【Fate】教養の高い人は逆に、「高度な技術や教養を使ってあえて馬鹿なことをする」っていう神々の遊びができる

トライピオ改造兄貴を見てると、こういう遊びを大切にする心が人を豊かにするんだなって思いました

自分より頭が良いキャラは描けないってこういう事なんだよな……
俺は逆立ちしたってスレ内に出たような台詞をキャラに言わせる事は出来ない

全力で遊べるのは良いこと

キアラ様やリンボみたいな頭良いのを自分の為にだけに使うキャラ好き
そして頭良いからこそガバチャーするのもっと好き

他作品でいえば超高校級の絶望(黒幕)とか好き

型破りと型無しは違うって奴かな？

世の中の娯楽はだいたい頭の良い人が生み出してる

※5525325
型破り→型を覚えてからその型から脱却する
型無し→そもそも型を知らない

こんな感じらしい

なんなら教養の高くて頭のいい人は、その場の人たちの教養レベルに合わせるのがうまかったりするからすげぇ
知識のひけらかしにはならないんだよね

頭が良いからって行動が最適解になるとは限らない
そうですよね学士殿

〇〇の無駄遣いシリーズはこれよね

ピカソの画風もちゃんと絵に向き合った上であれだしな

教養が高い人ってカッコいいよね

馬鹿と天才は紙一重と良く言うが、実際は普通に両立し得るんだよなぁ

>>655
今こそあんまりそういう面見なくなったけど「拷問やいたぶるの大好き」「他人は家畜か奴隷か素材で対等な相手ではない」って考えだったものね

やっぱサルは怖い…
そりゃ「俺は成り上がり者だからお坊ちゃんな信長みたいに加減しねえぞ」と脅すわ

歴史番組で、細川幽斎がこのままじゃ戦死するかも、って時に
時の天皇が「奴は口伝の奥義継承してるから戦待って！失伝しちゃう！」と
講和に奔走したエピソード見たときは「天下一の教養人と有力武将を兼ねる才人すごいな…」と思った

「セリヌンティウス、シんだな」
これは本当に教科書に載せても良いレベルだよな

あと何が凄いって、走れメロスは義務教育で習うから
殆どの人が即意味がわかるってのがね

歴史に詳しく無いからたまにここの話題が歴史資料に見える

※5525319
とかく生産性や効率化が持て囃される世の中だけど、それって野生動物と変わらないのよね
文化の真髄は「無駄」にある

先進国は究極的には無駄が多い国、それを許容できる余裕のある国のこと
生活必需品しかないとか不測に備えて蓄えるしか思考が働かなくなると、金銭面はともかく文化レベルは下がっていってしまう

難易度高すぎなシェイクスピア。
小説版アポ書くときに設定変更せずに書ききった東出さんは凄い。

>>734
アイドルの寝起きドッキリによって救われた地球
アイドルの寝起きドッキリのせいで負けたラスボスという型月作品で他に類を見ない汚名を背負うことになった学士殿

※5525328
頭がいいと言うか、ひけらかしって寒いからなぁ
滑るのも怖いし、万一それでいい気になんてなってたら子供だし
コミュニケーションは円滑にわかりやすくが第一よね

※5525328
志貴にも分かるように志貴に合わせて解説や助言してくれたロアは本当に頭いいんだなって思った

※5525332
まぁあれはセザンヌの影響ってのもあるけどね
ブラックもそうだけどキュビスムはあれで元々画力がすごい画家ばっかりというか超画力がないと描けないシロモノ

※5525348
自分がシェイクスピアを描写するとか吐くわ
アンデルセンと言い描き切るには鋼の心臓が要るな

※5525321
ホームズとかもいい例だよね。彼を見てるとなんか名探偵コナンみたいな本格ミステリー作品書いてる人達って本当に凄いんだな、て思っちゃう。

※5525343
そういう場面になった時にサラッと出てくるってのが凄いよね
パワーワードとかって結構あるけど頭の回転が良いんだなぁって感心させられるわ

何というか全力で世の中を楽しみバカをする為に結果教養を高めたって人いるよね

※5525328
上流階級相手には、高級料亭に連れて行って。旬の物や調理法などをわかりやすく丁寧に説明して
庶民相手には、ハンバーガー屋に連れて行き「ここのバーガーうめぇ。特にチーズバーガーのチーズが絶品。しかも安い」って説明する

