『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第63話感想 星命の記録をたどって時を越え、目指すはエインズワースのさらなる深淵
時をかけるイリヤ
時間という無限の暗闇の中に灯る光。それは一つ一つが一人の人生の軌跡。まさしく星の数ほど膨大にある中で、その軌跡がひときわ長く永くながーいもの。それはパンドラの歴史でした。反撃の手掛かりを求めてイリヤはこのパンドラの歴史を追いかけることになります。ところでナビ田中さん可愛いですね。
エミーリア姉さんがエリカになった日
まずは10年ほど遡ってみればそこはジュリアンがパンドラに誓いを立てる場面でした。そんなジュリアンなどお構いなしにダリウスはパンドラの治療に入る。放っておいても命を落とすわけではないが、苦しみが長引くのは不憫だと。苦しみが長引くのは不憫…だからダリウスは…苦悩とか絶望するような知能は不要という結論に至った
そんなに苦しいのなら幼児にしてしまえばいい
記憶も人格もリセットしてしまえばパンドラは苦しまずに済む。それがエリカという幼子が誕生した理由である。確かに一つの結論ではあるが…姉と慕った相手が目の前で壊される光景を見てジュリアンはもうわけがわからない。ただでさえこの時期は肉親が大変な目にあっているというのに。エリカの花言葉は『孤独』
わざわざそんな名前をつけるとはダリウスも性格が悪い。しかしエリカという花には『裏切り』という意味もあってだね…ダリウスがそれを思い知る日が来ると予想しておきましょう。エリカの闇の一端を見せられたイリヤはダリウスが許せない
イリヤはいい子だ…まだ歴史を遡って最初の段階でここで怒っている。これから先は何世代も遡ることになりますが、イリヤの精神的負担も少し心配ですね。頑張れイリヤ。イリヤはどうしても我慢できなくて、こんなの絶対に間違ってるよとダリウスに叫ぶ。聞こえるわけがないと分かっていてもそうせざるを得ない憤り。
聞こえたよね、妖精さんの声
ダリウスが…時を遡るイリヤを観測した?さてこれが何を意味するのか。
疑問はあれどパンドラの記録をさらに辿っていくイリヤ
このまま続けていけば若かりし頃のダリウスも見られるんでしょうね。それにしても今回は劇場版HFの宝石剣を作るためにイリヤと一緒に記録を遡った衛宮士郎を思い出した管理人です。
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
そういえば型月世界で過去や未来に行くような、時間の移動ネタってあったっけ?