アニメ『Fate/stay night[UBW]』第8話感想 士郎の歪さが徐々に浮き彫りに!大惨事の中で淡々と行動する士郎と一人前の魔術師なれど中身は本当に年相応の女の子な凛
こんな凛を見たら誰だって守りたくなる
片腕が剣そのものになってしまった士郎の悪夢。
それにしても士郎の叫びはいつ聞いても本当に痛そうなのが伝わってきますね。
声優さんの杉山紀彰さんの士郎の演技は本当にすごいや。
ツンツンしてそっぽ向くセイバーさん
士郎さんがアーチャーの剣を真似たことにセイバーさんおこです。
謝る必要はないと言いながらも隠せない嫉妬とか不満が顔に出るとか可愛すぎでござる。
そして士郎くんセイバーさんに拗ねられても二刀を使いこなす練習に励むのであった。
前回はアーチャーの剣なんか大したことないと言っておきながらも参考にしているんだからまったくもう。
後藤君!後藤君じゃないか!
金髪じゃないから最初分からなかったけどこのござる口調といい喋っているセリフといい
そして今回のEDでのキャスト一覧といい、彼は間違いなく後藤君でござる。
まあ後藤君のことだから、きっとまた何かに影響受けて黒髪にしちゃったんでござろうよ。
ゲーム設定画の後藤君と並べてみると眉の形といい髪型といい面影はきっちりある。
ちなみにあの後藤君のフルネームは「氷室の天地」で明らかになったものだったりするぞ!
あれはまだひむてん1巻も発売してなかった懐かしきあの頃。
2007年も終わりに差し掛かった時の連載で大公開された名前なのだ!
名前の元ネタはこのポーズ見れば分かる人にはわかるであろうてw
ちなみに作者の磨伸映一郎さんが奈須さんと2人で考えたちゃんとしたものなのである。
後藤君と話してるとワカメも士郎に声をかけてくるが、見事に余裕が無くなっている。
ここちょっと原作と台詞が違うのでワカメの様子がおかしい理由はちょっとわかりづらいかも。
まあ他のクラスメイトも居る教室でサーヴァントがどうのとか言うわけにもいきませんしね。
原作では言ってましたけどねw アニメでは配慮したという解釈でいいのかな。
でもワカメがあんなふうに妙な笑いを終始してたら流石に一般のクラスメイトも不審に思わないかなw
特に、授業中はずっとニヤニヤしながら士郎見てる、お昼休みは士郎の机を見てニヤニヤしている
これはちょっと誤解されかねないぞw
凛のジト目可愛すぎ問題
待ち人に対してやきもきするその仕草がもう可愛すぎる。学園のアイドルか天使かね。
当の待ち人である士郎はこれっぽっちもわかってないのがもうねw
お昼を一緒にとろうとしているのを察せないとかあんぽんたん呼ばわりも仕方ないわー。
しかも他の生徒たちにすごい注目されちゃって下手したら次の日は噂になるレベル。
そろそろアニメからFateに入った皆さんも忘れてる頃かもしれないが
凛は学園でも有名なお嬢様優等生にして美少女なのである。
その仮面がはがれちゃったの学校の皆に見られちゃったって?
大丈夫だ、その記憶はもう消えた。学園じゃ今でも凛ちゃんは優等生、いいね?
そうでなくともこの後に生徒全員に降りかかる不幸を考えると本当に忘れちゃっている可能性は大。
その不幸とは、他者封印・鮮血神殿(フラッドフォート・アンドロメダ)
そう、この結界発動こそあの言峰さんも学校生徒全員が衰弱してるって事態
どうやったって誤魔化しきれんって涙目だったあの事態である。
見ての通り大惨事だが、本来の性能は内部の人間を溶解させるともっとエグかったりする。
ちなみに結界の中は真っ赤っかだけど外から見たら何も変わってないという仕様です。
生徒たちが溶解してないとはいえ酷い有様なのは変わりない。
あまりの惨状にうろたえる凛は反応もすごい女の子っぽさが出ていて動揺の程が伺える。
対して一般人であるハズの士郎は淡々と現状を把握して行動出来ています。
それもこれも全ては子供の頃に経験したあの地獄の光景からきているのだ。
日常を生きてきた士郎のほうが死体を見慣れているというのも何とも皮肉な話である。
一方、ワカメはこの小躍りして喜んでたのであった。
転移したセイバーさんのシーンすごいかっこいい。
現れた時の荘厳さもさることながら一瞬で竜牙兵たちを切り伏せる動きもすごい。
モップ振り回す士郎もこれまたカッコイイから困る。
原作だと椅子の脚を折って強化した武器の二刀流で戦うんですけども
アニメでそれをしないのは後々のシーンで士郎が双剣使った時のインパクトを上げるためだろうか。
そんな勇ましく戦っている士郎だけど凛が宝石取り出した時の反応が面白い
一度経験しているからか、危ないもんが出てきたヤバイとばかりに下がるんだものw
やはりこの二人は一緒にいるだけでも見ていて楽しい。
凛を狙った竜牙兵にマジギレする士郎くんが見られなかったのは残念でござる。
代わりというか桜の様子を真っ先に確認しに行くシーンが追加されてましたね。
桜は気絶してましたけど、本当に気絶しているのかなと邪推した管理人をどうか許して欲しい!
さよなライダー
ライダーさんの最期はなんというかエグかったですね。
原作の一撃で首を引き千切られたという地の文もエグかったけども
あらぬ方向に曲げられたライダーさんの首がぐるんと戻るのもこれまたすごい衝撃。
壁に磔にされて絶命しているのといい、下手人はどんなやり方でライダーを狩ったのだろう。
こんなナイスバディで可愛らしいのに、いきなりお亡くなりになったライダーさんですが
劇場アニメ化したFateのほうで獅子奮迅の活躍をするので乞うご期待である。
そして、あの調子に乗っていたワカメもサーヴァントも失ってしなびてしまった。
声優さんの小物演技が素晴らしすぎてワカメのキャラが立ちまくりですよねw
弱々しいワカメだが凛に小突かれ色々と言われたらちょっと元気になったでござる。
そして情報を得る前に逃走を許してしまうのであった。
しかしもうサーヴァントを失ってるし大したこともできないであろうという認識も間違いではない。
どこかではぐれたサーヴァントと契約できれば話は別だが
ワカメのダメマスターっぷりも明らかになったし、そんな幸運あっても契約するもの好きも居まい。
うん、普通ならこれで退場だよ退場。…普通ならね!
最後は士郎の異常さに気づき始めた凛がそれについて問いかけるシーン。
士郎も士郎で凛が本当に年相応の女の子なんだって事を理解したんですよね。
お昼の時はものすごく察しの悪かった士郎だが、
ここでは声を落ち着けて凛を安心させようとするかのような気遣いを見せます。
こうしてお互いが相手の内面に目を向けるとか大好物である。
これから凛も士郎のことを知ろうとどんどん切り込んでくるのがとても楽しみですよ。
終わってみると今回は士郎の歪さを大きく取り上げてくれた話でしたね。
特に凛と士郎の反応の違いをしっかり描写されてて伝わりやすいものでした。
次回はある二人のちょっとした諍いと士郎がある男の子に迫るっぽい。
キャスターのマスター判明はもう少し先になるのかな?
>>士郎がある男の子に迫るっぽい。
ミミちゃん「ガタッ!!」