みたいなもんだよな

※5525321
結局アウトプットするには、それ以上に知識をインプットする必要があるし、
適切な形に成型するのにも、それ相応の知識がいる
創作者はやはり、あらゆる知識を取り込まなきゃならないんだな……難しいものだ

逆にその正反対に位置するキャラはオーロラだろうか。一見思慮深くて理知的な風に見られていたが実際は特になにも考えていなかったり自分の輝きのことしか考えてなかったというか。

聖書やシェイクスピアの引用はお金になる
｢シャーロックホームズの冒険｣にも書いてある

※5525346
そういう意味でいくと江戸時代凄いよなぁってなる
元となるものはそれ以前の時代からあったりするけど
民間への浸透や発展って意味ではめちゃくちゃ重要な時代よね

ちょっと違うけど、前にみたガンプラコンテストの優勝作品が「発売されてないガンプラのランナー状態(しかも旧キット)」だったのを思い出した。

大丈夫、なぎこさんに関しては当時の人でさえやらかしてるから。
(上手いこと言おうとしてだだ滑りした挙げ句、セクハラ和歌が千年残った藤原行成氏)

彼女と丁々発止なやり取りが出来た定子様がマジ神なのです。

「鶏の空音かな？」はたらればさんの解説を読んで「いや深ッ！」ってびっくりしちゃったよね。紫式部と清少納言の辺りはたらればさんが解説してるけどどれも元ネタをしっかり踏襲してて書く方も読む方もすごいわ

幕末期に「名前は読みが合ってれば漢字は割とどうでもいい」っていう風潮があって知識人がそれを逆手に取って自分の名前を誤表記で記すという謎の遊び
新選組の山南さんが長らく「やまなみ」だと思われてたけど本人がこの遊びで三南と書いてたのが発見されて「さんなん」読みが正しいと判明した

そしてその、教養が高い人が行ったお馬鹿なお遊びを
教養が低い奴が下手にガチで真似して大惨事になるんだよな

※5525363
彼女の場合は条件が特殊すぎる、
余裕見せたら惨たらしく死んでいくしかない

わからない人でも楽しめるけど
わかる人はもっと楽しめるのが一流のパロディ
とはよく言ったもの

教養のある人間が馬鹿をやるっていうと某ウマコラボのBOSS怪文書担当者だな
あんなに読みやすい長文なのに「長くなったが…」の締めの言葉から更に長文が続く有様は良い意味での恐怖だった

関係ないけどながい閣下の『走れセリヌンティウス』は名作だから読める人はぜひ読もう

清少納言の歯痛に苦しむ姿を美しいっていってるのも、中国の史書に記載されてる悪女が流行させた仕草をわざわざ生々しく言い直してるっていうかんじなんだよね。

そもそも学問の起源って肉体労働を奴隷に任せてフリーになった上流階級(特にギリシャ人)が暇潰しに始めた頭の体操だからな
なので一見くだらねーお題に頭脳をフル回転させて挑む遊びは実は学問の本質に近かったりする

※5525378
真摯な熱が籠った文章は他人を引き込む魅力があるｗ

※5525375
例えば、BLEACHのセンスに憧れて創作してみるものの結局理解できて居らず中２黒歴史ノートが出来上がっただけ、みたいな？

※5525382
尚、それがギリシャ人の悪癖として沁みついちゃったせいで肝心な時にも滑った会話したせいでコンスタンティヌス11世は死ぬほど苦労した
そして死んだ

※5525346
生産性や効率化の目指すものは基本今までよりも楽になって余力を生み出すことだからなぁ
人力から動力化、口伝えから文書化･･･近代になるまではただ生活するだけでも一苦労だったわけで。
文化を許容できるのは余力があってからこそという

つまりそれだけの余力を生み出すに至った科学技術は素晴らしいという事である

※5525365
民間での読本とか文学、大衆演劇の類いの発達という意味だと江戸は強いよね。
中国だと元から明にかけての演義の類とかもだけど、後世の歴史の認識がここらへんのがベースにして浸透しちゃってる類も多い

※5525321
書き手の能力が伴わない天才キャラって陳腐なご都合っぽくなるからね

※5525371
あとその時の話題に対するアキレウスの答えとかも、ギリシャ神話を知っていたらああいう反応になるのも仕方ないよねって思えるのが結構深いと思った。トロイア戦争の開戦理由を知っていたら、どの女性が一番美しいかなんてまともに答えたくはないよね。

