『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第50話感想 少女の思い出を打ち捨てるは神々の黄昏。倒す為ではなく救うためにイリヤは雷の嵐の中を突き進む
明かされるジュリアンとベアトリスの記憶。
こんなに取り乱して必死なジュリアンは初めて見る。
状況的にはやはり士郎にとっても全ての始まりとなったあの災害だろうか。
ジュリアンもベアトリスも最初は普通の子供達だったというお話です。
暴走するベアトリス
というわけでフラガラックに貫かれたベアトリスは生きていました。
だが生き残った…とは少し違う。雷神トールの神核は確かに砕けた。
そう、砕けたのは雷神トールの神核。だから真名解放されたミョルニルもキャンセルされた。
肝心のマグニの神核は無事だったのだ。
マグニはミョルニルと一緒にトールの神核も受け継いでいた神霊。
フラガラックでトールの神核と一緒にベアトリスも一度は死んだ。
だがもうひとつのマグニの神核に切り替わりと一緒にベアトリスは蘇生した。
なんとも反則的な仕掛けだが神霊ゆえに仕方がない。
しかしそれによりベアトリスは獣のように暴走していくことになる。
神話の再現
トールの神核と一緒に雷神としての性質もミョルニルの所有権も消失したベアトリス。
それによりミョルニルは無差別に雷を撒き散らす大災害と化した。
イリヤもバゼットも、ベアトリスでさえもこの災害に翻弄される羽目になる。
現代でとんでもないもの再現されて冬木はいつも大変である。もう慣れっこレベルか。
バゼットさんのルーンがまたしても活躍。
相手が制御も出来ない暴走状態ならば防御に徹すればよいと。
あとは相手が自滅するのを待てばいいという作戦。
バゼットさんこの神話の戦いに魔術師としての技で参戦できるとか半端ない。
イリヤも自分に何も出来ることはないと納得しかけた時…
見てしまったベアトリスの涙
ベアトリスの大切な記憶(おもいで)
それもジュリアンとの大切な記憶である。
この記憶を見るとジュリアンって正義感ある普通の少年に見える。
やはり士郎と似たもの同士なんだなって感じがするね。
雷はベアトリスの記憶を消費して放出される。
つまり自滅するのを待っていたらどうなるか?
それに気がついたイリヤの行動は早かった。
イリヤはベアトリスを救うために前に進む
そう、勝つためではなく誰かを助けるのがイリヤの戦い。
全てを救うというのはそういう戦いなのだ。
イリヤがどんどん正義の味方っぽいこと出来るようになるのは嬉しい。
そしてより困難な道を選ぶ姿を応援したい。
そんなイリヤを助けてくれるのがバーサーカーというのが熱い。
世界が違ってもイリヤと繋がってくれるこの英霊にただ感謝を。
ジュリアンとベアトリスの馴れ初め。
最初はお互いにただ隣のクラスの人だったがいじめっ子の撃退で親しくなったのだ。
こういう台詞ポンポン言えるあたりこのまま成長したらさぞ女性を泣かせる男になったろう。
こうして内気なベアトリスは今のベア子へと近づいていくことになったと。
っていうかベアトリスはジュリアンや士郎とは同世代なんですよね。
普通に成長してたらどんな美少女に成長したのだろうか。
その未来は閉ざされてベアトリスは今も小学生の肉体で戦っている。
それにしてもベアトリス・フラワーチャイルド(仮名)だったなんて。
本名は花子とかだったりするんですかね。小学生らしいネーミングだね!
イリヤはベアトリスを救うことに成功
ジュリアンが好きだという気持ちすら失われそうなその時にイリヤは間に合った。
二人の狂戦士の戦いはカードの強制排出という形で決着でした。
ベアトリスが助かってよかった。
イリヤが彼女とも友達になるとこ見たいなーって思える決着でした。
しかしエインズワースの闇はまだまだ深い。色々と油断は出来ない。
そして次回の引きにジュリアンの居場所に先に辿り着いたのはクロと美遊。
言いたくないんですけど…これイリヤたちが来るころにはピンチになってそうな気がする!
いよいよジュリアンとの直接対決。
さて彼はどんな戦いをするのか…見届けていきたい。
FGOの二部二章のタイトルを思い出した