『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第51話感想 青春を覆い尽くす闇の帳。絶望のジュリアンをエインズワースの呪縛が更なる地獄に突き落とす
コンプエース2018年5月号より
ベアトリスとの戦いは決着した。
彼女はこの戦いで自分の役目をすべて終わらせるつもりだった。
そのベア子の覚悟をイリヤの覚悟が上回った。
敗者となったベアトリスは憑き物が落ちたかのようである。
勝者であるイリヤはもらい泣きである。
プリヤのイリヤは本当に感情表現が純粋でいい子すぎて応援したい。
イリヤが見たのはベアトリスの生前の最期の光景だった。
それは少年少女の青春のメモリーの一幕。
ほらよくあるじゃないですかラブレターとか放課後の呼び出しとか。
よくあるよね?…えっ 管理人?そんな経験はない。
ジュリアンもそんな経験とは無縁だったようで愚鈍さを発揮。
こういうところもなんだか士郎と似ている気がするぞジュリアン。
このベア子の告白が成功してたらどうなっていただろうか。
ジュリアンの家の事情もあるからお付き合いは難しいのだろうか。
そんなことは知らないベア子は勇気を出して告白するのだが…
そんな大切な日と惨劇の瞬間が重なってしまった
かなりの重傷を負ってしまったベア子。
もはや助からないのではと思うほどの惨状だがジュリアンは諦めなかった。
諦めないが、力がどうしても足りなかった。
どうすることもできないままベア子の命の灯火は小さくなっていく。
だがジュリアンにとって本当の地獄はこれから始まる。
ジュリアンの体に起こる異変。
あの闇の災害はジュリアンの父や姉の命をも奪っていた。
そしてエインズワースの呪いはジュリアンが背負うことになってしまった。
目の前に助けたい人がまだ居るというのに突然の出来事。
最後に見た好きな人の姿が変わりゆく姿とかあまりにも哀しすぎる。
というわけでベアトリスは倒され、ジュリアンの過去も明かされてきた。
ジュリアンを救うことがイリヤにはできるのかと思えば過去話も含め先が気になる展開ですね。 ところで生前のアンジェリカお姉さんとか見てみたいデス。
痴漢魔術……なんて恐ろしい…