※5525370
行成は三蹟の一人で書道世尊寺流の祖という凄い人なんだよね。とても美しい文字で寒い下ネタを書くって、凄い才能の無駄遣いな感じがするな。

>>876
この時の一件は、後陽成天皇がマジギレして、むしろ権現様は「いや全員ぶっ殺したらマジに朝廷廻らなくなるから、首謀者だけで我慢してください」と、抑えたほう。
幕府が「ふざけてんじゃねえぞてめえ」とキレたのはおよつ御寮人事件。
これも「秀忠の娘を入内させること決定していたのに、天皇がお与津御寮人を寵愛して親王誕生。なお、お与津の兄は、前述した後陽成天皇マジギレ事件の首謀者」という、幕府にとっては二重三重に面子を潰してくれた一件である。

なお、権現様。司馬遼太郎が「クソ真面目で面白みの欠片もない男」として描写するあまり、実学以外の学問嫌っていたように思われがちだが、実際には、伊勢物語やら古今集の講義を息子達と一緒に受けていたり、猿楽や香道とかにもハマるなど、割と芸道にも達者。

トリ子はお洒落ではあるが頭良くないと思うし、教養も怪しい
所謂悪い方向に甘やかされたお嬢様なので仕方ないが

※5525348
シェイクスピアに関しては、東出氏も「だれがこのキャラ書いたんだ」ってぼやいてたから……

※5525386
ボーボボを読んで同系統の漫画書こうとするようなのも当てはまる

森くんのたまに見せる教養の高さ大好き
ギャップに殺られる

※5525321
たまたまどっかで見た良い台詞を得意気に使ったら用法が間違ってて赤っ恥なんて作者もたまに居るしねぇ・・・

漢籍に精通してるってところまでは一緒なのに、

清少納言
幼少期:うちの子天才や！と父親がキャッキャする。
宮中時代:直属の上司がめっちゃ評価してくれる。香炉峰の雪は簾を上げて見るのがマスト

紫式部
幼少期:男の子だったら良かったのにと父親にため息をつかれる
宮中時代:同僚から、あいつ、漢字読めるのひけらかしてるからマジ空気読めてなくね？はしたなくね？『日本紀の御局』って呼んでやろうぜ！される。

ってな感じで二人のスタンスが全然違うのも割とやむ無しというか。
紫式部日記のあの盛大な悪口も、職務上のことだけじゃなく、羨まけしからんみたいな心情が多々ありそう。言いすぎだけど。

当意即妙と評価されるような人間に憧れる

※5525352
知識のひけらかしはまぁブチキレられてもおかしくないやつやからな…
中国古典でも、君公のお付きになったある若者が、秦国の使者の謎掛けを誰も答えなかったので自分が解いたと帰宅したときに父親に自慢したら激怒されたなんて話もあるし。

※5525406
創作ではないが、大怪獣のあとしまつのプロデューサーのヒッチコックの引用とかひどかった。金払ってもいてる人相手に「たかが映画だから」はただ使いたかっただけの愚行

※5525392
いちおう結果や結末から逆算して疑似的な作者より天才なキャラも作れない事はないけど
それだってある程度の知識とか演出力とか要るしな

※5525327
ダーオカの剣術は正確にはどういう解釈なんだろう・・・

「頭妖精」は種族蔑視・差別になるんで教養か良識ある奴は使わないんだよなあ
キャストリアが「頭オーロラ」にアレンジしてただの悪口にしてたのはなるほどと思った

※5525321
大丈夫、史実の偉人の偉業や逸話を丸パクするって手もある。
カエサル以上の人物じゃないとカエサルを書けないって事もあるまい。

※5525408
女性だと周りが理解あるか、上にきちんとした形で召し出してもらうのがいいのはあるわね
…ってまぁそこは男性もあんま変わらないところではあるんだが。

曹大家レベルになればまぁ嫉妬とかそういうレベルのこととは無縁になるとは思う。

なぎこさんのバレンタイン

タマゴの中から出てきた紙には、ただひと言だけ。
『言はで思ふぞ』———
言葉にしなくても、あなたの事を想っています。

パリピな性格でみんなでワーキャーするだけの人かと思ってたら
くっそ重いチョコくれるなぎこさんホンマすこすこ侍

※5525334
むしろ、ある種の馬鹿でなければ天才たり得ないように思う。世の中や常識に迎合しなくとも気にしないという意味で、
そのすり合わせがうまくできない賢しい人は天才と呼ばれる前に潰れるイメージ。

