか。>イリヤ「その日─────世界が丸ごと終わっちゃった─────ってこと」
>ひろやまひろし先生「第三部完ッ!いえ大丈夫です。まだ続きます。」
どうやらこれが最終決戦ではなかったようです。
生き残ったメンバーがこの絶望的な状況をどうひっくり返すのか楽しみですね。
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
創造種
「そんな巨人居ねーよ」