『氷室の天地 Fate/school life』第144話感想 不発に終わった「千年鍵の大迷宮デッキ」と炸裂する「20世紀の魔術師デッキ」
ダークホースと戦うことになった氷室鐘
千年鍵の大迷宮デッキから繰り出されるそのプレイングは、まさにアルカトラスの迷宮!氷室さんもどう攻略したらいいかわからないくらいである。彼女たちこそは型月作品でも知る人ぞ知る柑橘系娘のひびちかコンビ!そしてケータイさんことコーバック・アルカトラス!二十七祖にして魔法使い一歩手前の実力者である。そんな大物がなぜこんなところでゲームを!?そんな驚きと疑問と共にページをめくった次の瞬間!
ケータイさん折れた
説明しよう!グリーンこと桂木千鍵は日常的にケータイさんをブチ折っているのだ。原因は主にケータイさんの言動にある。…まあつまりはそういうことなのだ!ブレインを失ったことで対戦相手は急速に弱くなってしまい、氷室さんもあっさりと勝利を収めるのであった。スターリット・マーマレード…二人はひびちか…完!
美綴綾子 vs 後藤劾以
というわけでメインは二人の戦いでござる。後藤くんはしばらく見ないと絵柄がどんどん変わっていく…!実は二人とも正攻法では戦わないので滅茶苦茶なことになるのですが…今回は後藤くんの編成がお披露目される話となっています。その名も…20世紀の魔術師デッキ…!
20世紀最大の魔術師 アレイスター・クロウリー
イギリスの儀式魔術師にして著述家でもあり、その波乱の生涯の中で数多くの著作を残しており、日本でも1980年代から数々の邦訳版が刊行されている。中でもスピリチュアル哲学のセレマ思想を提唱し『法の書』を執筆したことでも知られる。名前くらいは誰でも聞いたことがあるくらいの有名人ですね。創作でも登場することが多いのだ。ヴォルフ・メッシング、ヒトラーが忌み嫌い、スターリンに祝福された男
魔術師・催眠術師・読心術師・預言者と様々な異能で暗躍した男。史上最強のサイキックとも。彼を恐れた人が捕縛に成功するも得意の催眠術を利用して脱出されたという。ヴォルフ・メッシングについてはさまざまな噂や伝説があるのだ。ミハイル・ブルガーコフのロシア文学「巨匠とマルガリータ」に登場するヴォランドは彼をモデルにしたと言われる。神秘主義者であり20世紀を飾る希代の怪人ゲオルギイ・グルジエフ
神ならぬ身にて大いなる秘密を探し当てた神秘の超人。精神的な取り組みの主導者、著述家・舞踏作家・作曲家として知られ、人間の「緩衝器(クンダバッファー)」を取り除くことで真実の自分と向き合い、覚醒して超人へと至る『超人思想』を樹立。魔術師のような不思議なエピソードの多い面白い人物です。ピアノの作曲もしている。錚々たる顔ぶれの魔術師を駆使して繰り出されるバグ技
バグ技で超人に生まれ変わるゲオルギイ・グルジエフというのがもう面白い。それにしても数値がおかしいじゃろ!!大会運営もどうしたらいいかわからない
次回、バグ技にはバグ技で対抗する美綴綾子のデッキが火を吹くぜ。
実家のような安心感