ぐだぐだイベのラストであった阿国と高杉のやり取りが別にカップリング的な要素というよりも、高杉の遺言である「死後は墓前に芸者を集めて、三味線を弾いて欲しい」と彼の都々逸「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」の組み合わせだと聞いて、なるほどなぁと感心した。

※5525343
この表現月姫のフローチャートでも志貴が門限破ったシーンにも書かれてたんよな。夏イベのあのエピソード、というかなぎこさんの台詞書いたの誰か分からんけどきのこもあの台詞気に入ってるっぽい

若干記事の話題からズレる気がするが
何かしら正論を言う時に『論語』を引用する人に滅茶苦茶憧れる
「○○○であるべきです。孔子曰く、△△△」の構文が何だかカッコいい

>>832
崩し字の巧拙わかんないんだけど、これ上手いの？

※5525443
チョコ礼装も、絆礼装も、水着の方のなぎこさんのチョコ礼装も、ずっとぐだを励ましてくれてる内容なんだよなあ

なぎこさんのエミュの難しさは心底そうなんだが、キャットが理不尽に難しい
無駄に教養があって脈絡が読みにくいけどつながってるけど、素な感じでバカっぽいという

※5525410
そこら辺、中国の「才に溺れて自滅or失脚した」人間のテンプレだよねえ。
大抵、そういう人間って

１　子供のころから才人だったけどとにかく知識をひけらかす。
２　親や人望のある長老が諫めるけれども、当人は悔い改めない。
３　なまじ頭は廻るので主君は重宝するが、周囲の反感買いまくる。
４　自業自得で失脚＆族滅。

と、いう風に列伝で書かれがち。
まあ中国の列伝も、大抵テンプレで書かれることが多くて、暗君とか奸臣とかいうの、大体どの王朝でも似たような悪行をしている風に記載されている。

Fateキャラでエミュが難しいのも増えてるよな。
ドレイクみたいな豪快だけど矜持のあるキャラ、なぎこさんやシェイクスピアみたいな時に引用も必要な知性溢れる言い回しの文化人にナーサリーやオベロンみたいな物語から生まれたキャラ、キャットや藤村、スパさんみたくエキセントリックな言動も多いけど核心をつけるキャラと、ジャンルが絶妙に違うかんじの

※5525400
だとしてもトリ子は向上心や学ぶ意思は高い方かと
頭悪くても其れの有無は大きい、無知からくるコミュニケーションの問題もあるしね

ぶっちゃけ俺は
なぎこさん「セリヌンティウス死んだな、これ。」
俺「セリヌンティウス？誰？死んじゃうの？」
だったからな…

※5525346
※5525365
江戸時代って無駄の追求を競った粋人通人の伝説もあるけど、厳しい倹約令とかに対応しながら洗練された結果がいま一般的にイメージされる江戸文化でもあってな、現実的な問題とせめぎあうことも文化が奥深いものになるためのファクターじゃないかって思うのぜ。

※5525327
守破離が出来てこそ自流を確立出来るのであって、常識や基本も守れない奴は我流止まりで終わる訳なのか

ただこの手の型破りなタイプでも、
通常のintが劣るタイプのバカキャラと同様の失敗をしてしまう事もある
結局常道と違う道を行ってる事に変わりはないとういうか

教養を活かしてるといえばギャグ漫画日和すごかったよな
小学生の頃とかちょうどそこら辺勉強してるころだったから気にしなかったけど、聖徳太子の功績とか大人になって題材にもってくんの凄いわ

※5525365

でも時々バカな権力者が現れて愚民化政策取り出すこともあったけどね。
あと蘭学の禁止もひどかった。
「通訳は蘭書を読んではならない」って決まりのせいで通訳は会話だけで文字は読めなかったし。
そんな環境で解体新書を作った人たちはもう神じゃなかろうか。

むかしある若侍が狩りに出て雨に会い、ふと近くに家があると気付く。
蓑でも貸してもらおうかと若侍を家を訪ねる。
蓑を貸してくれと家の人に頼むと、家の人は一枝の山吹を差し出した。
からかっているのかと若侍は怒って雨の中を帰った。
帰って家来にそれを話をしたところ、家来は意味を察して

