『Fate/ステイナイト カフェ』第27話感想 料理人としての理想を求め続けたアーチャーと士郎がアンリミテッドクッキングワークスで今こそ決着をつける時
なんか心象風景がおかしい
けどステイナイトカフェの士郎の未来の姿ならおかしくない。
風雲イリヤ城~とつげきアインツベルン~的にもおかしくはない。
即ちこの漫画における士郎の理想とは料理人としてすべての人を幸せにすることである。
アーチャーもかつては料理人として世界とお店を巡って料理を作り続けた。
どんどん作った。もっと食欲を満たし、もっと美味いものを。またさらに美味いものを
さらにさらにさらにうまいものを。行き着いた先が高級食材であった。
お店をクビになりました
そりゃお客様の幸せだけ考えてたらオーナーからは煙たがられるよネ。
だがアーチャーはその道を信じて繰り返して繰り返してついには…
2431もの店をクビにされて行き着いた英霊となった。
いやホントにどこの英霊だ!
そしてぶつかり合う士郎とアーチャー。
高級食材のアーチャーと安価な食材による士郎とのまさかの料理勝負となった。
料理には第三者の判定が必要だ。
そう、二人の戦いを見届ける上に士郎のご飯といえばセイバーさんしかおるまい。
決着はつかなかった。そう料理人の理想に決着などないのである。
とりあえずセイバーさんは現世もカムランの丘のも町娘のイフも満場一致で二人の料理を支持。
どれだけたくさん料理を作っても決着という答えなんてものはないのだ。
だが答えなどないと知っていても理想の果てを求め続けて士郎は料理を作り続ける。
二人は延々と料理勝負を繰り返し、ついにアーチャーは負けを認めたのであった。
アーチャー師匠エンド
己を超えたものを見守るというカタチで収まってめでたしめでたし。
ワカメはカフェで忙しいしギルガメッシュも不在だしでアーチャーが消える理由もない。
まさかのハッピーエンド。こうして士郎をビシバシしごいていくのであった。
もはや聖杯戦争は行方不明だが物語はどんどん進んでいく。頑張れ士郎。
シロウの作る料理ならなんでも好きですよ。私は。