「七重八重　花は咲けども　山吹の　実の一つだに　なきぞ悲しき」

と古歌にある山吹の歌の「実の一つ」と「蓑一つ」をかけていたのだと説明する。
つまり「うちは貧しくて蓑すらないのです」と言いたかったのだと。
若侍はおのれの教養の無さを大いに恥じ入ったという。

芸人も頭が良くないと務まらないよね

※5525415
型月ダーオカは一応天才だから一度みれば型は覚えれて
それを我流にアレンジしてるので型破りでOKだと思う

教養の暴力といえばけものフレンズ２地獄説だと思う
聖書とダンテの神曲をよほど読み込まないとあれは作れない

教養ってマジで色々使えて、個人的にオススメなのが『ムカついた時に教養を用いた例えで気分を紛らわす』だね。
例えば記事関連で言えば、提出物が遅れる奴とか遅刻する奴に腹が立った時に「セリヌンティウス死なせちゃうタイプなのかな？」とか「最後に水のせせらぎ聞こえなかったかー！」とか思うだけで気分は軽くなる。

某ゴールドな不沈艦とか滅茶苦茶頭いいの伝わってくるからな…

サーヴァントの真名を予想している人達は、それができるくらいの知識を持ってて教養あるなあと感心している。

頭○○。一番酷いのは何だろう…？

※5525360
オタクとかマニアとか趣味人って本来そういうものだからな
好きなものをより深く知るために知識を集める
「これ知らないやつはニワカ」とかマウントとるようじゃダメなんだよな

やっぱり頭オーロラ発言の魔猪の一族がNo1だわ

ビートたけしも志村けんもタモリもさんまも松本人志も、全員メッッッタクソに頭良いからあれだけアホな事を誰でも面白いと感じるように表現できるんや

※5525514
印象に残っていなければそんなもんじゃね？

走れメロスは比較的ネタにされているから覚えている人もそれなりにいるだろうけど、教科書に載っていた話を全部覚えている人がどれほどいたかというとな。
ましてや題になっているわけでもないし。

受験勉強をするわけでないならば、面白かったものだけ覚えておけばいいと思う。

そういえば漢文か古文の教科書にこんな話があった。
役人を目指した人が教養がないとみっともないからとそちらの勉強をいろいろしたけど、本来役人になるために必要な勉強がおろそかになって結局試験に落ちたという話。

教養は確かに素晴らしいものだけど、こんな話もあったなとコメントしておく。

※5525403
ジャンプの編集者がすごいよマサルさんとかボーボボが流行った時新人募集で送られてくるギャグマンガがそれのサル真似ばかりになって
あの作風は誰でもできるようでできないんだよって嘆いていた

※5525392 逆にそのまんま突っ切ってしまうのも一つの手である

※5525375
ちょっと違うけどお笑い芸人がやってるいじり芸を真似して陰キャ(俺)をいじるDQNを思い出した。ノリ悪いなぁじゃねえよスベってんだよノって欲しかったらちゃんと面白い事をしやがれ

※5525408
人生の半分は親ガチャならぬ環境ガチャで決まるからな・・・。当時だったら半分どころか9割決まっちゃうんだろうな

※5525408
そこら辺は親の立ち位置もあるしな。
紫式部の父為時が花山天皇の師になることで入りかけた出世コースが九条流による天皇出家の策謀で閉ざされてること考えると式部の職場ってアウェーもいい所。
為時の立身の夢が達成されるのが男系来孫邦綱(平家政権期の権大納言)と紫式部の血を引く平重盛ってのがなんとも

平安鯖だから桜井さん担当かと思ってたけど
ぐだとの距離感の近さが桜井さんっぽく無いのよね
東出さんなんだろうか？

※5525408
紫式部がつらいのは、いろんな意味で清少納言が仕えていた『めっちゃ評価してくれる直属の上司』こと中宮定子のことを、当時の天皇・一条帝が、比べる者のないほど寵愛していたのが一つの原因であろう。

一条帝の中宮・定子は、当時の女性としてはかなり珍しい、漢文漢詩を解する女性。
というのも、母がガチのバリキャリで漢文漢詩くらいできて当然という人、そんな女性をどうしても妻にと望むような父（なお陽気なお酒好き）という家庭環境だったため。

定子はやはり漢文漢詩の分かる女房たちを集めて、知的な…しかし陽気な（例：清少納言）サロンを作り上げ、経緯は省略するものの、定子を初めての后として結婚した一条帝は、ものすごく溺愛した。
その仲の良さは、他の貴族が側室を送り込むのをためらうほどで、そこで一条帝の『妻の理想像』がかなり形成された可能性がある。

その後、定子の父・道隆が病死して、その弟（定子にとっては叔父）の道長が勢力を伸ばすために、娘の彰子を当時ギリ成人と見なされる12歳で后の座にねじ込んだが…
幼くて、一条帝には「並ぶと自分がおじいちゃんみたいだ」と言われる始末（一条帝も当時21歳なのでそこまでじゃないはず（まぁお父さんくらい）だが、最愛にして初めての妻・定子が年上（といっても当時24歳）のせいもあるかも？）。
また彰子の方も、生まれつきの性格か、それまでの教育のせいなのか、夫で仮にも天皇の一条帝にツンツンして、琴の演奏しながら声を掛けられても目をそらす（そんななので、一条帝はやっぱり定子のところに行く）など、そりゃ上手くいかんわなぁというありさま。

で、早急に対処したい道長が、娘の教育係として白羽の矢を立てたのが、陽気な派手好き男の未亡人で、漢文に明るい紫式部。
つまり『漢文漢詩の話題で（定子サロンとの差が最低でもあからさまじゃないレベルには）一条帝と楽しく盛り上がれる、知識と知性ある后（とそこに使える女房達）教育』のために呼ばれた…

はずなのに、「知識ひけらかす女とかダメでしょ？常識的に」みたいに同僚から当てこすられるとなれば、紫式部としては立つ瀬がない、どころの話ではない。
個人的には漢文漢詩は好きでよく学んでいたことで、そういうので（最上位の上司≒天皇から）評価されうる者として（道長から期待されて）雇用されるとなれば嬉しいことのはずなのに、いざ職場に出てきたら最も身近な同僚からは「学問できるとかうわぁ…」みたいな。
つらい。

※5525468
彼の生まれを考えると、それでこれなら相当うまいと思う。

※5526140
道長が悪いよ、道長が。

定子のサロンに対抗すべく女房集めたのはいいけど、人員採用のセンスが定子やその父道隆と比べて、ええまあうん。
集められたのが良家の娘達ばかりだったもんだから、仕事はしないが悪口だけはいっちょ前に言うという。教育どころじゃねえ。(まあ、赤染衛門とかもいたけど)
公達には「彰子サロン、定子サロンと比べてつまんない」とか言われ、一条帝の足はますます遠のき(定子の死後でさえ)
道長には「先生、原稿まだですか？娘の教育よろ。ところで今夜どう？」

・・・よく胃潰瘍とかならなかったなあって、紫式部

※5526210
そんな環境の中、源氏物語を執筆して、帝から「続きハリー！ハリー！」と急かされるようになるんだから凄いなと思いつつストレスとプレッシャーは半端なかったと思う
光源氏や女達の言動も当時の読者から大受けするよう試行錯誤したかと思うと、当時の人間の感覚や知識を持った上で読み返したくなる

なので完読した人が色々分かっている上で敢えて「光源氏ってクズだわー」と言うのは別にいいんだが読んでない人が夢小説ｗとかBLとか紫式部は腐女子ｗとか言ったりしているのを見るとすごく複雑な気分になる

※5525332
いつも思う
俺だってちゃんと学ぶまでは意味不明って思ってたからしょうがないことではあるんだけど、キュビズムを馬鹿にしたり俺でも描けるぜｗとかいう人見ると全力で否定したくなる

写実的に描くこと＝絵が上手いって図だけを絶対的だと無意識に思ってる人が多いけど（写実的なのはそれはそれですごいこと）、結局それは現実の切り抜きで写真技術に対しての下位互換になってしまう
絵にしかできないこと・絵を描く人間にしか起こせない概念として「現実(写実)では一方向からしか見れない(表現できない)けれど絵であるなら右を向いた顔の見えない反対側も一緒に描くことができる」というのはマジで頭殴られたくらいの衝撃受けたよ

※5525531
山吹は中国原産の雌雄別株の植物。
（オシベのある＝花粉を作る雄花が咲く株と、メシベ＝種ができる雌花の咲く株が別、という意味）
日本には、観賞用に雄株…特にオシベが変形して花びらになり、八重咲きになった華やかなものが喜ばれ、輸入された。

そんな経緯から、日本に咲く山吹は、どんなに咲いても種ができない＝実が付かない、というのは当時の（庭園を多少なりとも楽しむ嗜みのある）人にとって常識だった。
というのが前提にある話。